この記事では「whether・ifの意味・違い・書き換え」について説明します。
わかりやすい例文で解説していますから理解しやすいでしょう。
この「名詞節whether・if」の違いって難しいですよね…。
どちらも意味は同じで「〜かどうか」ですが、つかわれる範囲に違いがあって、ここが悩みどころ。
でもこの「違い」はコツされおさえれば、サクサク使いこなせるようになりますよ。
ザックリ言うと「if」は口語でよく使われるいっぽうで、「使える位置」が限られているのです。
それでは名詞節「whether・if」を学んでいきましょう。
-
Santaアルク
リスニング力を短期間で伸ばす。無料で試してみる
-
スピークバディ
スピーキング練習で発音矯正!公式サイトはこちら
-
トーキングマラソン
スマホでできる英会話トレーニングアプリ2週間無料でお試し!
目次(クリックでジャンプ)
whether・ifの意味
whether・ifが名詞節のとき、「whether・if」の意味は「〜かどうか」です。
whether・ifの例文
whether・ifの例文をみていきましょう。
I’m curious to see whether he will succeed.
成功するかどうか、気になるところです。
whether・ifの名詞節の例文
whether・ifの名詞節の例文をみていきましょう。
It’s hard to know whether they can be trusted or not.
彼らが信頼できるのかどうか、なかなか判断が難しい。
whetherとifの違い・区别
whetherとifの違い・区别は「whether」のほうが使える範囲がひろく、一方「if」は使える範囲は限定的というところにあります。
「if」のほうが口語でよく使われるいっぽう、使える範囲が限られることに注意が必要です。
「whether to不定詞」のとき
不定詞の前では「whether」のみが置くができます。
つまり「whether to不定詞」は可能で、「if to不定詞」は不可能だということになるのです。
例文をみていきましょう。
She had to make up her mind whether[×if] to take the job offer or not.
彼女は、この仕事のオファーを受けるかどうか、決めなければなれなかった。
上の例文では「to 不定詞」がつかわれていますから、「whether」のみが可能で、「if」を置くことができません。
「whether or not」のとき
「whether or not」はつかえますが、「if or not」はつかえません。
つまり「or not」が直後に置かれる場合、「whether」のみが使え、「if」はつかえないのです。
We need to decide whether[×if] or not we should cancel the conference.
会議を中止するかどうか決める必要がある。
上の例文では、whetherの直後に「or not」がありますから、「if」はつかえません。
【共通点】if・whetherの使い分け
上記では「if・whether」の使える範囲の違いから、使い分けをみてきました。
いっぽう「if・whether」の使える範囲の共通点もありますから、くわしくみていきましょう。
【名詞節】if・whetherが目的語
【名詞節】if・whetherが目的語なるときは、「if・whether」のどちらもつかえます。
例文をみていきましょう。
I don’t know if[whether] I’m the right person for this task.
自分がこの仕事に適しているのかどうかわからない。
上の例文で「if/whether」がつくる名詞のカタマリ(名詞節)が、動詞「know」の目的語となっています。
動詞の目的語となる場合、名詞節「if/whether」のどちらもつかえるのです。
【名詞節】if・whetherが真主語になるとき
【名詞節】if・whetherが真主語になるとき、「if・whether」のどちらも使うことができます。
【名詞節】if・whetherが真主語になる例文をみていきましょう。
It is uncertain if[whether] these changes will be accepted by the public.
この変更が世間に受け入れられるかどうかはっきりしない。
上の例文でも名詞節の「if/whether」は真主語となり、どちらも使うことが可能です。
whetherとifの書き換え
whetherとifの書き換えは、上記のように「whether・if」の使用に限定がないときに可能です。
したがって前術のとおり、【名詞節】if・whetherがが「①目的語となるとき」と「②真主語となるとき」で書き換えられるのです。
上の例文では名詞節「if」のカタマリを作りましたが、名詞節「whether」での書き換えをみていきましょう。
I don’t know whether I’m the right person for this task.
自分がこの仕事に適しているのかどうかわからない。
It is uncertain whether these changes will be accepted by the public.
この変更が世間に受け入れられるかどうかはっきりしない。
【まとめ】whether・ifの比較
前述のようにwhether・ifの比較すると、名詞節「whether」のほうが使える範囲は広く、「主語、動詞の目的語・補語」などになれます。
これに対して、名詞節「if」は「動詞の目的語」また「真主語」にしかなることができません。
つまり名詞節「if」は使える範囲が限られるといえるでしょう。
whether・ifの用法が詳しい参考書
whether・ifの用法が詳しい参考書は『[要点明解]アルファ英文法 新装版』と『基礎と完成 新英文法』です。
『[要点明解]アルファ英文法 新装版』は「if・whether」の違い・使い分けが詳しく解説されてあります。
本書は分厚いくすこし重いかもしれませんが、例文・用法が豊富なんです。
「if・whether」のガッチリ理解できる一冊です。
いっぽう『基礎と完成 新英文法』は『アルファ英文法』より分厚くありませんが、簡潔にわかりやすく書かれてあります。
簡潔だけど重要なことが必ず書いてある「頼もしい」一冊です。
授業や英会話で習ったこと単元を、本書で調べれば「理解」が深まり、学習を効率化できますよ。