みなさん、「理由」の英語分詞構文では、「as」で「その理由」を強調することができることを知っていますか?
よく大学受験や英語試験でとわれるポイントだから、しっかり理解すればスコアアップが期待できるんです。
そこで当記事では、「as」と「the way」を使った「分詞構文の強調形」をていねいに説明します。
英語例文があるから、その意味と使い方をみっちり学べるんです。そのあとに、「as」の書き換えを「the way」を使ってしていきます。
【当記事のおすすめポイント】
・「理由」を意味する分詞構文を「as」で書き換え
・「as」と「the way」の使い方がわかる
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目次(クリックでジャンプ)
「as」をつかった分詞構文の強調形
「as」を使った分詞構文の強調形の例文をみていきましょう。英語「as」の使い方とその意味を学びます。
Living as I do in the city, I have no occasion to wear this dress.
田舎に暮らしているので、このドレスを着る機会がありません。
例文の「Living as I do in the city」が、「理由」をあらわす分詞構文。なお、以下にある例文のように「as」を使わずとも表現できます。
Living in the city, I have no occasion to wear this dress.
田舎に暮らしているので、このドレスを着る機会がありません。
例文1は「as+代名詞+do」を置くことで「理由」を強調することができているんです。
代名詞はこの文の主語を指します。「do」は代動詞で分詞構文と同じ意味。この「as」は「様態」をあらわす従属接続詞になります。
「as I do」は、「as I live」の「live」を「do」に置き換えたもの。「Living as I live the county」だと「live」が繰り返されるため、「do」に変えられているんです。
同じ内容を「do」という「代名詞」をもちいて反復することで、目立つように表現できます。
日本語でいうと「わたしって田舎に住んでるから、田舎だよ?だからドレスを着る機会がないんだよね〜」といった意味になるでしょう。
【分詞構文の強調形-as】
→「as+代名詞+do」で強調
→ 分詞構文の「理由」を強調
「as」を使った、分詞構文の強調形
理解を深めるため、さらに例文をみていきましょう。
Sitting as I was at a low table, my legs fell asleep.
低いテーブルに座っていたため、私の足はしびれました。
例文3は「We were sitting at a low table」を分詞構文にしているため、「were」がつかわれています。「例文2」の時制は「過去進行形」。
例文3で「as+代名詞+do」が置かれている理由は、分詞構文の「理由」の意味を強調するため。例文1と同じ理由です。
【「as+代名詞+do」の意味】
→分詞構文「理由の意味」を強調
様態「as S+V」と「the way S+V」の使い方・意味
英語では、様態の「as S+V」は「the way S+V」で書き換えられるんです。大学入試や英語試験でよく問題として出されるから、得点源にしておきましょう。
まず「as S+V」の例文4をみてみましょう。「学校で教えてくれない英文法」の例文で、学んでいきます。
Liking as she does children, She should become a teacher.
「あのように彼女は子供が好きなのだから、先生になるべきだ。
重要なのでくり返しますが、こちらの例文でも様態「as S+V」の意味は、「理由」を強調するためです。
この例文を「the way S+V」で置き換えてみましょう。
Liking children the way she does, Sue should become a teacher.
みなさんは「as S+V」を「the way S+V」に書き換えることで、起こった変化がわかりますでしょうか?
「the way S+V」になると、「Liking」の目的語「children」の位置が変わります。この点が大学入試や英語試験でよくとわれるんです。しっかりと理解しておいて損はありません。
【様態「as S+V」の書き換え】
→the way S+Vで書き換え
様態の「the way S+V」の使い方・意味
この「the way S+V」は「様態」の意味を表し、どのジャンルの英文でもよくつかわれるんです。英語をリーディングする上で、ちゃんとした理解が必要になるといえます。
そこで、もうひとつ「the way S+V」の例文を読んで、イメージをつかんでいきましょう。
Sue dances the way I do.
スーはわたしと同じような踊り方をします。
【「the way S+V」の意味】
→「SがVするように」
分詞構文の強調形
以上のように英語では、分詞構文の強調形は「as S+V」と「the way S+V」で表現できます。
「as S+V」と「the way S+V」で表現することで、分詞構文の「理由」を強調することができるんです。
【分詞構文の強調形】の使い方と意味
①「-ing as S+V」
→分詞構文の「理由」の意味を強調
②「-ing O the way S+V」
→分詞構文の「理由」の意味を強調
「分詞構文の強調形」が詳しい参考書
「分詞構文の強調形」が詳しい参考書は『英文法詳解』と『英文法解説』です。
『英文法詳解』は日本語の解説が豊富で、論理的に理解ができます。
『英文法解説』は例文がたくさんありますから、理解をさらに深められるでしょう。