英語リーディング教本選びで失敗しない!青と黄の違い、使い方、評判を完全ガイド

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この記事では「黄リー教」と「青リー教」について、くわしく説明していきます。

ところで、『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(通称:黄リー教)』は2022年の英語話題本ですが、内容・レベル・使い方が気になりませんか?

また『基本からわかる英語リーディング教本(通称:青リー教)』との比較や、どちらを買うべきか気になる方もいるでしょう。

ふたつの本は通称、表紙の色から黄色が「黄リー教」、青色が「青リー教」といわれています。

「黄リー教」と「青リー教」はどっちからやればいいかザックリ言うと「基本が身について」ない方は「黄リー教」で、大学入試などで基礎力がある方は「青リー教」がいいでしょう。

2冊ともやれば、読めない英文ほぼなくなるよ〜

『黄リー教』でも次のように『青リー教』が推奨されてあります。

本書を繰り返しやって、自信がついたら(完全な自信がなくても、ある程度の自信でよいです)『基本からわかる英語リーディング教本』をやってください。

つまり「黄リー教」で英語力を底上げして、その演習として「青リー教」をやるというイメージ。

スポーツの部活で例えると、「黄リー教」は「基礎練習」で、「青リー教」が試合です。上達にはまずは「基礎」が重要なのです。

練習もやらず「試合」ばかりやってもうまくなりません。かといって「練習」ばかりしても「マンネリ化」してしまいますよね。

よってこの「基礎をやってからの本番」という「順番」が大切なのです。

では「黄リー教」と「青リー教」についてみていきましょう。

黄リー教 青リー教 学校で教えてくれない英文法
記事はこちら
レベル 中学レベルから 高校レベルから 高校〜大学レベルから
英語やり直し向きか?
TOEIC対策向きか?
洋書が読めるようになるか? ◎ ◎ ◎ ◎
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この記事でわかること
  • 「黄リー教」と「青リー教」の特徴・効果・使い方
  • 「黄リー教」と「青リー教」の評判
  • リー教と『英語のハノン』の相性
よくあるご質問
Q. 「黄リー教」と「青リー教」の違いは何ですか?
「黄リー教」は中学レベルから基礎をしっかり学び直す本で、「青リー教」は高校〜大学レベル向けで、より高度なリーディング力を養います。
Q. どちらを先に学ぶべきですか?
+
基本が身についていない方は「黄リー教」から始め、「青リー教」は基礎力がある方にオススメです。
Q. どんな人に向いていますか?
+
「黄リー教」は英語をやり直したい方やTOEIC対策をしたい方にオススメで、「青リー教」は英語の基礎ができている方に向いています。
Q. 「黄リー教」をやった後はどうすればいいですか?
+
「黄リー教」で基礎を固めた後、「青リー教」を使ってさらに実力を伸ばしましょう。
Q. どのレベルから始めるべきですか?
+
中学レベルの英語が分かる方は「黄リー教」から始め、高校生以上なら「青リー教」を試すことができます。
Q. TOEICのスコアアップに効果はありますか?
+
はい、「黄リー教」で英語の基礎力がつくため、TOEICのリーディングセクションで大いに役立ちます。
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英語リーディング教本の効果

『英語リーディング教本』の効果は、ほぼ全ての英文の構造を正確に理解できるになります。

すくなくとも英文中でわからない英単語があっても、辞書を引きさえすれば英文の意味がすぐつかめるようになるのです。

本書にもつぎのように書かれてあります。

本書をしっかり勉強すれば、例外的現象を含まない限り、すべての英文の構造をきちんと把握できるようになります。

したがって英語リーディング教本』で精読の技術がみにつけさえすれば、洋書や英字新聞が楽しめるようになります。

【『英語リーディング教本』の効果】
→ 洋書が楽しめるように
→ 英字新聞も正確に読める

本書で英文がシッカリ読めるようになる理由は、「品詞分解」のやり方を学ぶことを通して緻密に英文が読めるようになるため。

「品詞分解」というと難しいイメージがある方もいるでしょう。簡単に言うと、「品詞分解」の訓練によって、「英語の正しい読み方」をするための頭の働かせ方がわかるのです。

たとえば本書の初歩では次のように、例文と問題から「品詞分解」を学んでいきます。

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1. この文の述語動詞は?
2. この文の準動詞は?
3. sankは何形か?

