3分ガイド|it is time to doは仮定法?意味の違い・例文

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この記事では「It is time to do」と「It is time 仮定法過去」の違い・意味を例文でくわしく解説します。

この「It is time to do」と「It is time 仮定法過去」は「意味に違いがあるの?」と疑問に感じますよね。

ふたつとも似てるよね〜

また「It is time to do」を「別の表現で書きたい!」と感じている人もいるかもしれません。

この点、「It is time to do」と「It is time 仮定法過去」はニュアンスに違いがあります。

この記事では例文をもとに「ニュアンスの違い」を解説していますから、しっかりと理解できますよ。

また「It is time 仮定法過去」の書き換えのコツもわかりますから、英語の表現を増やせるでしょう。

では「It is time to do」と「It is time 仮定法過去」を解説していきます。

この記事でわかること
  • 「It is time to do」の例文
  • 「It is time 仮定法過去」の例文・ふたつの違い
  • 「It is time(仮定法過去)to do」の書き換え方法

「〜すべき時だ」「〜の時だ」の英語表現

「〜すべき時だ」「〜の時だ」を英語で表現するには、「It is time to do」と「It is time 仮定法過去」がつかえます。

このふたつの表現は意味は似ていますが、以下のように「ネガティブな気持ちが込められているか、いないか」に違いがあるのです。

It is time to doの特徴
  • 中立な立場
  • ネガティブ感情なし
  • 「It is time(仮定法過去)to do」の書き換え方法

It is time 仮定法過去の特徴
  • ネガティブ感情アリ
  • 「時」がすでに到来
  • もっと早く」という批判アリ



「It is time to do」の意味・例文

「〜の時だ」の英語例文をみていきましょう。

It is time to fight against the enemy.
敵と戦うべき時です。

It is time to learn about different cultures.
異文化を学ぶべき時です。

上の例文では「「It is time to do」がつかわれていますから、話者の「ネガティブな感情」はありません。

It is time to do
  • 批判の感情はナシ

「it is time+不定詞構文」

前述のような「it is time to〜」の不定詞構文は英字新聞などでも頻出表現で、アメリカ英語でよくつかわれる傾向にあります。

「it is time 仮定法過去」の例文

上の例文を、「it is time 仮定法」の例文に書き換えてみましょう。

It is time we fought against the enemy.
敵と戦うべき時です。
→ 批判的なニュアンス

It is time you learned about different cultures.
異文化を学ぶ時です。
→ ネガティブなニュアンス

上の例文では「it is time 仮定法」がつかわれていますから、「批判的なニュアンス」が込められています。

つまり、戦うべきは時は「到来」しているのに「実行されていない」と話者が感じているのです。

it is time 仮定法過去
  • 批判のニュアンスあり

「it is time 仮定法」のなぜ?

「it is time 仮定法」はなぜ「仮定法過去」がつかわれるのでしょう?

この点、「〜すべき時」が「到来している」のにかかわらず「実際には到来していない」ため「仮定法過去」がつかわれます。

つまり「すべきことを、していない」ことに対し、「批判」の感情を表すために「仮定法過去」がつかわれるのです。

「it is time 仮定法」
  • 「もっと早く」という批判アリ

「It is time to go」の意味・例文

「It is time to go」の意味は、前述したように「〜する時だ」です。

「It is time to go」の例文をみていきましょう。

It is time to go to sleep.
寝る時間です。

上の例文を「It is time 仮定法過去」に書き換えると、ネガティブな気持ちをあらわせます。

It is time you went to sleep.
寝る時間です。
→そろそろ寝た方がいいですよ。

「寝る時間です」という意味では同じです。よりネガティブ感情を表現すると「そろそろ寝た方がいいですよ。」と和訳できるでしょう。

「It is time 仮定法過去」を使う理由は、「寝る時間は到来」しているのに「実際には寝ていない」ため。

「It’s time to leave」の意味・例文

「It’s time to leave」の意味・例文をみていきましょう。

It’s time to leave your job.
仕事を辞めるべき時です。

上の例文を「It is time 仮定法過去」で書き換えると、「〜すべき時」が「もう到来している」ことを表現できます。

It’s time you left your job.
もう仕事を辞めるべき時です。

「it’s about time〜」の意味・例文

「it’s about time〜」の意味は「そろそろ〜していいころ(時間)」になります。

「it’s about time〜」の意味
  • そろそろ〜していいころ(時間)

「it’s about time+仮定法」の例文

「it’s about time+仮定法」の例文をみていきましょう。

It’s about time you went to school.
そろそろ学校に行く時間です。

上の例文でも「it is time」と同様に、「about time」のあとは「仮定法過去」が用いられます。

it’s about time+仮定法
  • 時が到来していることを表現

「it’s high time」の意味・例文

「it’s high time」の意味は「もう〜していいころ(時間)」になります

「it’s high time」の意味
  • もう〜していいころ(時間)

「it’s high time+仮定法」の例文

「it’s high time+仮定法」の例文をみていきましょう。

It‘s high time you looked for another job.
もう別の仕事を探していいころです。

上の例文でも「it is time」と同様に、「high time」のあとは「仮定法過去」が用いられます。

it’s high time+仮定法
  • 時が到来していることを表現

「It’s high time・it’s about time」の違い

「It’s high time・it’s about time」の違いは、すこしニュアンスの違いがあります。

「It’s high time・it’s about time」はともに「〜すべき時」が到来していることを伝える点は同じです。

しかし「high time」のほうが「とっくに〜すべき時」が到来しているとより「強調」しています。

「It is time (仮定法過去)to do」が詳しい参考書

「It is time (仮定法過去)to do」が詳しい参考書は『大学入試 基礎からの英作文実践講義』と『ジーニアス総合英語』です。

『大学入試 基礎からの英作文実践講義』は英作文で間違えやすいところを、コンパクトに解説してあります。

本書は、もちろん「It is time (仮定法過去) to」のふたつの違いについても説明があります。このニュアンスの違いについても詳しいです。

大学受験・TOEFL試験の「英作文対策の一冊目」にオススメでしょう。

いっぽう『ジーニアス総合英語』は例文がたくさんあり、図解やコラムも豊富にあります。

「It is time (仮定法過去) to」についても、例文を交えて解説があるので、理解しやすいでしょう。

本書は分厚く、英文法について幅広く解説してありますから、英語初学者〜中級者はもって置くといいと強力にバックアップしてくれますよ。

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