みなさん、「接続詞when」の使い方をしっかり理解していますか?
「接続詞when」はガシガシ英会話でつかいますし、大学入試やTOEICでもよく問われるところ。
でも「接続詞when」の時制問題で間違える人が多いんですよね。
【「接続詞when」】
→ 英文法問題で頻出
→ TOEICでよく出る
頻出ポイントにもかかわらず、ニアミスする人が多いといえます。
そこで当記事では「接続詞when」の意味・使い方を例文をもとに説明していきます。
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目次(クリックでジャンプ)
「接続詞when」の意味
時を表す「接続詞when」の意味は「SVするとき」になります。
この際、「when S+V」という語順で副詞節を導き、このかたまりが副詞として働くのです。
【接続詞whenの意味】
→ 「SVするとき」
「接続詞when」の例文
「接続詞when」の例文を種類(現在形、過去形、疑問形など)ごとにみていきます。
「接続詞when」の例文(現在形)
まず「接続詞when」の例文(現在形)をみていきましょう。
I get nervous when I speak German.
(わたしは)ドイツ語を話すとき、緊張します。
上の例文でも、接続詞whenは時を表し、「SVするとき〜」という意味になっています。
「接続詞when」の(過去形)例文
つぎに「接続詞when」の(過去形)例文をみていきましょう。
I ran into a high school teacher of mine when I was visiting Hawaii.
ハワイに行ったとき、高校時代の先生に偶然会いました。
上の例文では、接続詞whenは節と節をつなぎ、「I ran into a high school teacher of mine」と「when I was visiting Hawaii」を接いでいるのです。
節はそれぞれ名称があり、「I ran into a high school teacher of mine」を主節、「when I was visiting Hawaii」を副詞節といいます。
【時を表すwhen】
→ 副詞節を導く
「接続詞when」の位置
「接続詞when」の位置は並べ替えられます。
具体的には、主節と副詞節は順番は入れ替え可能で、以下のように副詞節が先頭くることもあるのです。
When I was visiting Hawaii, I ran into a high school teacher of mine.
ハワイに行ったとき、高校時代の先生に偶然会いました。
When I speak German, I get nervous.
(わたしは)ドイツ語を話すとき、緊張します。
上の例文のように「接続詞when」からはじまる副詞節のかたまりを、文の先頭に置くことができます。
【「接続詞when」】
→ 英文の先頭に置いてもOK
「接続詞when」は省略(主語)がカギ
「接続詞when」は省略(主語)の理解ができているかどうかで、大きな差がでます。ココ、頻出問題なんです。
大学入試やTOEICなどでもよく問われますから、例文でしっかり理解していきましょう。
When young, I used to play catch with my him.
若い頃は、彼とよくキャッチボールをしたものです。
上の例文では、when節の「when (I was) young」が省略されています。
when節の「主語と動詞」が省略される場合はパターンがありますので、以下のように覚えておきましょう。
【when節の主語の省略】
①主節とwhen節の「主語一致」
②主語とbe動詞が省略できる
→(when節内の)
このように主節とwhen節内の「主語」が一致している場合、「主語+be動詞」が省略できるのです。
上の例文を「省略しなかった場合」は以下の例文になります。
When I was young, I used to play catch with my him.
若い頃は、彼とよくキャッチボールをしたものです。
【「接続詞when」】
→ when節内の省略が可能
→ よく「主語+be動詞」が省略される
※省略にはルールあり
接続詞when問題
頻出の「接続詞when問題」をみていきます。
次の例文で省略されている「主語と動詞」を答えてください。
We learned how to ski when young.
わたしたちは若いころ、スキーを習った。
上の例文では、「when節」のあとに「young」のみが置かれていて、ここに「省略」が隠れていそうですね。
主節とwhen節の主語が一致していれば、when節内の「主語とbe動詞」が省略可能と前述しました。
この例文でも、主節とwhen節の主語が一致していると仮定すると、省略された箇所がわかってきそうです。
では「省略の答え」をみていきましょう。
We learned how to ski when (we were) young.
わたしたちは若いころ、スキーを習った。
上の例文では、主節「we」とwhen節の「we」が一致しているため、「we were」が省略されていたのです。
接続詞whenの疑問文
接続詞whenの疑問文の例文をみていきましょう。
Could you please call me when you get this message.
このメッセージを受け取ったら、電話をかけてきていただけますか?
このように疑問の語順にすることで、接続詞whenがある場合も、疑問文にできます。なおwhen節内の語順が変わりません。
【接続詞whenの疑問文】
→ 語順を疑問文に
接続詞whenの使い方
接続詞whenの使い方を、さらに例文から学んでいきましょう。
Be sure to bring sunscreen when it’s hot outside.
外が暑いときは、日焼け止めを持参するのを忘れないでください。
この例文のように、命令文でも「時を表すwhen」はよく使われます。
【接続詞when】
→ 命令文でもよく使われる
「副詞節when」の時制
「副詞節when」の時制で気をつけなければならないのが、「未来を表す場合」。
注意するポイントは『時を表す「副詞節when」の節内では「will」はつかえない』ということ。
次の例文のように、「will」はつかわず、「現在形や現在完了形」が使われるのです。
The festival will be held when he arrives.
彼が到着するしたら、祭りが開催される予定です。
上の例文では、主節では「will」がつかわれていますが、副詞節「when」では現在形がつかわれているのです。
ここはよく大学入試やTOEICで問われますから、覚えておくといいでしょう。
【「副詞節when」の時制】
→ willは使われない
「接続詞when」の意味が詳しい参考書
「接続詞when」の意味が詳しい参考書は『英語のハノン 中級』と『コーパス・クラウン総合英語』です。
『英語のハノン 中級』は「時を表すwhenの例文」がたくさんあります。
スピーキングでもガシガシ使える「自然な英文」がもりだくさんありますから、留学を控えている人や英会話力を伸ばしたい人にもオススメなんです。
他方、『コーパス・クラウン総合英語』は入試やTOEICでよく問われる箇所をていねいに解説してあります。
たとえばwhen節内で「主語+be動詞」が省略できる場合を、わかりやすく説明してあります。
また『コーパス・クラウン総合英語』は分厚く、網羅性がありますから、学習で不明なことがあったときの「参照用」として適しているんです。
これ一冊あれば、大学入試やTOEICでわからないかったことを解決できます。