上記の例文は初歩レベルのもので、次第に難しい問題も増え、難関大学の入試やTOEICに対応できる力が身についていきます。

本書の「品詞」と「その働き」を意識・認識するトレーニングによって、ネイティブが英文を読むときの「頭の働かせ方」が見てとれるでしょう。

私も本書で「品詞分解」をトレーニングしたおかげで、英文の骨格の「動詞」をあぶりだし、英文の構造をすばやく掴めるようになりました。

つまりリーディングスピードが向上し、英文の意味を取り間違えることも減らせるようになったのです。

このように本書で「英語の正確な読み方」がわかりますから、英語の骨太な基礎がつくのです。

【「品詞分解」の効果】
→ 英語の読むコツがわかる
→ ネイティブの頭の働きを学べる

よって『英語リーディング教本』の後は、英検やTOEICなどの参考書が理解できるようになるますし、学習を続ければつづけるほどスコアアップできるようになるでしょう。

英語の土台がしっかりすると、努力がむくわれる前提ができあがるのです。

本書でも次のように書かれてあります。

読解、文法、作文、会話のどの分野に進むにせよ、ある水準(=素人の水準=お遊びの水準)を越えるためには、本書が養成しようとしている力を身につけることが前提条件です。

英語を正確に読むための品詞分解トレーニング

「英語品詞分解」の効果については次のツイートが参考になります。

このように『英語リーディング教本』で学ぶ「品詞分解」と「文型の決定」によって共通テストで高得点が取れるまで英語力を上げられるのです。

たとえば、英語の試験でケアレスミスする人は「雰囲気で読む」人が多いですから、「品詞分解」のトレーニングで意識的に「正確に英文を読む力」を身につければミスを減らせます。

本書で「品詞分解」と「文型の決定」ができるようになるため「正確に読む精度」がたかまり、読めるときと読めないときの「ブレ」がなくなるでしょう。

よって英語試験の点数が上下することがなくなり、平均的に高得点がとれるようになるのです。

【「英語品詞分解」の効果】
→ 正確に読む精度が高まる
→ 「読み」の好不調がなくなる

英語リーディング教本の評価と実際の効果

英語リーディング教本』の評判をみるため、筆者の講義を受けた人の感想をみていきましょう。

この講座の前には気にもかけていなかったことにこの講座気付かせてくれた。少し英文の見方を変えればこんなにも読めるものかと思った。

Twitterでも英語リーディング教本』は高評判のばかりが目につきます。

このように本書で論理的に英文を読み方を学べますから、実際の英文の読みにもいかせるようになるのです。

つまり、英文とその和訳を載せて「読者にわかった気にさせる」のではなく、どんな英文も読みこなせる「正確な読み方」を学べます。

本書にも次のように書かれてるのです。

本書を最後まで「やり通した」方は「英語がきちんと読めるようになる」ことをお約束します。

高校生でも理解できる「英語リーディング教材」のレベル

英語リーディング教本」のレベルはどのくらいでしょう。

高校生3年生のレベルなら、通読できるレベルでしょう。

中学レベルの英語がわかる生徒なら理解できるよう、本書にはていねいな解説がありますから。

たとえば『英語リーディング教本』では、「述語動詞と準動詞」から学べます。

上記レベルの生徒が本書から学ぶことで、MARCHや関関同立以上の大学入試に対応できるようになれるのです。

なお、中学生・社会人の英語やり直しの方には『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』から始めるといいでしょう。

本書には次のように書かれてあります。

中学英語レベルのゼロの状態から始めて、難しい原書も確実に読めるようになる究極の1冊です。本書の指示にしたがって前から順番に学習すれば、どんな人でも英文を着実に読めるようになります。

英語リーディング教本とTOEIC

英語リーディング教本はTOEIC対策としてもオススメできます。

というのも、前述のように本書で「英文の正確な読み方」が身につけられるため。

本書を読みこなせれば、TOEICの英文で読めないものはなくなるでしょう。

とくにTOEICのリーディングスコアUPに効果的といえます。

また本書で英語の基礎力がつきますから、TOEIC対策本がさらに読みやすくなることにもつながるのです。

英語リーディング教本』後の、TOEIC対策本なら次の記事の本が参考になります。

【イチオシ!TOEIC対策本の紹介】
5つだけ!【TOEIC800点突破】おすすめ参考書|初心者〜大学生

【TOEIC高得点】金フレだけ|使い方・勉強法・ 改訂版の違い

【英語リーディング教本とTOEIC】
→ TOEICの英文はほぼ読めるように
→ リーディングの点数アップ

このように英語の土台が固められますから、本書後はみなさんの好きな英文を読めるようになるでしょう。

たとえば、みなさんが興味あるジャンルの洋書だったり英文記事だったりを読めるようになります。

したがって「英語学習の楽しみ」が広がるのです。

【英語リーディング教本とTOEIC】
→ 基礎力UPで勉強の幅が広がる
(例)英字新聞や洋書で勉強可能!

もし英字新聞や洋書を読む前に演習をさらにつみたい方には『英語の読み方』や『英文読解の原則125』を取り組むといいかと思います。

【『英語の読み方』や『英文読解の原則125』の記事】
【読書猿オススメ】英語の読み方(中公新書)ー書評|英語精読教材

英文読解の原則125ー難易度・使い方|英文熟考・ポレポレ・透視図

これらの本では英字新聞や洋書でよくつかわれる表現なのに、参考書ではなかなか説明されていない英語構文・英文法を集中的に学べるのです。

大学入試レベルから、ネイティブが読む英文レベルまでの橋渡しとして上記2冊は最適でしょう。

また次の記事の参考書で英文解釈の上級者を目指すのもいいかもしれません。

効果的な英語リーディング教本の使い方:繰り返し学習の重要性

英語リーディング教本」の使い方としては、後半の「練習用 TEXT」を暗記できるまで繰り返していくといいでしょう。

本書にも次のように書かれてあります。

全Answerを「テキストの文言通り寸分違わず、しかもよどみなく言える」ようになるまで自分を鍛えるのです。

英語リーディング教本の丸暗記

英語リーディング教本の丸暗記についてみていきましょう。

本書では次のように「P.289〜291のFrame of Referenceの要点」の暗記を推奨してあります。

これを暗記(丸暗記でよいのです)してから練習すると、練習が非常に楽になります。丸暗記は非人間的で苦痛ですが、「Frame of Referenceの要点」の暗唱は驚くほど効果があります。

