みなさん、「of」や「by」などの前置詞後に「there being」が書かれている英文を目にしたことありませんか?
英字新聞や洋書を読んでいると、よく使われている表現で、大学入試・TOEICで狙われやすいポイントでもあります。
【前置詞+there being】
→ 洋書でよく使われる英語表現
→ TOEIC頻出パート
そこで、動名詞「there being」の意味・例文・使い方をくわしく解説していきます。
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目次(クリックでジャンプ)
「前置詞+there being」の例文・意味
「there being」の例文をみていきましょう。
I was surprised by there being no objection.
反対意見がなかったことに驚きました。
まずポイントとして、前置詞「by」のあとには、必ず名詞・代名詞(またはそれと同等のもの)が置かれなければなりません。
そのため、前置詞「by」のあとに「there is(are) 〜の構文」を展開できないのです。
そこで「there is(are) 〜の構文」の「is(are)」を動名詞「being」に変更します。
動名詞は名詞の働きをしますから、前置詞「by」のあとにも問題なく置けるのです。
【前置詞のあと】
→ 必ず名詞相当のものを置く
「前置詞+there being」の動名詞
前述したとおり、「there being」の「being」は動名詞。
大学入試やTOEIC試験でよく狙われるポイントでもあります。
「of there being」の例文
復習として「of there being」の例文をもう一つみてみましょう。
He never dreamed of there being anything wrong.
彼は何か悪いことがあるとは夢にも思わなかった。
こちらも一つ目の例文と考え方は同じです。
前置詞「of」のあとには、名詞・名詞と同等のものしかおかれません。
そこで「there is(are)」の「is(are)」を動名詞「being」に変更するのです。
【of there being】
→ 「being」は動名詞
「前置詞+there being」が詳しい参考書
「前置詞+there being」が詳しい参考書は『「読む」ための英文法』です。
大学で実際に出題された英文をもとに「前置詞+there being」が学べます。
より実戦的に学習できるのです。
また本書は例文量・解説量がみっちりありますから、より理解を深めたいかたにオススメといえるでしょう。