仕事や就職で、TOEICスコアが必要になっていますよね。TOEICスコアが昇進のカギとなるのもめずらしくありません。
重要な要素にもかかわらず、TOEICスコアってなかなかアップしませんよね。わたしも当初、ガムシャラに勉強をこなしていました。計画がないからスコアは思ったように上がりませんでした…
TOEICのyoutubeをみたりTEDをみたり、いろんな対策をしましたが、一番効果があったのは定評のある「参考書」をつかうことでした。参考書を変えると、リーディングの時間内に全問解けるようになったし、リスニングのスピードにも対応できるようになりました。スコアが伸びなかった理由は、レベルに合わない本を背伸びして使っていたから。
このようにスコアが上がらない理由は「参考書選び」が間違っていることが多いです。とくにTOEICの参考書は山ほどあって、ヒントがないと選びきれませんよね。
大学図書館で本が自由に読めたから、60冊TOEIC本を比較。なかには使いこなせなかった本もあります。そこで60冊から、【参考になった参考書を厳選】しました。
少ない冊数で「目標とする点数」を突破できるように選抜。順番に取り組めば基礎からガッシリと力をつけられ、TOEIC800点突破できるように設計してます。わたしはこの5冊を徹底的にやりこみ2回目の受験でTOEIC855点を取得できました。
当記事では、短時間で800点を突破できるおすすめTOEIC本を紹介していきます。
【参考書を選抜する理由】
- 少ないから、短時間で効果がでる
- コスパがイイ、計画も立てやすい
- 参考書を多くやるより、5冊をやりこんだ方が効率的
模試は「公式問題集」がおすすめ
TOEICの勉強は、模試にはじまり模試に終わるといってもいいくらい。模試を制するひとはTOEICを制します。
どんな資格試験でも、とにかく本番と同じ形式の問題集を解くのは最重要。まず試験の傾向を知らないことには対策もできません。
この模試はTOEICから公式にだされているもので、本番と同じ傾向の問題を解くことができます。他にも模試形式の参考書はありますが、はじめて受ける人にオススメなのはやはり「公式」のもの。公式の問題集で使われた語彙や表現は、「本番」でもよく使われるから、やって損はないはず。
TOEICの傾向は少しずつ変わっていってるため、最新版の公式問題集から解くと思います。現在「6」が最新です。わたしは「6」が終わると「5」を解くといった具合に、新しいものから順に取り組み、合計4冊解きました。
2、3冊解くと自身の不得意なパートがわかるから、対策も立てやすくなりますよ。わたしはリスニングが弱かったため、音読・シャドーイングを重点的に取り組みました。英語の勉強法について不安があるかたは以下の記事を参考してください。
【公式模試のポイント】
- 公式だから、試験と同じ傾向で解ける公式問題集の似た問題が、本番でも出題される
- 公式問題集の似た問題が、本番でも出題される
- リスニング・リーディングどちらもまんべんなく学べる
- 公式問題集の似た問題が、本番でも出題される
単語帳は「金のフレーズ」・文法は「文法特急」がおすすめ
「時間が少しある人」にオススメの2冊は、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」と「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」です。
推薦理由は、どちらもとにかく”薄い”こと。コスパも素晴らしい、言うことなし。
「文法特急」はコンパクトなのに、効く!
この薄さからは考えられないくらい、中身がぎゅっとつまってます。厳選されているわけはどちらの著者もTOEIC満点だから。TOEIC満点講師の「手軽、効率的、体系的」な講義を読める一冊。
わたしが得点に直結すると思うのは、本書の解説部分の枠でかこわれている部分。TOEICテストの直前期はココを重点的に復習しました。ぎゅっと頻出事項がまとめられてて、テストにこれでもかってくらい出題される。
例えば「〜にもかかわらず」という意味をもっている単語を品詞の観点で線引きされています。
despite / in spite of[前置詞] VS. though / although / even though[接続詞]
他にも
presentというスペルで形容詞的機能を持つ単語もあります。
in the present situation 現在の状況では
I was present at the conference. 会議に出席していた
と記載されています。この枠の部分は要チェック、試験によく出ます。
「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」はその名の通り、文法に特化した参考書。TOEICのパート5、6に効果があります。パート5と6をはじめに勉強するのは、もっとも点数に結びつきやすいから。
文法はやったらやった分だけ、比例して点数が伸びていきます。試験まで時間がなくて、とにかく点数あげたい人にはこの一冊がもっともオススメ!