たしかに「Frame of Referenceの要点」を暗記すると、本書の復習にもつながりますし、練習TEXTの解きやすくもなるでしょう。

英語リーディング教材比較:ポレポレ&英文解釈教室の違い

英語リーディング教本と他の参考書の比較をみていきましょう。

具体的には英語リーディング教本と『ポレポレ』『英文解釈教室』についてみていきます。

英語リーディング教本 vs 英文解釈教室:基礎力を鍛える

英語リーディング教本と『英文解釈教室』を比べると、『英文解釈教室』のほうが英文構造が難しいものが多いです。

『英文解釈教室』の記事はコチラ】
「英文解釈教室」で、”英語の読み”が劇的チェンジ!【効果&使い方】

また、英文量も『英文解釈教室』のほうが多いですから、『英語リーディング教本』の演習として使うといいでしょう。

『英文解釈教室』は難しい参考書とよく言われますが、『英語リーディング教本』で基礎力がガッチリしている方は、通読できるレベルといえます。

基礎力が固まっていますから、『英文解釈教室』の解説を読んでも理解できないということもないでしょう。

【英文解釈教室】
→ 英語リーディング教本の演習本に◎  

ただし『英文解釈教室』は分量が多く、通読するには時間がかかりますから、入試直前期や時間がない方には取り組めないでしょう。

『英文解釈教室』は時間に余裕があり、英語上級者を目指すかたにおすすめです。

英語リーディング教本とポレポレ:初心者向け解説の違い

英語リーディング教本と『ポレポレ』を比べると、まず『ポレポレ』が「はるかに薄い」ことに気づきます。

ポレポレは英文と解説はリズムよく往復できますから、『英語リーディング教本』の演習本としていいでしょう。

【『ポレポレ』の記事はコチラ】
英文解釈|ポレポレだけ十分?時期?|使い方・TOEIC・英文読解

『英語リーディング教本』は初心者がつまづきやすいことを、これでもかと丁寧に解説しているところに魅力があり、『ポレポレ』は難しい英文を簡潔な解説から学べるところに特徴があります。

【『英語リーディング教本』と『ポレポレ』】
→『英語リーディング教本』は基礎から鍛える
→『ポレポレ』は中級者を鍛える(演習本)

英文の難しさは同じくらいか『ポレポレ』のほうがやや難しいかもしれません。

英語リーディング教本』はより基本的な英文から解説してありますが、『ポレポレ』はどの英文も平均して難しいのです。

『ポレポレ』は薄いながらも、合否を分ける英文の読み解き方や、洋書の難しい英文の読み解き方が学べます。

そのため、MARCH・関関同立レベルの過去問を解く前に『ポレポレ』を通読することで、英文がスラスラ読みやすくなるでしょう。

英語リーディング教本とハノン:英語学習の相性

英語リーディング教本』と『英語のハノン』は次のように相性がいいでしょう。

このように、どちらの本も英語力を基礎からしっかりと養成することに共通点があるのです。


英語リーディング教本は英語力の基礎を骨太にし、とくにリーディング力の養成に効果があり、『英語のハノン』はスピーキング力・リスニング力を基礎からガッチリ底上げします。

英語のハノンの記事はコチラ】
【No1英語スピーキング練習本】英語のハノンー感想・評判レビュー

英語リーディング初心者に最適な「黄リー教」×「10題ドリル」

黄リー教と10題ドリルは相性が良いので、併用するといいでしょう。薬袋先生も次のように言及されています。

「10題ドリル」は「青リー教」よりは易しいですので、「青リー教」に取り組む前にやってみるといいでしょう。

「10題ドリル」を併用すれば「黄リー教」の知識をライティングやスピーキングに使える「知識」へと引き上げられます。知識をより強固にするのです。

「10題ドリル」についてf
  • 「入門」と「基礎」のふたつがある
  • 「入門」がよりやさしい
  • 「入門」の後に「基礎」がおすすめ

英語リーディング教材の効果的な使い分け:青と黄の違いとは?

以上のように、「英語リーディング教本の青黄違い」はその難易度に違いがあることを確認しました。

「黄リー教」で基礎を学んで、「青リー教」で演習をするといいでしょう。これだけで読めない英文がほぼなくなります。

黄リー教 青リー教 学校で教えてくれない英文法
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