CNNで「Lockdowns shouldn’t be fully lifted until coronavirus vaccine found, new study warns」を読んだ。コロナウィルスの第一波を乗り切った武漢に関する内容。どうもコロナウィルスのワクチンが利用可能になるまでは、完全なロックダウンの解除は期待できないよう。
[https://edition.cnn.com/2020/04/09/world/lockdown-lift-vaccine-coronavirus-lancet-intl/index.html:embed:cite]
Medical journal The Lancetによると、ワクチンができるまで、中国は完全にはロックダウンを解除できないとしている。
武漢ではロックダウンは部分的に解除された。電車や観光は密集の危険があるため、制限は完全に解除されてはいない。
武漢はコロナウィルスの第一波は乗り切れたようにみえる。しかし学校や職場が再開され人が行き交うと、簡単にコロナの第二波が発生しかねない。
だから各国が、中国がどのように制限を解除して経済を復活させられるかを見守っている。
ワクチンができるまで、経済とコロナ対策はトレードオフの関係になっている。コロナ対策をすると経済は落ち込み、経済を動かそうとするとコロナがアウトブレイクの可能性が高まる。国民、政治家は、難しい舵取りが求めらる。
しかも、The Ifo Institute for Economic Researchによると、研究者たちは2021年までにワクチンが利用可能になるとは考えていないようです。