この記事では「It takes+時間+to do」の意味・訳し方・書き換えを解説します。
ところで「It takes+時間+to do」ってよく英作文で出題されますが「正確」に書くの難しいですよね。
けっこうニアミスしがち。
それに、この「It takes+時間+to do」の「書き換え」となると、複雑で悩むでしょう。即答するのに手間取っちゃうんです。
でも「It takes+時間+to do」の訳し方・書き方には「コツ」があることをしていますか?
当記事で、その「コツ」をつかめばニアミスしなくなりますよ。
また「書き換え」の「型」を身につけれられますから、英作文でサクサク書けるようになるのです。
では「It takes+時間+to do」の例文から学んでいきましょう。
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目次(クリックでジャンプ)
「It takes+時間+to do」の意味・例文
「It takes+時間+to do」の意味は「Vするのに〜時間かかる」です。
「It takes+時間+to do」の例文をみていきましょう。
It takes five minutes to get to my house.
私の家までは5分かかります。
上の例文では「takes」の後に「かかる時間」が置かれ、「to do」以下で「時間がかかること」が書かれます。
この「It takes+時間+to do」では、「誰にとって時間がかかるのか」が書かれません。
よって、前後の文脈からその人が想定できる場合や、「誰にとってか」を表さない場合に、「It takes 時間 to do」がつかわれるのです。
【「It takes+時間+to do」】
→ 「だれにとっての時間か」は書かれない
「It take+人+時間+to do」の意味・例文
「It take+人+時間+to do」の意味は「人にとってVするのに〜時間かかる」です。
It took me ten months to build the log cabin.
そのログハウスを建てるのに10ヶ月かかりました。
It took her ten minutes to solve the puzzle.
彼女はパズルを解くのに10分かかりました。
上の例文では「人」にあたるところに「me」「her」が置かれています。「me」「her」を置くことで「わたし(彼女)がかかった時間」を明らかにしているのです。
この「人」にあたる部分には「him」「me」「us」などの目的格の代名詞が置かれます。
【「It take+人+時間+to do」】
→ 「人」には目的格の代名詞を書く
「It takes 時間」の書き換え
「It takes 時間」の書き換えについてみていきましょう。
「It takes+人+時間」の書き換えは「It takes+時間+for+人」でできます。
【It takes+人+時間の書き換え】
→「It takes+時間+for+人」で書換
「It take+時間+for+人+to do」の書き換え例文
さきほどの例文を書き換えていきます。
It took ten months for me to build the log cabin.
=It took me ten months to build the log cabin.
そのログハウスを建てるのに10ヶ月かかりました。
さらに例文をみていきましょう。
It took more than 10 years for us to develop the new drug.
=It took us more than 10 years to develop the new drug.
この新薬の開発には10年以上かかりました。
「人+take+時間+to do」の書き換え
前述の例文は「人+take+時間+to do」の書き換えができます。
このとき注意が必要なのが、「人」は主語であるため「I・We・he・she」などの「主格」で書かなければなりません。
書き換えの例文をみていきましょう。
I took ten months to build the log cabin.
=It took me ten months to build the log cabin.
そのログハウスを建てるのに10ヶ月かかりました。
We took more than 10 years to develop the new drug.
=It took us more than 10 years to develop the new drug.
この新薬の開発には10年以上かかりました。
「It takes 時間 for 人 to do」が詳しい参考書
「It takes 時間 for 人 to do」は『大学入試 基礎からの英作文実践講義』と『ジーニアス総合英語』です。
『大学入試 基礎からの英作文実践講義』は英作文で間違えやすい「It takes 時間 for 人 to do」を集中的に学べます。
受験生がつまづきやすいところを丁寧に解説してありますから、英作文対策の一冊目にいいでしょう。
『ジーニアス総合英語』は「It takes 時間 for 人 to do」の例文がたくさんありますから、理解を深めるのに役立ちます。
また本書は「It takes〜」だけでなく英文法を幅広く解説し、例文も豊富ですから、参照用にオススメです。
大学受験生も英検受験生も一冊もっておけば、英語学習の力づよい味方になってくれるはず。