みなさん、英語の「同族目的語」を知っていますか?
よく英字新聞や洋書で使われる表現。
また大学入試・英語試験でも狙われるフレーズでもあります。
【同族目的語】
→ 洋書で頻出表現
→ 英語試験で問われる
しかし「同族目的語」を初めて目にするとビックリする方もいるかもしれません。
なぜなら「live a happy life(幸福な生活をする)」など、同形・似た形の動詞と名詞が繰り返されるため。
あまり見慣れない表現に見えるんです。
そこで当記事では、英語の同族目的語構文と、その意味・例文を説明していきます。
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目次(クリックでジャンプ)
「同族目的語」の英語例文
同族目的語は、動詞と「語源や意味が近い名詞」のことを言います。
同族目的語の例文をみていきましょう。
I want to live a happy life.
幸せな人生を送りたい。
I hope to live a life of ease.
のんびり暮らしたいものです。
上の例文では、動詞「live」の同族目的語が「life」です。
一般的には同族目的語には形容詞がつきますが、なかにはないものもあります。
【「動詞live」の名詞】
→ life
【同族目的語】
→ 形容詞がつく場合が多い
同族目的語構文|英語
英語の同族目的語構文とは、上記例文の「live a life of ease」や「live a happy life」のような表現のこと。
同族目的語がある構文を同族目的語構文と呼びます。
同族目的語構文の例文をみていきましょう。
I slept a good night’s sleep yesterday.
昨日はぐっすり眠れました。
上の例文では、動詞「slept」の同族目的語が名詞「sleep」です。
もうひとつ例文をみていきましょう。
I laughed a loud laugh.
大声で笑いました。
この例文では、動詞「laughed」の同族目的語が名詞「laugh」です。
「同族目的語」が詳しい参考書
「同族目的語」が詳しい参考書は『「読む」ための英文法―むずかしい英文も読める』と『英文法詳解』です。
『「読む」ための英文法―むずかしい英文も読める』では、大学入試で実際に使われた英文をもとに、「同族目的語」を解説してあります。
より実践的に「同族目的語」を学べるでしょう。
『英文法詳解』は「同族目的語」のフレーズがたくさん収録してありますから、表現の幅を広げることができます。
また「同族目的語」が省略される場合など、より踏み込んだ内容を学べるのが本書の魅力。