みなさん「特殊と普遍の違い」がわかりますか?
新聞や大学入試の文章でもよく使われる表現ながら、しっかりと理解している人が少ないところ。
頻出表現ですから、意味を正確に覚えて置かなければ、文章の意味もつかめなくなってしまうんです。
そこで当記事では「特殊と普遍の違い」を例文や対義語を挙げながら解説していきます。
特殊とは
特殊とは、「他のものと共通点がなく、異なること」です。
【特殊とは】
→ 例外的なこと
普遍とは
普遍とは「いかなる時代・場所でも共通のもの」のこと。
普遍は「共通である」ことは、例外がないことでもあります。
【普遍とは】
→「いかなる時代・場所でも共通のもの」
普遍の例文
普遍の例文をみていきましょう。
【普遍の例文】
→「わたしとあなたは人間であることは普遍的なこと」
普遍的の意味をわかりやすく
普遍的の意味をわかりやすく言うと「共通している」ということ。普遍と同じ意味です。
「普遍の意味」の類義語
「普遍の意味」の類義語は「一般」です。同じような意味ですが、違いもあります。
それは「普遍」は例外を想定しておらず、「一般」は例外があることを想定しているということ。つまり、「2+2=4」は普遍で、例外はありません。答えは4しかないということです。
特殊と普遍の違い
上述のように「特殊と普遍の意味の違い」は正反対ですから、反意語になります。
「特殊」は例外的であり、「普遍」は他と共通することでありますから。
【特殊の反意語】
→ 普遍
普遍的の対義語
普遍的は普遍と同じ意味ですから、普遍的の対義語は「特殊」です。
「特殊と普遍の違い」が詳しい参考書
「特殊と普遍の違い」が詳しい参考書は『現代文単語げんたん』と『高校生のための評論文キーワード100』です。
『現代文単語げんたん』はイラストがありますから、イメージがつかみやすく初心者に向いています。
『高校生のための評論文キーワード100』は解説の量が多く、哲学的な内容まで理解をつなげられるのが魅力。
現代文の理解をより深めたいかたにオススメです。