みなさん、「前置詞+関係詞+to do」の文法問題を目にしたことありませんか?
英語試験でよく狙われる文法事項でありながら、ニガテな人が多いところです。
【前置詞+関係詞+to do】
→ 英語試験でよく問われる
→ 苦手な人が多いパート
苦手な理由は「構造がすこし複雑」だから。
そこで当記事で、「前置詞+関係詞+to do」の例文・意味を紹介していきます。
目次(クリックでジャンプ)
「前置詞+関係代名詞+to do」の例文
「前置詞+関係詞+to do」の例文をみていきましょう。
「with which to do」の例文
Here are the gifts with which to treat yourself.
自分へのご褒美となるようなプレゼントをご紹介します。
こちらの例文のポイントは、「前置詞+関係詞+to do」という順序。
以下のように前置詞「with」を文末にもってこられませんので、注意が必要です。
(×) Here are the gifts which to treat yourself with.
前置詞「with」は句の先頭に置くこと!
この例文は以下のようにも書き換えられます。
Here are the gifts with which you can treat yourself.
上の例文では「with which to」の「to」を省略した代わりに、その後にSVから成る英文が続くのです。
「in which to」の例文
「in which to」の例文をみていきましょう。
It’s an ideal space in which to hold a dinner party.
ディナーパーティーを開催するには理想的な空間です。
「前置詞+関係詞+to do」の前置詞の位置
→ かならず句の先頭
→ 「with which to V」の順
「前置詞+関係詞」の訳し方
「前置詞+関係詞+to do」の訳し方としては、「前置詞+which to」以下の文を、先行詞にかけるとうまくいくことが多いでしょう。
「on which to do」の例文・訳し方
They are searching for the foundation on which to build safe cities.
彼らは安全な都市を作る基盤を探しています。
先行詞の「foundation」に「to」以下をかけるイメージです。
こちらの「to」以下の「安全な都市を作る」を、先行詞の「基盤」にかけて訳しています。
「前置詞+関係詞」の訳し方
→ to以下を先行詞にかける
「前置詞+関係代名詞+to do」が詳しい参考書
「前置詞+関係代名詞+to do」が詳しい参考書は『「読む」ための英文法』です。
本書では、難関大で出題された英文をもとに「前置詞+関係代名詞+to do」を解説してあります。
実戦的に「前置詞+関係代名詞+to do」が学べますから、英語試験対策におすすめの本といえるでしょう。