日本では、コロナウィルスで亡くなる人のうち、男性が7割強も占めているそうだ。はっきりとした理由は依然わかっていないが、喫煙や男性の行動傾向などが原因として疑われている。
他国の傾向も知りたかっため、VOXで「Why are fewer women dying from the coronavirus?」を読んでみた。
[https://www.vox.com/2020/4/9/21215063/coronavirus-covid-19-deaths-men-women-sex-dying-why:embed:cite]
記事によると、ニューヨークでも男性が女性よりも重症化しやすい傾向があるようです。6200人以上の死者のうち、6割強が男性(4月9日現在)。
他の国でもこの傾向で、中国でもあてはまる。
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目次(クリックでジャンプ)
男性と女性の免疫システムのちがい
有識者によると、男性と女性の免疫システムの違いが作用しているのではないか、と指摘している。女性は男性よりも、強い免疫反応を起こして感染症に対抗する。この生物学的な違いが、コロナウィルスの死亡率と関係あるかもしれない。
もちろん女性の免疫システムの反応の良さは、いいことばかりではなく、他のリスクを呼び起こすそうです。女性は男性よりもリウマチであったりクローン病に罹りやすくなるという。
男性の喫煙率の高さ
また男性の喫煙率の高さも関係がありそうだと指摘されている。喫煙者は肺疾患に罹患する可能性が高く、確証あるリスク因子でもある。
中国でも韓国でも男性は女性よりも喫煙率が高いそう。中国ではかなり数値が顕著で、成人男性では54%、女性はわずか2.6%が喫煙している。
他にも男性の、手を洗う回数が低いことや、病気のケアを求めない傾向も関係があるかもしれないと示唆している。
以上のように男性のコロナウィルスの死亡率が高い理由は表されているが、それが確証されるまではまだ時間がかかりそうだとしている。