みなさん、英作文の点数って上がりにくいですよね?
英作文がむずかしい原因は、「英文法・語法」を深く理解しないと書けないため。英文法の四択問題のように浅い知識では歯がたたないのです。
その点、英作文のチカラをぐんぐんアップさせてくれる本が『大学入試英作文実践講義』。
英作文の参考書で『大学入試英作文実践講義』がオススメな理由は3つあります。
【大学入試英作文実践講義のココがイイ】
①間違えやすい箇所だけ
→ ムダなく点数UP
②見開き
→ 解説・演習のバランス○
→ 飽きない、集中できる
③ 例題は大学入試から
→ 試験問題の傾向がわかる
【こんな人におすすめ】
①大学入試英作文の学習
②TOEFLライティング学習
③英検ライティング学習
そこで、当記事では『大学入試英作文実践講義』についてくわしく紹介します。
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目次(クリックでジャンプ)
『大学入試英作文実践講義』の内容・レイアウト
『大学入試英作文実践講義』のレイアウトや解説について紹介します。
英作文の解説が見開きで効率よく学べる理由
『大学入試英作文実践講義』は「見開き」で解説が完結します。
そのため、解説を読んで理解して、ガシガシ手を動かすことができます。
見開きの良いところは、つぎの2つが「見開き」で完結するところ。
【「見開き」のココがイイ】
解説・演習のバランスが良い
→解説を読み
→演習で記憶に定着
「解説 → 演習」をリズムよくこなせるから、集中して取り組めるのです。集中できるから記憶にも定着しやすいとも言えます。
この点、解説が詳しい「英作文の参考書」もありますが、なかなか扱いが難しいのです。
この手のものは、解説が長いため眠くなってきてしますんですよね。なんとなく理解した気分にもさせてしまうことも….
しかし、英作文の点数アップには「実際に書けること」が大切のはず。
そのため、とくに初心者〜中級者は「解説を読む」と「実際に書く」をバランスよくこなしましょう。
この点で、見開きのレイアウトは「解説」と「演習」をリズムよくできるようになっています。
【見開きのいいとこ】
①理解して演習できる
②手を動かせる
→ 集中につながる
【見開きはこんな人におすすめ】
・英作文本を読むと眠くなる
→ ガシガシ書くから集中する
英作文の詳細な解説が学べるポイント
見開きで、ひとつの英作文についての解説・解答をしていくスタイル。
見開きの左ページに「英作文問題」と「生徒の解答」があります。
生徒の解答には、筆者が赤ペンを入れています。この「赤ペン」を入れているところが日本人が間違えやすいところ。
残りの右、左ページで「赤ペンの箇所」の解説と解答がなされていきます。シンプルなレイアウトだから、復習がしやすいんです。
英作文で間違いやすいポイントを徹底解説
前述のように、日本人が間違いやすいポイントに絞って解説してあります。だからマトを絞って、英作文対策ができるのです。
この点、つぎの目次をみていただけるとイメージしやすいでしょう。
例えばP6の「say, tell, talk, speakの用法」。これ初学者は迷いがちなポイントですよね。みなさんはどのようにこの動詞を使い分けるかわかりますか?
本書では『tellは「だれかを対象にして何かを言う」という意味』と解説してあります。
いっぽう、speakについて本書は『tellやsayに対して、speakとtalkは伝達される内容よりも、「しゃべる」「話す」という行為そのものにスポットライトが当たっている動詞』と解説。
つまり「だれに」または「何をしゃべるか」、このどちらに重心がかかっているかで動詞を使い分けなければならないのです。
他にもP31で「inかforか」が説明されるなど、点数の差がでやすいポイントに絞って解説がされています。
【ポイント解説】
→ 間違えやすいところを解説
→ 効率的に英作文の点数UP
英作文の例文暗記で得点力をアップさせる方法
英作文参考書としても、例文暗記の参考書としても『大学入試英作文実践講義』はおすすめ。
本書の巻末には、英作文の「例文暗記用」の英文がまとめられています。
筆者(富岡 龍明氏)は海外大学卒業し、大学教授をつとめられていますから、例文の完成度は疑う余地がありません。しかも本書はネイティブ監修されています。
本書巻末の例文についての特徴はつぎの3つ。
【本書巻末の例文の特徴】
①124題
→ 英作文のエッセンスばかり
②頻出の英語構文だけ
③頻出の英語語法のみ
大学入試の例題で「英作文」
『大学入試英作文実践講義』は大学入試に出た例題で英作文を学べるんです。例えば本書のはじめでは、次のような英作文が出題されます。
「日本人は世界中でいちばん勤勉な国民だといわれて思い上がっている点は否めない」
つぎに本書の終盤では、出題レベルが上昇。
「子供が生まれて、いざ名前をつけようとすると、あれやこれやと思いあぐんでなかなかきまらないものである。しかしけっきょくは、えいと思って平凡なものを選んでしまうことになる。」
本書出題からわかるとおり、序盤で基礎をがっちり固め、終盤ではこなれた英作文が書けるレベルまで引き上げます。
【大学入試英作文実践講義の特徴】
・英作文上級レベルまで鍛える
→ 英語中級者から上級者に!
