みなさん「it seems that」の書き換え・「seem to do」の使い方がわかりますか?
英作文でよく使われる表現ですが覚えて置かなければなりません。
また英語試験で文法問題でも頻出のパート。
そこで、当記事では「it seems that」の書き換え・例文を解説していきます。
目次(クリックでジャンプ)
It seemsの意味・使い方・例文
「It seems that」の使い方についてみていきましょう。
seem使い方はふたつあり、ひとつは「It seems that」、もうひとつが「主語+seem(s)+補語」。
まず「It seems that」の意味は「〜のようだ」という意味。
【「It seems that」の意味】
→「〜のようだ」
断定せずに、推定する言い方のときにつかわれます。例文をみてみましょう。
It seems that her view hasn’t changed.
彼女の考えは変わっていないようだ。
例文でもわかるように断定ではなく、やわらかい言い方です。
「it seems that」の書き換え
appearとseemの書き換え問題(使い方)が出題されることがあります。
appearがseemとほぼ同じ意味を表現できるため。
つぎの「it seems that」の書き換えを、appearでしていきましょう。
It seems that her view hasn’t changed.
彼女の考えは変わっていないようだ。
It appears that her view hasn’t changed.
彼女の考えは変わっていないようだ。
【「it seems that」の書き換え】
→ 「It appears that」で
It seems to meの意味
It seems to meの意味は「It seems that」よりも主観的。
「私」の主観がより含まれた言い方といえるでしょう。例文をみていきましょう。
It seems to me that her view hasn’t changed.
彼女の考えは変わっていないようだ
【「It seems to me」】
→ 主観的な英語表現
「It seems like」の意味
「It seems like」の意味は「It seems that」とほぼ同じ意味ですが、「It seems like」のほうが推定の度合いが強いです。
例文をみていきましょう。
It seems like that nobody wants to work there.
だれもそこで働きたくないようだ。
【「It seems like」】
→ 推定の意味が含まれる
「seem to do」の意味・例文【to不定詞】
「seem to do」の意味・例文を説明します。「seem to do」は「〜のようだ」という意味。
主語に具体的な名詞が置かれるのが、「It seems that」との違いといえます。
例文をみていきましょう。
She seems to have made her mind up on retirement.
彼女は引退を決意しているようだ。
【「seem to do」の意味】
→ 「〜のようだ」
「seem」時制の使い方
「seem」時制の使い方について確認していきましょう。
主節の動詞と準動詞の「時制」が違えば、have+過去分詞でそれをあらわします。
He seems to have changed his mind.
彼は気が変わったようだ。
例文ではhave+過去分詞で時制の違いを表現しているのです。
主節の「He seems」と、準動詞の「to have changed his mind」で時制が違います。
私が「彼が〜ようだ(seem)」と感じたときと、「彼が気が変わったとき」の時制が違うということです。
【主節動詞と準動詞の「時制」が違う】
→ 「have+過去分詞」で表現する