インドで現実にあった迷子事件を題材にした映画「ライオン」

映画・ドラマ

インドで現実にあった迷子事件を題材にした映画。 ゴールデン・グローブにノミネートされ、テレビ番組「アンビリバボー」でも取り扱われたことから話題になりました。

監督は「ガース・デイヴィス」。「トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜」などを手がけ、エミー賞などにノミネートされるなど、高く評価されている。

ネットフリックスやアマゾンなどで配信されています。

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ストーリー

1980年代、主人公の5歳のサルーが誤って電車に乗り込んでしまい何千キロも離れたカルカッタに流れ着くことからストーリーは進展していく。彼は家族を探しカルカッタを歩き回る。

しかし、地域ごとに言語が大きく異なるインドでは、コミュニケーションすらままならない。グーグルやインターネットが発展していない時代、幼い子が何百キロ離れた地域から、家族を探すのは至難の技であった。

このような状況が重なって、彼はやがて養子としてオーストラリアの家族で育てられます。不自由ない生活のなか時は過ぎ、大学生となり自分のルーツについての謎が彼を苦しめだす。同時にグーグルやインテーネットが浸透し、彼をルーツ探しの旅へと駆り立てます。グーグルアースを使い、ルーツ探しの旅が始まる。

育ての母と生みの母を思う気持ちが交錯し、心を揺さぶる

サルーが生みの親を思う気持ちと、育ての親を思う気持ちがうずまく。何不自由ない生活をするサルーは、スラムで貧しい生活を送る家族を思うと心が痛む。彼のルーツを探す旅は苦痛を伴う作業だった。

ルーツを探す旅は養母に対して裏切りにならないか?、養母のサルーへの優しい眼差し、など機微な気持ちを繊細に描いていく作品。彼のそのような葛藤で苦しむ姿が心を打つ。

インドの文化を垣間見ることができる

貧しい家族をもつサルーを通して、インドの生活状況を感じとることができる。サルーは貧しく、学校にも行けずに、働かなくてはならない状況。

また母も貧しいスラムで暮らしているため、教育を十分に受けられておらず、文字を読めない。サルーの迷子の記事が掲載されたとしても、読めないため見つけることができない。このような状況も、この事件をさらに深刻にさせたようです。

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