【3つのコツ】前置詞句の形容詞・副詞の見分け方はカンタン?語順と場所

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この記事では「前置詞句」が形容詞・副詞のどちらか、の見分け方を説明します。

この「前置詞句」って文頭に置かれたり、文末に置かれたりして、「文中でどのように働いているのか?」が悩ましいですよね。

どうして書かれる位置が違うんだろー

そもそも「In Tokyo 〜」のように「なぜ英文のはじめに書かれているの?」と疑問に思うかたもいるでしょう。

この「前置詞句」が「どの位置に置かれるか」は意味があることが多いのです。書き手に意図があって「位置」を変えているのです。

この記事では、どの「位置」に「前置詞句」によって「形容詞・副詞」の判別のパターンを説明していますから、イメージしやすいでしょう。

見分けるコツがわかるよー

記事の例文で、「前置詞句」の見分け方の「コツ」がわかりますから、ニアミスも少なくなりますよ。

それでは「前置詞句」が形容詞・副詞の判別法の「コツ」をみていきましょう。

この記事でわかること
  • 前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方
  • 前置詞句の「形容詞・副詞」の語順パターン
  • 「必ず副詞句」となる前置詞句
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前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方・違い

前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方としては、次のように3つのパターンで考えるとわかりやすいでしょう。

まず「語順パターン」をみて、例文で理解を深めていきます。

【語順で】前置詞句の見分け方
  • 「文頭」の前置詞
  • 「主語+前置詞句」の語順
  • 「文末」の前置詞

以下ではそれぞれ前置詞の位置から「前置詞の見分け方」を説明していきます。

なお、前置詞句や副詞句の「句」とは、2つ以上の語が「1つの品詞」の働きをすることです。

例えば「at first(最初は)」は、「前置詞+名詞」の2語で「副詞」として働きます。これを副詞句というのです。

「句」とは?
  • 2語以上で品詞として働くかたまり

【文頭の前置詞】「前置詞+名詞」が副詞句

「前置詞+名詞」が副詞句になる場合の例文をみていきましょう。

In the metropolitan area, flu is spreading fast.
首都圏では、インフルエンザが急速に広がっています。

上の例文のように、「文頭の前置詞」はほとんどが副詞句になります。

これを「形容詞句」と考え「首都圏のインフルエンザは〜」と訳すと、間違えになるのです。

「文頭の前置詞」
  • 副詞句となるのが一般的

【主語+前置詞句の語順】では形容詞句?

「前置詞+名詞」が形容詞句の例文をみていきましょう。

People in the town are seeking jobs.
町の人々は仕事を求めている。

上の例文のように「主語+前置詞句」の語順では、一般的に「形容詞句」になります。

そのため、この例文を「町では、人々は〜」と副詞句として訳すと、間違えになるのです。

「主語+前置詞句」
  • 「形容詞句」が多い

【文末の前置詞句】の場合

「前置詞句」が文末につくときは、副詞句・形容詞句のどちらの可能性もあります。

そのため文脈で「副詞句・形容詞句のどちらか」を判断しなくてはなりません。

「前置詞句」が文末の場合
  • どちらの可能性もあり
  • 文脈で判断する

「前置詞句」が文末【形容詞句】

「前置詞句」が文末にあり、かつ「形容詞」として機能している例文をみていきましょう。

I saw a man with a gun.
銃を持った男を見た。

上の例文では「前置詞+名詞」のかたまりが文末にありますから、形だけでは「形容詞句か副詞句か」は判別できません。

文脈から判断すると、形容詞句と捉え「銃を持った男」と考えると自然でしょう。

「前置詞句」が文末【副詞句】

「前置詞句」が文末にあり、かつ「副詞」として機能している例文をみていきましょう。

He eats curries with his hands.
彼はカレーを手で食べます。

上の例文でも文末に「前置詞+名詞(with his hands)」がありますね。

こちらも文脈から「形容詞句か副詞句か」を判断しなければなりません。

そうすると、「手で食べる」と「副詞句」と考えると自然な英文になります。

「必ず副詞句」となる表現

「必ず副詞句」となる表現としては「all of a sudden(急に・突然)」があります。

したがって、どの位置に「all of a sudden」が置かれても「副詞句」と解釈するのです。

「all of a sudden」の例文をみていきましょう。

He got mad at me all of a sudden.
彼に急に怒られた。

上の例文では、「all of a sudden」を副詞句と考え「急に怒られた」と訳しました。

「必ず副詞句」となる前置詞句

「必ず副詞句」となる前置詞句として、よく英語試験で出題されるのは次のものが挙げられます。

副詞句となる前置詞句
  • after all(結局)
  • at first(最初は)
  • in fact(実のところ)

「前置詞+名詞」は、形容詞句か副詞句

上の説明のように「前置詞+名詞」は形容詞句、または副詞句として働きます。

前述したように、前置詞の置かれる位置によって、どちらの働きをしているか判断しやすいのです。

しかし、「形容詞句か副詞句かどうか」は判別しにくいものもありますから、その場合は「文脈」から見分けなければなりません。

「前置詞+名詞」について詳しい参考書

「前置詞+名詞」について詳しい参考書は『英文読解の原則125』と『ジーニアス総合英語』です。

『英文読解の原則125』は「前置詞の位置」によって公式化しているため、知識の整理にぴったりの参考書。

難関大・英検の試験対策の仕上げにおすすめでしょう。

「英文読解のコツ」がコンパクトにまとまっているため、多読前に読むのもいいでしょう。

いっぽう『ジーニアス総合英語』は、より基礎的なことがらから説明されてますから、中学生から社会人まで、サクサク読めます。

「前置詞+名詞」の理解に大切なポイント「句と節の違い」についても、ていねいに解説してあります。

『ジーニアス総合英語』は分厚く網羅性がありますから、参照用にいいでしょう。

大学受験にも、社会人の英語の学び直しにも、相性がいい参考書になります。

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