この記事では「第1文型」と「第1文型の例文」を説明します。
「第1文型ってなに…?」と悩んでいませんか?
また「SVってそもそも何だっけ..?」と感じている人もいるかもしれません。
まず第1文型というのは「5個ある文型」のひとつ。
「英文の型が5個ある」というのがポイント。
その中の1つと覚えておけば今のところいいでしょう。
それでは「第1文型」について深く理解していきます。
第1文型の例文(簡単)
第1文型の例文は簡単なものだと、次のようになります。
Roses bloom.
バラは咲く。
このように第1文型は「主語+動詞」だけのシンプルな形で表せます。
英語の主語+自動詞
英語の「主語+自動詞」で作られる第1文型の例文をみていきましょう。
Sara exercises.
サラは運動をします。
上の例文で重要な点は動詞「exercise」は自動詞というところ。
exerciseは自動詞で「運動をする、体を動かす」という意味でつかわれています。
自動詞は「補語も目的語もとらない」という点が重要です。
SVMの英語例文
ただこのようなシンプルな形で、英文で見られることは少ないです。
よく見られるのは「SVM」という形です。
「いつ」「どのように」などの修飾語Mをつけて、英文をより具体的にしています。
SVMの英語例文をみていきましょう。
Roses bloom gracefully.
バラは優雅に咲く。
上の例文ではRoses bloom(バラは咲く)という英文に修飾語M「gracefully(優雅に)」が添えられています。
「どのように咲くのか?」にあたるMが「gracefully」なのです。
SVの文型の例文
さらに、SVの文型の例文をみていきましょう。
She moved to Los Angeles from New York.
ニューヨークからロサンゼルスに移った。
第1文型(SV)で使われる動詞は自動詞です。
自動詞は目的語(O)をとりません。
上の例文のように修飾語(M)をとる場合が多いです。修飾語(M)は「いつ」「どこで」などを表します。
例文では「to Los Angeles from New York」が修飾語(M)です。
例文の文型
S = She
V = moved
M = to Los Angeles from New York.
英語SVの例文
英語SVの例文をさらにみていきます。
Planes fly through the sky.
飛行機は空を飛ぶ。
Swallows fly swiftly through the air.
ツバメは素早く空を飛ぶ。
上の例文のように第一文型SVはSVに修飾語Mがついた英文になることが多いです。
例文の文型
S = Planes
V = fly
M = through the sky
例文の文型
S = Swallows
V = fly
M = swiftly through the air
SVMのMとは
上の例文のように、SVMのMとは修飾語のことです。
「いつ」「どのように」などを表すことば。
「飛行機は飛ぶ(Planes fly.)」という英文に修飾語Mである「through the sky(空を)」を添えているのです。
「Swallows fly(ツバメは飛ぶ)」の英文に修飾語の「swiftly through the air(素早く空を)」をプラスしています。
英文の基本構造
このようにSVの文型は英文の基本構造となります。この英文からSVCやSVOの文型につながっていきますから、しっかりとした理解しましょう。
また第一文型SVは、シンプルな英文になるため、修飾語Mを伴うことが多いのもポイント。
修飾語Mは「いつ」「どこで」などの語になります。
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