この記事では「dinner・lunch・breakfastの冠詞」とその使い方の「コツ」を説明します。
「dinner・lunch・breakfastの冠詞」って難しいですよね….。
英文によって「a」や「the」がついていたり、ついていなかったりしますから、疑問に思っている方もいるかもしれません。
この点「dinner・lunch・breakfastの冠詞」には「コツ」や「パターン」がありまして、それだけ覚えとけば英語試験でニアミスするのを防げるのです。
では記事で「dinner・lunch・breakfastの冠詞」には「コツ」や「パターン」を学んでいきましょう。
目次(クリックでジャンプ)
「dinner」は不可算名詞?
「dinner」は不可算名詞か可算名詞どうかは意味によって変わります。
一般的な「dinner(夕食)」という意味では不可算名詞。
いっぽう、「dinner」に形容詞がつくときには可算名詞になり、冠詞「a」がつくのです。
不可算名詞「dinner」の例文をみていきましょう。
I had dinner with Tom.
トムと夕食を食べました。
上の例文のように、形容詞がつかない場合は不可算名詞のため、冠詞はつきません。
「dinner」に冠詞をつける時
前述したように「dinner」に形容詞がつき、特定された場合、冠詞「a」がつきます。
したがって、この場合の「dinner」は可算名詞になるのです。
可算名詞「dinner」の例文をみていきましょう。
We had a plain dinner.
私たちは、あっさりした夕食を食べました
「食事」に冠詞をつけるか?
「食事名」に冠詞をつけるかどうかは、「dinner」と同じように考えるといいでしょう。
つまり「食事」の意味の英語に「形容詞・修飾語」がつく場合は「可算名詞」になります。
いっぽう、「食事」になにも形容詞等がつかない場合は、「不可算名詞」になるのです。
「Lunch」の冠詞
「食事の冠詞」の例として「lunch」の例文をみていきましょう。
I had lunch at the cafe.
カフェで昼食を食べました。
上の例文では「lunch」に形容詞がついていませんから、不可算名詞になります。
そのため「lunch」は無冠詞でつかわれているのです。
可算名詞の「Lunch」
可算名詞「Lunch 」の例文をみていきましょう。
I enjoyed a late lunch with her.
彼女と一緒に遅い昼食を楽しんだ。
上の例文では、「lunch」に形容詞「late」がついていますから、可算名詞になります。
そのため「lunch」に冠詞がつくのです。
「Breakfast」の冠詞
「Breakfast」の冠詞も前述の「食事名」と同じようになります。
したがって「Breakfast」も不可算名詞と可算名詞のどちらの機能もあるのです。
不可算名詞「breakfast」の例文
「breakfast」が不可算名詞のときの例文をみていきましょう。
He didn’t have breakfast Sunday morning.
日曜日の朝、彼は朝食を食べなかった。
上の例文でも、「breakfast」に形容詞がついていませんから、不可算名詞になります。
よって、「breakfast」は無冠詞になります。
可算名詞「breakfast」の例文
可算名詞「breakfast」の例文をみていきましょう。
I ate a good breakfast.
朝食をしっかり食べた。
上の例文でも「breakfast」に形容詞「good」がついていますから、可算名詞になるのです。
そのため「breakfast」に冠詞「a」がついています。
「食事」の冠詞について詳しい参考書
「食事」の冠詞についてくわしい参考書は『日本人に共通する 英語のミス151』と『
英文法解説』です。
『日本人に共通する 英語のミス151』では、日本人がとくに間違えやすい「食事名」の冠詞について、集中して学べます。
本書は、他にも「日本人が苦手な冠詞」について詳しいため、英作文の学習の仕上げにオススメです。
『英文法解説』は「食事名」の冠詞の有無を、例文から学べます。たくさんの例文がありますから、より理解を深められるでしょう。