みなさん、「人が少ない」「ほとんどいない」を英語でどう表現したらいいかわかりますか?
英作文で頻出のパートにもかかわらず、この表現をニガテとしているかた多いんですよね。
しかもこのパート、英作文だけでなく、英語試験の英文法問題でもよく出題されます。得点源となるところなんです。
【「〜する人が少ない」】
→ 英作文頻出表現
→ 英検で必須の表現
そこで、当記事では、「人が少ない」「ほとんどいない」の英語例文・意味・使い方をくわしく解説していきます。
「人が少ない」の英語例文
「人が少ない」を、英語で表現するには「few」がよく使われます。例文を見ていきましょう。
Few people realize the shortcomings of Artificial Intelligence (AI).
人工知能(AI)の欠点に気づいている人は少ない。
上の例文のように、「few people」を使って「人が少ない」を表せるのです。
ここで注意が必要なのが、「a few」ではないということ。というのも、「a few」は肯定の意味になり、「少しはいる」というニュアンスになりますから。
いっぽうで「few」は「ほとんどいない」という否定的な意味。
つまり「a」を書くか書かないかで、肯定的な意味か、否定的な意味かが変わるのです。
【「few」と「a few」のちがい】
①「few」は「ほとんどいない」
→ 否定的
②「a few」は「少しはいる」
→ 肯定的
「人の数が少ない」を英語で強調
「人の数が少ない」を英語で強調するために相性がいいのは「very few people」です。
「very few people」の例文をみていきましょう。
Very few people understand Bitcoin.
ビットコインを理解している人はほとんどいません。
上の例文でも「very few people」を使うと、「少ない」を強調して「ほとんどいない」となっています。
【「very few people」の意味】
→ 「ほとんどいない」
「する人は少ない」の英語例文
「する人は少ない」の英語例文をさらにみていきましょう。
Few people attended the protest.
抗議行動に参加した人はほとんどいませんでした。
上の例文も「few people」を使い、「する人は少ない」、「する人はほとんどいない」という否定的なニュアンスを伝えています。
「ほとんどいない」の英語例文
「ほとんどいない」の英語例文をさらにみていきましょう。
Few students turned in the paper yesterday.
昨日、レポートを提出した学生はほとんどいませんでした。
「few」のあとには可算名詞の複数形を書かなければいけません。英作文で書く際には、ミスしやすいポイントですから、とくに注意が必要でしょう。
「不可算名詞」を使う場合には、「few」ではなく「little」を使わなければなりません。
【英作文で間違いやすいポイント】
①「few」のあとは可算名詞の複数形
②「little」のあとは不可算名詞の単数
「ほとんどいない」がわかる英語参考書
「ほとんどいない」がわかる英語参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』と『表現のための実践ロイヤル英文法』です。
「ほとんどいない」の英語表現を公式化して、わかりやすく解説してあります。
また、「few」と「little」の使い分け、「a」を書く場合と書かない場合、など英作文頻出ポイントを効率的に学べるんです。
いっぽう『表現のための実践ロイヤル英文法』は、「few」と「little」の例文の量がたくさんありますから、より理解を深められるでしょう。
また本書はネイティブが著者ですから、自然な英語で例文が書かれてあるのも魅力。