一方で、リスニング短期的に点数を伸ばしづらい分野。とくにはじめた当初はなかなか点数にあらわれにくい。TOEICの優先順位イチバンは「文法、文法、文法」。
「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」はシリーズになっていて、「文法特急2 急所アタック編」もあります。問題の重複がないから、次に「急所アタック編」は取り組むとスムーズですよ。
「金のフレーズ」は、TOEICを底上げする
「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」は、TOEICにマトを絞った単語帳。
本書の特徴は、なんといっても”頻出単語が1000語”に選びぬかれていること。しかもその見出し語の例文は、ミニマルフレーズになってる。余分な部分がそぎ落とされてるから、大事な部分だけを覚えられますよ。システム英単語が、TOEICバージョンに変わったらきっとこんな感じ。この単語帳をなんども繰り返すことで、リーディングにもリスニングにも効果がでます。フレーズをそのまま覚えると文法にも結びつきます。リスニングもリーディングもUPさせてくれるのが、本書が人気の理由。
見開きになっていて、左ページに例文、右ページに「見出し語」と「見出し語の解説」が書いてあります。
本書の使い方としては、まず見出し語を覚えて、音声と一緒に「例文」を覚えるといいでしょう。音声と一緒に「音読」できるともっとイイ。音読するとリーディングもリスニングにも効果がでますよ。
時間に余裕があるひとには、右ページの「見出し語の解説」も読んでほしいです。ココに得点源ねむってます、ほんとに。試験直前はココを集中的に読むと、TOEICスコアUPが確実。
【「次の2冊」のポイント】
- 文法特急をやったらやった分、点数アップ。文法は点数になりやすいパート
- 金フレはリーディングにもリスニングにも効く
「非」公式模試は、公式と遜色なし
最後の一冊は、模試です。TOEIC対策は、模試にはじまり模試におわります。
最近「非公式」模試は「公式」とあまり差がありません。それくらいクオリティが高いです。非公式の方が安くて、たくさん演習ができるからオトクとも言えます。定評があるものとしていくつか紹介します。このうち一冊でも真剣に取り組めると、TOEIC点数UPかくじつ。
「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問」
「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問」の著者であるヒロ前田さんはTOEIC参考書を数多くだされています、しかもどれも良書なんです。ほかにも「究極のゼミ」シリーズが好評です。TOEICのパート別の対策本で、弱点のパートを重点的に学べる話題の本。
「TOEIC L&Rテスト至高の模試600問 新形式問題対応」
「TOEIC L&Rテスト至高の模試600問 新形式問題対応」をやった感想は、「本番のテストよりも少し難しい」と感じました。リスニングのスピードも早い。難しめの模試を受けたい人におすすめ。
「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2」・「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2」
「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2」も「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2」も良問が多い。量がどの模試よりもこなせるから、演習にもってこい。
わたしはこちらの「リーディング2」にやりこみ、リーディングのスピードをあげられました。量があるから、試験慣れに最適な模試だと思います。
【模試の勉強法】
- まず一冊をじっくり取り組む
- 復習は音読・シャドーイングをする
動画で学習したい人には、【スタディサプリ TOEIC】
動画で学習したい人には、「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」がおすすめ。パソコン・スマホでTOEICの学習が完結するからすきま時間を有効活用。
体験者のTOEICスコアが急上昇したことで話題ですが、「ホントのところどうなの」って思っている人も多いハズ。リアルな体験を伝えるため実体験してみました。「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」を実際に体験した体験を以下の記事で紹介しています。
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