多読は効果のある”楽しい英語学習法”として、定評があります。
でも本がいっぱいあって、しかもレベルがまちまちだからどの本を選んでいいかわかりませんよね。
多読の初心者の人は、絵本から入るといいと思います。
理由は絵があって”簡単”だから。初心者から安心して学習できます。しかも大人が読んでも面白い!
以下、おすすめの絵本を紹介します。絵本は難易度が易しいものが多いから、どのレベルの人でも、楽しみながら勉強できますよ。
【絵本のポイント】
- やさしい単語が多い
- 大人も子供も楽しめる
- 楽しい上に、英語力がつく
- 絵がついているから理解しやすい
「Where The Wild Things Are」
時間10分くらいで読める分量で、可愛らしい絵とカラフルな色が特徴。怪獣も登場するけど、おどろおどろしい感じではなくて、ひらがなのひょうきんな「かいじゅう」のイメージ。
わからない単語はほとんどありませんでした。少しだけ難しい単語も(gnash : 「歯を」きしませる)。文法も簡単な文章が多いから、英語初学者から上級者までどんな人でも楽しめると思います。
スパイク・ジョーンズ監督が映画化しているので、絵本で興味を持った人は是非。
「Curious George Rides A Bike」
好奇心旺盛なおさるのジョージが、元気におもむくまま動き回る作品。
英語の難易度はというと、ほとんどの単語が簡単で中学生でも読めるくらいのレベル。物語では例えば、「“He rides a ball!”」との英文とともに、おさるのジョージがボールに器用に乗っている絵が描かれている。他にもジョージが凧や風船につかまって空を飛んでいて、いちいちチャーミングで愛おしい。
「Where The Wild Things Are」よりも文章は多いですが、ページ数が少ないからすぐ読み終えられる。5分くらいで読める分量。
おさるのジョージが可愛らしくて、その動作を英語で表現されてて、英単語が強烈に覚えられると思う。
「Corduroy’s easter party」
復活祭にむけて、「くまのコールテンくん」がおめかしをして身支度を整えていく様がなんとも愛おしい作品。
復活祭の「イースター・バニー」についての絵本で、「復活祭のウサギ」を知らない人は興味深く読めるはず。ちなみに「復活祭のウサギ」とは、復活祭の卵(イースター・エッグ)を運んでくるウサギのキャラクターだそう。
難易度は、中学生2〜3年生くらいのレベル。
文章量は上記の絵本よりも多く、絵とともに40〜60単語の文章が差し込まれています。複雑な構文はないから理解しやすい。絵があることでより理解が深まること間違い無し。
「Green Eggs and Ham」
「Sam-I-am」というキャラクターがひたすらグリーンの卵とハムとオススメしてくる作品。「Sam-I-am」のひつこさといったら、もうね…でもなにか憎めない。しつこさがループになっていて音としても面白く、音読しても楽しめる物語だと思います。
語彙も簡単で、中学生でもすらすら読めるようなレベル。わたしは5分くらいで読み終わりました。
いつのまにか彼のとりこになってしまう、なぜか彼のことが気になってしまう、スルメのような絵本でした。
「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」
文章がなんどもなんども繰り返される。そのリズムが最高でクセになる絵本。絵のタッチも独特で切り絵?のようなタッチで、動物がいきいきと描かれている。
語彙はとてもやさしく、この記事のなかでも一番低いレベル。文章量も少なく3分くらいで読み終えました。
「Everyone Poops」
動物・人間のうんちについて、コミカルに描かれた作品。下品にではなく、楽しくなるように工夫がほどこされていて、「くくっ」と微笑がこぼれでしょう。どの動物がどんな形のうんちを、どこでやっているのか詳しくなれますよ。
語彙も易しく、「poop」という単語さえわかれば乗りきれるはず。分量も短く、5分くらいで読み終わりました。
絵本のあとは、洋書や映画で勉強がオススメ
絵本のリーディングに慣れてきたら、少しずつに負荷をあげていくと力がつく。オススメは洋書や映画で勉強する方法。そのとき英文解釈を学ぶんでから、洋書を手にとるとすらすら読めます。以下の記事で詳しく洋書・映画で英語を学ぶ方法を紹介しているのでぜひ。






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