映画「ビリーブ」は実話をもとにしたストーリー。アメリカのリベラル派、最高裁判事「ルースベイダーギンズバーグ」のキャリアを描いています。実話の弁護士映画。
映画「ビリーブ」に本人出演がなされていることでも話題。本人出演は、ラストほんのすこしあります。どんでん返しの映画ラストで、弁護士に憧れをもつはず。
【こんな人にオススメの映画】
・アメリカにおける女性差別について知りたい
・ジェンダー問題に興味がある
・ルースベイダーギンズバーグに興味がある
・法律がどんなものか関心がある
・人権問題に関心がある
・「正義とは」なにか考えたい
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目次(クリックでジャンプ)
キャスト
映画「ビリーブ」のキャストはつぎのとおり。
・ルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)
・マーティン・D・ギンズバーグ(アーミー・ハマー )- ルースの夫
・ジェーン・ギンズバーグ(ケイリー・スピーニー) – ルースとマーティンの娘
・ドロシー・ケニヨン(キャシー・ベイツ)
・アーウィン・グリスウォルド( サム・ウォーターストン)
評価
映画「ビリーブ」の評価はRotten Tomatoesのメーターでは73パーセント、IMDbでは10中、7.1と高評価されています。
原題
映画「ビリーブ」原題は「On the Basis of Sex」。
映画「ビリーブ」のあらすじ
1970年代、弁護士になる女性が極めてすくなかった時代。女性が働くことにさえ偏見があった。法学部に入学した主役ルースベイダーギンズバーグ、彼女のまわりをみればほとんどが男子生徒。
この時代に弁護士になるために大きすぎるハンディを彼女は抱えている。女性であること、ユダヤ系であること、そして母親であること。女性は家にいることが当然とされていたとき、働くなんてもってのほかだった。
彼女は弁護士資格があろうとも、弁護士事務所からの雇用も断られてばかり。
このような不平等・不公正な性差別がはびこるアメリカ社会に、メスを入れるためルース・ベイダー・ギンズバーグは立ち上がる。そのきっかけはひとつの裁判の案件。
「チャールズ・E・モーリッツ対内国歳入庁長官裁判」。介護費用控除を男性が受けられないことを争った裁判だ。
当時は女性のみが介護費用控除を受けられたのだ。この規定が意図しているのは、つまり、介護は女性がやるもの。男性が介護をやるとは意図していないのである。
そこで彼女は、「性別の違いで介護費用控除の適用されるかどうかが決まってしまう」のは不当、と訴えることで性差別を正そうと奮闘していく。
モデル
映画「ビリーブ」のモデルは前述したとおり、リベラル派の最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。
映画「ブックスマート」のヒロインの部屋にも、彼女のポスターが貼ってあります。そのくらい若い女性にも人気がある、稀有な存在なんです。性差別に撤廃に取り組むアイコン的な存在でもあります。
映画「ビリーブ」のネタバレ
映画「ビリーブ」のエンディングで、ルース・ベイダー・ギンズバーグの訴えは認められます。彼女の正義感や懸命さが身を結んだ瞬間ともいえるでしょう。
しかし、彼女が正義を実現できた理由は、彼女の力だけにあるとはいえないでしょう。彼女が苦しむとき、いつも彼女の夫の力が支えていました。
娘との衝突したときのサポートも、税法の不平等に気づいたときも、夫が仲介。いっぽうで、夫が病気のときには彼女は精一杯、看病をします。夫の大学の授業を代わりに受けるほどです。
この点、映画「ビリーブ」は正義の物語りともいえますが、夫婦や愛のストーリーともいえるでしょう。
エンディングの名言
映画「ビリーブ」のエンディング・ラストでルース・ベイダー・ギンズバーグが登場します。性差別が含まれている法律にたいしてこう問いかけます。
こんな法律が女性を檻に閉じ込めるのです
サラ・グリムケの言葉に”私は女に何も望まない”
”女の足を引っ張るなと男に言いたいのだ”と
映画「ビリーブ」の名言のひとつです。
感想
映画「ビリーブ」の感想としては、とにかくフェミニズムに関心があるかたに見て欲しいということ。
法学部のかたや、法律に関心がある人にもオススメできるでしょう。とにかくルース・ベイダー・ギンズバーグが法律を武器に、不平等に抗っていく姿が痛快。
知性は正義を訴えるための武器。法律は不公正をただせる手段になりうると身にしみて感じられました。若いときに「ビリーブ」を観ていれば、感化されて弁護士を目指していたかもしれないとさえ感じます。
法学部の生徒はこれをみると、きっと勉強に身が入るはず。
音楽
映画「ビリーブ」の音楽まとめはつぎのとおり。
主題歌
映画「ビリーブ」の主題歌はKESHA 「Here Comes The Change」
ビリーブ 映画 dvd
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