みなさん、「名詞+being+pp(過去分詞)」と「名詞+pp(過去分詞)」の違いがわかりますか?
「名詞+being+pp(過去分詞)」は英字新聞の見出しなどでよく使われる表現。重要な英語表現と言えます。
【名詞+being+pp(過去分詞)】
→ 英字新聞でよく使われる
→ 大学入試でも問われる
そこで当記事では「名詞+being+pp(過去分詞)」の例文・意味をくわしく解説していきます。
また「名詞 to be 過去分詞」との違い・使い方についても説明しています。
目次(クリックでジャンプ)
「名詞+being+pp(過去分詞)」の例文
まず「名詞+being+pp(過去分詞)」の例文をみていきましょう。
I think that the plan being discussed should be carried out.
議論されている計画は実行すべきだと思います。
She couldn’t understand the English being spoken in the shop.
彼女はお店で話されている英語を理解できなかった。
being+過去分詞・過去分詞の違い
分詞の学習をされたかたはこう思うかもしれません、「beingを書く意味なくない?」と。
でも「being」の意味はあるのです。「being」を書くことで「いま、〜されている最中の」という意味を表せるため。
つまり「being+過去分詞」・「過去分詞」の違いは、「being+過去分詞」が「進行中」を強調しているところにあります。
【「being+過去分詞」・「過去分詞」の違い】
①「過去分詞」の意味
→ 過去にされた
→ 普段されている
② 「being+過去分詞」の意味
→ 今されている
上記の例文でいうと、「いま議論の最中の計画」という意味を表しているのです。
もし「being」なしで「the plan discussed」と書くと、「普段(または、過去に)議論されている計画」という表現になります。
【being+pp(過去分詞)の意味】
→ 「いま、〜されている最中の」
「to be pp(過去分詞)」の意味 → 未来
ここで「名詞+being+pp(過去分詞)」と「to be pp(過去分詞)」の意味の違いがあるのか疑問かもしれません。
この点、「to be pp(過去分詞)」の意味は未来を表します。以下の例文から、理解していきましょう。
「名詞 to be 過去分詞」の使い方
「名詞 to be 過去分詞」の使い方は、例文から学ぶのがイチバン。
This is the plan to be discussed at an upcoming meeting.
これは、次回の会議で議論される(べき)計画です。
「to be pp(過去分詞)」は「being pp」とは違い、「未来」の意味を表します。
【「to be pp(過去分詞)」の意味】
→ 「未来」の意味
「名詞 to be 過去分詞」が詳しい参考書
「名詞 to be 過去分詞」が詳しい参考書は『「読む」ための英文法』と『英文法詳解』です。
『「読む」ための英文法』は大学入試の英文で「名詞 to be 過去分詞」が学べます。
また『英文法詳解』は日本語の解説がていねいなので、理解を深められるでしょう。例文の量もたくさんあります。