2つの「文頭のto不定詞」の訳し方を解説します。
文頭にto不定詞があると、「どう訳せばいいのか…」と悩みますよね。
to不定詞は訳し方がいくつかあるため「読むのに時間がかかる…」と迷っている人もいるかもしれません。
この記事では「文頭にto不定詞」を2つのパターン分けるため、スラスラ読めるようになります。
それでは「文頭のto不定詞」についてみていきましょう。
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「文頭のto不定詞」のパターン
「文頭のto不定詞」のパターンは2つ。
文の先頭が「To V」だと、それは①副詞、または②名詞になります。
「To V」の後に「カンマ(,)」があるかどうかで、それを判断できます。
「To V」の後にカンマがあると、Toのカタマリは①副詞になります。
その場合、「Vするために」と訳すとうまくいくでしょう。
「To V」の後にカンマ無いと、それは②名詞になります。
その場合、「Vすることは」と訳すといいでしょう。
文頭「to不定詞+カンマ」の例文
文頭「to不定詞+カンマ」の例文をみていきましょう。
To set up the event, we need to finalize the guest list.
イベントの準備するために、招待客リストを完成させる必要がある。
上の例文では、「To V」のあとに「カンマ(,)」があります。
よって「To V」のカタマリは「副詞」と判断するのです。
ここでは「イベントの準備するために」と訳します。
「to不定詞の副詞的用法」の例文
「to不定詞の副詞的用法」の例文をさらにみていきましょう。
To understand the details, you should read the document carefully.
詳細を理解するためには、文書を注意深く読むべきです
上の例文でも、「To V」のあとに「カンマ(,)」があります。
よって「To V」のカタマリは「副詞」と判断するのです。
ここでは「イベントの準備するために」と訳します。
「toから始まる主語」の例文
「toから始まる主語」の例文をみていきましょう。
To know love is to understand compassion.
愛を知ることは、思いやりを理解することである。
上の例文では、「To V」のあとに「カンマ(,)」がありません。
よって「To V」のカタマリは「名詞」と判断するのです。
ここでは「愛を知ることは」と訳します。
文頭「to不定詞が主語」の例文
文頭「to不定詞が主語」の例文をさらにみていきましょう。
To know happiness is to appreciate the present moment.
幸福を知ることは、今この瞬間に感謝することである。
ここでも、「To V」はじまりなので、カンマの有無に注意します。
すると「カンマ」がありませんから、「To V」は名詞と判断します。
よって「幸福を知ることは」と訳します。