大学入試の英作文参考書に○
『大学入試英作文実践講義』は大学入試の「英作文参考書」として最適。とくに英語の基礎力がある人が手に取るといいでしょう。
『大学入試英作文実践講義』は英作文の初歩から説明するというよりは、大学合否をわけるポイントを解説していきます。
そのため英作文、二冊目の参考書としておすすめ。初歩は他の参考書でみにつけ、本書で英作文の実践力をやしないましょう。
英作文が初めてのかたは、『英作文基礎10題ドリル』で基礎を学ぶとスムーズに本書に接続できます。
【英作文の初心者に推薦】
→ 『英作文基礎10題ドリル』
【大学別】英作文参考書として○
東大・京大・九大の英作文参考書として『大学入試英作文実践講義』はつかえるでしょう。
本書だけで、これらの難関大の合格点レベルまで引き上げられます。
本書の上級編では、長文の英作文をどのように書くかについても解説があります。この点が、旧帝大の出題傾向とばっちり相性がいいんです。
というのも東大・京大・九大など、旧帝大の英作文ってまず日本が複雑で長文ですよね。
このような複雑な日本語はいったん「わかりやすい日本語にしてから英作文する」ことが求められます。
この「日本語をいかに解きほぐすし英作文するか」まで本書は踏み込んで書かれてあるのです。
そのため、難関大の受験を考えているかたにこそ、おすすめの英作文参考書といえるでしょう。
【大学入試英作文実践講義の対象】
→ 難関大受験者におすすめ
→ 英作文が難しい大学にも◎
【英検?TOEFL?】英作文参考書として○
英検やTOEFLなどの英作文参考書としても『大学入試英作文実践講義』はおすすめできます。
英検1級やTOEFLはながい英作文を書かなければなりませんよね。長い英作文を書くには、まずは「みじかい英作文を正確に」書ける必要があるのです。
この点「みじかい英作文用」に『大学入試英作文実践講義』は使えます。
前述のとおり、本書は間違えやすいポイントに絞って解説がありますから「時短」で英作文がまなべるのです。
【英作文学習のルート】
①短文の英作文を学ぶ
→『大学入試英作文実践講義』
②長文の英作文を学習
→ 最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
みじかい英作文が書けてはじめて、長文の英作文参考書に移るのが正解。長文の「英作文参考書」は試験ごとの対策本がいいでしょう。対策本はつぎのふたつがおすすめ。
【推薦の長文英作文参考書】
①最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
②TOEFLテストライティング問題100
このタイプは細かい英文法の解説はありません。どのように説得力ある英作文をかけるかなど、論理の面におもきが置かれています。
【なぜ大学入試の参考書?】
→ 英作文の基礎が学べる
→ 英文法・語法から学べる
【英検・TOEFL対策本は上級用】
→ 英文法の解説なし
→ 英文の論理を解説
英作文参考書で英会話力向上の方法
『大学入試英作文実践講義』は英作文参考書ですが、英会話・スピーキングも鍛えられます。
英語のライティングは英会話・スピーキングと切っても切り離せない関係になるため。表裏一体の関係にあるのです。
英語のライティング力が伸びれば、スピーキング力もぐんぐん伸びていきます。
具体的には、ある人のライティング力が10あるとするとスピーキング力は5くらいあると考えられるでしょう。
なぜ英語スピーキング力がライティングより劣るのかというと、スピーキングは瞬発的に英語はなさなければならないため。
そのぶん英語ライティングは、アウトプットするのに考える時間がたっぷりありますよね。
【スピーキングとライティング】
①ライティング力UP
②スピーキング力もUP
その点、『大学入試英作文実践講義』の英作文の解答はすべてスピーキングでつかえるように、口語体で書かれているのです。だからスピーキング教材に最適。
スピーキングは瞬発力が必要ですから、英作文の解答をスラスラ話せるように口に馴染むまで練習が必要になります。そのためにはなんども音読し、反復しなければなりません。
スタディサプリの関正生先生も『世界一わかりやすい英語の勉強法』でつぎのように述べているのです。
「スピーキングの力は読み書きの力を土台に、「英語の瞬発力」をつけて伸ばそう!」