みなさん、英語で「常に複数扱い名詞」があることを知っていますか?
この区別はTOEIC・英語試験でとわれますから、覚えておかなければなりません。
しかしここまで手が回っていない人も多く、ケアレスミスがおきやすいパートなんです。
「常に複数扱い名詞」は「絶対複数名詞」とも呼ばれます。
【英語で「常に複数扱い名詞」】
→ 英文法問題で問われる
→ ケアレスミスをしやすいところ
そこで当記事では英語で「常に複数扱い名詞」について説明します。
例文で覚えらますから、しくみ・意味が記憶に残りやすいでしょう。
常に複数扱いの「名詞」
名詞のなかには、常に複数形で使われる名詞があります。
よく使われる「複数扱いの名詞」をみていきましょう。
「people」
常に複数扱いの「名詞」としては、「people」が挙げられるでしょう。
「people」は複数形も同じ形で「people」になります。
なお、まれに数えられる名詞「a people」で使われることがあるんです。
意味は「国民・民族」ですが、ほとんどつかわれません。
People like him are not allowed to consume alcohol in the area.
彼のような人は、この地域でアルコールを摂取することはできません。
【people】
→ 複数形もpeople
→ ごくまれに「a people」を使用
「pants」は絶対複数名詞
「pants」も常に複数扱いの「名詞」です。意味は「パンツ・ズボン」。
パンツは足を入れるところが二つあることから、常に複数扱いなのです。
常に複数扱いであるため、このような名詞を「絶対複数名詞」といいます。
「pants」の例文をみていきましょう。
You should wash your pants.
パンツは洗ったほうがいいよ。
【「pants」】
→ 常に複数扱い
→ 意味は「ズボン」
「trousers」は絶対複数名詞
「trousers」も常に複数扱いの「名詞」。足を入れる部分がふたつあることから、常に複数扱いなのです。つまり「tousers」は絶対複数名詞。
「trousers」の意味はズボンです。
では「trousers」の例文をみていきましょう。
I love high-rise trousers.
ハイライズのパンツが大好きです。
【「trousers」】
→ 足を入れる部分ふたつ
→ 常に複数扱いの名詞
→ 絶対複数名詞
「police」
「police」も常に複数扱いの「名詞」です。一般的に「the police」で使われますが、無冠詞「police」で書かれることもあります。
「police」の例文をみていきましょう。
The police are investigating a shooting in the area.
警察は、この地域で起きた銃撃事件を調査しています。
【「police」】
→ 複数扱いの「名詞」
→ 一般的に「the police」で使用
英語の「絶対複数名詞」がくわしい参考書
英語の「絶対複数名詞」がくわしい参考書は『日本人に共通する 英語のミス151』と『表現のための実践ロイヤル英文法』です。
『日本人に共通する 英語のミス151』では、日本人がミスした例をもとに、「絶対複数名詞」が学べます。
ケアレスミスが起きやすいところを集中的に理解できるでしょう。
『表現のための実践ロイヤル英文法』は「絶対複数名詞」を数多く説明しています。
いろんな「絶対複数名詞」を例文で学習することで、その規則性やルールが学べるでしょう。