【3分ガイド】英語「主語・動詞」の見つけ方|SVの発見が簡単!

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この記事では「英語の主語・動詞の見つけ方」を例文をつかってわかりやすく解説します。

この「英語の主語・動詞の見つけ方」って難しいですよね。

とくに主語が長くなっている場合や、パッと見ると動詞が何個もある場合では、悩ましいです…。

過去分詞があると、ややこしいよねー

でも主語・動詞の見極めが難しい英文というのは「パターン」があり、そのパターンを理解すると、サクサク読めるようになります。

では「SVの発見」を集中して学習していきましょう。

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英語の主語・動詞の見つけ方

英語の主語・動詞の見つけ方をみていきます。

主語と動詞が難しい例文のパターンはある程度決まっていますから、まずはそのパターンをみていきましょう。

パターンは3つありそれぞれ、「that/what/how」の名詞節が入る場合、過去分詞がある場合、関係代名詞の省略がある場合、が挙げられます。

【that/what/how】英語の主語が長いパターン

【that/what/how】が文頭にあり「英語の主語が長いパターン」では、主語と動詞の見分けが難しくなります。

「that文頭で接続詞」のパターン

that文頭で接続詞のときは「英語の主語が長いパターン」になりがちですから、注意が必要です。

例文をみていきましょう。

That she ate the whole cake without asking anyone was quite shocking.
彼女が誰にも聞かずにケーキを全部食べてしまったことは、とても衝撃的でした。

上の例文でも「that」から名詞節がはじまります。

1つの名詞節には「SVはひとつしかない」ことを手掛かりに、どこまでが名詞節か見極めていきましょう。

するとthatからはじまる名詞節には動詞「ate」がありますから、次の動詞「was」の前で名詞節は終わるとわかるんです。

つまり「That ~ anyone」までがS(主語)で、wasがV(動詞)になります。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= That she ate the whole cake without asking anyone
動詞はどれか?
  • V(動詞)= was


「that名詞節が文頭」のパターン

「that名詞節が文頭」のパターンをさらにみていきましょう。

That he kept a secret made him feel like a detective.
秘密を守ることで、探偵のような気分になった。

上の例文でも「that」から名詞のカタマリである「名詞節」がはじまり、動詞を前から見つけていくと「kept」と「made」がありますね。

1つの名詞節にはSVがひとつしかありませんから、名詞節は二つめの動詞「made」の前までで終わるのです。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= That he kept a secret
動詞はどれか?
  • V(動詞)= made

「how文頭で名詞節」のパターン

「how文頭で名詞節」のパターンも、主語が長くなりますから注意が必要です。

例文をみていきましょう。

How she views things often makes her stand out from the crowd.
彼女の物事の捉え方は、人目を引きがちだ。

Howから名詞節がはじまり、名詞節にはひとつのSV使えないことを手がかりに見極めていきます。

そして動詞は前から「views」と「makes」がありますから、2つめの動詞「makes」の前で「名詞節」は終わります。

したがって「How ~ things」までがS(主語)で、「makes」がV(動詞)と決まるのです。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= How she views things
動詞はどれか?
  • V(動詞)= makes

「what文頭の名詞節」のパターン

「what文頭の名詞節」のパターンも主語が長くなります。

例文をみていきましょう。

What seems easy is often the hardest task to complete.
簡単そうに見えることが、一番難しい課題であることが多いのです。

上の例文でも「what」から名詞節がはじまり、意味は「…するもの(こと)」です。

名詞節では1つのSVしか使えないことを糸口に、動詞をみていきます。

動詞を見ていくと、1つめは「seems」で、2つめが「is」とわかるでしょう?

よって、2つめの動詞「is」の前までで、名詞節は終わります。

つまり「What ~ easy」がS(主語)で、「is」がV(動詞)とわかるのです。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= What seems easy
動詞はどれか?
  • V(動詞)= is

過去分詞/動詞の見分け方

主語と動詞を特定する上で「過去分詞・動詞の見分け方」も大切になります。

まずは例文をみていきましょう。

The people trapped in a maze were determined to find the exit.
迷路に閉じ込められた人々は、出口を見つけようと決心した。

上の例文の他動詞「trap」は過去形と過去分詞は同じで「trapped」です。

ですから動詞/過去分詞のどちらかの見分けが難しくなります。

そこで他動詞「trap」は目的語が必要であるはずが、「目的語がない」ことを手掛かりに「trapped」は過去分詞と特定できます。

また「trapped」が過去形とすると「were」の説明がつきませんから、ここからも「trapped」は過去分詞と理解ができるんです。

よって上の例文ではの「過去分詞」はうしろから前の名詞を修飾しています。

つまり「trapped in a maze」は形容詞のカタマリとなって、前の名詞「people」を修飾しているのです。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= The people
動詞はどれか?
  • V(動詞)= were

過去形・過去分詞の見分け方

過去形・過去分詞の見分け方は、難しく、読解のポイントとなりがちです。

そのため、さらに例文で学習していきましょう。

The product sold in this store is sure to make your life easier.
この店で販売されている製品は、生活をより快適にしてくれることでしょう。

上の例文の「sold」は「過去形か過去分詞のどちらか」がパッと見かけだけではわかりません。

そのため次のふたつの判断から、「sold」は過去分詞であると特定します。

「sold」は過去分詞かどうか?
  • soldの目的語がない
  • うしろに動詞「is」がある

「sold」を過去形と仮定すると、うしろの動詞「is」の説明がつきませんから、soldは過去形と判明するのです。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= The product
動詞はどれか?
  • V(動詞)= is

関係代名詞の省略の見分け方

関係代名詞の省略の見分け方も、主語と動詞を見つける上でポイントになります。

例文をみていきましょう。

The hot dogs I ate were a perfect combination of juicy and savory.
私が食べたホットドッグは、ジューシーさと香ばしさが絶妙の組み合わせでした。

上の例文では「dogs」と「I」の間に関係代名詞の省略があります。

省略を見分けるポイントは2つあります。

1つは「名詞 SV」の語順です。「名詞+名詞+動詞」の並びがあると、注意が必要になります。

上の例文でも、①名詞の「hot dogs」と②名詞「I」が並び、次に動詞「ate」が並んでいますね。

まさに「名詞 SV」の並びですから、か「関係代名詞の省略」が考えられるのです。

また他動詞「ate」の目的語がないことからも、関係代名詞の省略があると特定できます。

主語はどこまでか?
  • S(主語)= The hot dogs
動詞はどれか?
  • V(動詞)= were

【まとめ】SVの発見

以上のように、SVの発見で注意が必要になるパターンとしては、「that/what/how」の名詞節が入る場合、過去分詞がある場合、関係代名詞の省略がある場合、が挙げられます。

この3つのパターンをなんども復習すると、正確に読みこと、スムーズに読むことにつながるのでしょう。

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