3分で|in which(that) caseの違い・意味・文法・例文

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この記事では「in which caseの意味」と「in that caseとの違い」を説明します。

わかりやすい例文がありますから、イメージしやすいでしょう。

この「in which case」は英文でよく使われますが、「構造」がわかりにくいですよね…。

whatとwhichの違い、も混乱するよねー

また「in which case」と「in that case」の違い、はあるのか気になる方もいるかもしれません。

でも「in which case」は使われる形はほとんど決まっていますから、その「形」さえ覚えればすんなり意味がわかるんです。

ザックリ言うと「in which case」と「in that case」の違いは「あり」、それを見分ける「コツ」があります。

では記事で例文から、その「形」と「コツ」をみていきましょう。

この記事でわかること
  • 「関係形容詞which」の意味・例文
  • 「in which case」と「in that case」の違い
  • 「関係形容詞」の見分け方
  • 【関係形容詞】what・whichの違い
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「関係形容詞which」の例文

「関係形容詞which」の例文をみていきましょう。

It may rain, in which case I will have to cancel my trip.
大雨なるかもしれません。その場合、旅行をキャンセルしなければなりません。

「関係形容詞which」は前文の内容を指すことができます。

上の例文では、「in which case」は前文で述べたこと「大雨かもしれない」を指しています。

「関係形容詞which」の意味
  • 前文の内容を指す

「in which case」「in that case」の違い

「in which case」「in that case」には違いがあります。

まず「whichの書き換え例文」をみてみましょう。

It may rain, in which case I will have to cancel my trip.
=It may rain and in that case I will have to cancel my trip.

大雨なるかもしれません。その場合、旅行をキャンセルしなければなりません。

「which」と「that」の例文を比べてみると、「that」では「and in that case」となっていますね。

つまり「which」は次のふたつの役割があるといえるでしょう。

「which」の2つの役割
  • 「接続詞and」の役割
  • 前文の内容を指す「that」の役割

そのため「and in that case」を書きかえるときには、「that」と「which」を入れ替えること、「and」を消すことが必要になるのです。

関係形容詞「in which case」の例文

関係形容詞「in which case」の例文をもうひとつみていきましょう。

He may oversleep, in which case there’s no use our waiting.
彼は寝坊するかもしれない。その場合、待っていても無駄です。

「前置詞+which+名詞」の例文・用法

「前置詞+which+名詞」の例文・用法を例文をもとに理解していきましょう。

Give me time till the end of the night, by which time I will finish my work.
夜明けまで時間をください、それまでに仕事を終わらせますから。

上の例文ように「関係形容詞のwhich」は「by」ともつかわれます。

「関係形容詞のwhich」と一緒につかわれる前置詞は、「in」だけでなく「by」「during」「at」などがあるのです。

【関係形容詞】what・whichの違い

関係形容詞「what・which」の違いはザックリ説明すると次のようになります。それぞれ具体的に説明していきましょう。

「関係形容詞which」
  • 前文の内容を受けること多い
  • 前文を指す「that」に似た働き
「関係形容詞what」
  • 前文の内容を受けない
  • 意味は「わずかだけど、あるだけ」

「関係形容詞which」の特徴

まず関係形容詞の「which」は前述のように、「in which case」や「by which time」のように使われます。

そのとき「which」は前文の内容をうけて、意味が「前文の場合は」や「前文の時間までは」になります。

「関係形容詞what」の特徴

関係形容詞「what」は形容詞の働きをするという点では、関係形容詞「which」と同じです。

ただし関係形容詞「what」は前文の内容を受けません。そして「すべての」という意味になります。

関係形容詞「what」は「all」と似た働きをすることが多いでしょう。

例文をみていきます。

I lent him what little money I had in my wallet.
私は財布に入っていた、なけなしのお金を彼に貸しました。

上の例文のように、関係形容詞「what」はあとに「littleやfew」を置かれることが多くあります。

この時の関係形容詞「what」の意味は、「すくないけど、あるものすべて」です。

よって、関係形容詞「what」があとの名詞「money」を修飾して、「なけなしのお金」という意味になるのです。

関係形容詞「what」
  • few・littleを伴うこと多い
  • 意味は「わずかだけど、あるだけ」

「関係形容詞」の見分け方

「関係形容詞」の見分け方は例文で覚えていくしかないのですが、あえて一つ挙げるとすると「形容詞」という名称にキーがあるかと思います。

つまり関係形容詞は「形容詞として機能」しますから、後の「名詞」を修飾するのです。

ですから「in which case」でも「what little money」でも、それぞれ後の名詞「case」「money」を修飾しています。

このように「関係形容詞」かどうか見分け方がわからないという方は、「形容詞」として機能しているかどうかをみてみるといいでしょう。

関係形容詞「what・which」の同じとこ
  • どちらも形容詞の働き
  • あとに置かれる名詞を修飾

【まとめ】「関係形容詞which」の役割

前述のように、「関係形容詞which」の役割は2つあります。

【「関係形容詞which」の意味】
① 接続詞and
② 前文の内容を指す「that」

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