【3分ガイド】SVOOの動詞・例文・書き換え|第四文型の書き換え・例文

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みなさん、svooの動詞や書き換えを理解していますか?

svooの書き換えは大学入試やTOEIC試験でよく問われる頻出問題。文法問題で出題されるのが多いでしょう。

【svooの書き換え】
→ 大学入試・TOEICで頻出
→ 英字新聞でもよくでる表現

ただ、svooの動詞は挙げられる人は多いのですが、svooの書き換えができない人が多いのです。

そこで当記事では、svooの動詞・例文、svooの書き換えをわかりやすく説明していきます。

svooとは

svooとは第四文型のこと。具体的には、この文型では「2つの目的語」をとり、動詞のあとに「目的語 目的語」と並ぶことになるのです。

【SVOO】
→ SVOOは第四文型とも呼ばれる

第四文型の例文(簡単)

SVOOの「第四文型」をつくる代表的な動詞としては、giveやbuyが挙げられるでしょう。

みなさんも中学生や高校の教科書でもよく例文が出されているため、見たことがあるかもしれません。

第四文型の例文(簡単)をみていきましょう。

The teacher gave us some helpful advice.
その先生はわたしたちに役立つアドバイスをしました。

My mother bought me a book.
母が本を買ってくれました。

この例文のように、SVOOの文型では動詞のあとに目的語がふたつ並びます。また一つ目の目的語には「人」、ふたつ目は「物事」になることが多いといえるでしょう。

【SVOOの特徴】
→ 1つ目の目的語「人」が多い
→ 2つ目の目的語「物」が多い

svooをわかりやすく!

svooをわかりやすく言うと、「人に物を与える」という意味になる文型ともいえます。

前述したように、一般的にひとつ目の目的語に「人」がふたつ目に「物事」が並ぶため「人に物を与える」という意味を内包しているのです。

「人に物を与える」という意味を含んでいるため、SVOOの動詞は「授与動詞」とも呼ばれます。

【SVOOの動詞】
→「授与動詞」とも呼ばれる

SVOOの例文(中学生もわかる!)

SVOOの例文(中学生もわかるレベル)をさらにみていきましょう。

I showed him some pictures.
彼に写真をみせました。

I read my son the poem last night.
昨夜、この詩を息子に読んであげました。

SVOOの文では、この例文のように「動詞+人+物」が並ぶことが多いと意識すると覚えやすいかと思います。

【SVOO】
→ 動詞+人+物の語順が多い

svooの例文をさらに!

svooの文を深く理解するよう、さらにみていきましょう。

以下では、TOEICでよく狙われる授与動詞、洋書や英字新聞でよく狙われる授与動詞に分けてみていきます。

SVOOの動詞(TOEIC編)

SVOOの動詞、特にTOEICでよく使われる動詞はsendやofferが挙げられるでしょう。

これらを使った例文をみていきましょう。

I sent him a video message.
彼にビデオメッセージを送りました。

They offered me the position of secretary.
秘書の職をオファーされました。

The workshop will offer students a chance to broaden their outlook on life.
ワークショップは、人生観の幅を広げるきっかけを提供します。

上の例文のように、TOEIC試験の「SVOO」は仕事や業務に関係する英単語が一緒に使われるのが多いのです。

また上記で紹介した「SVOO」では「S」に「人」が置かれていましたが、直近の例文のように人以外(The workshop)が置かれることもあるので注意が必要になります。

他にも、「The website will offfer〜」や「The meeting will offer〜」のように無生物主語が置かれますから、辞書や総合英語本で確認しておくといいでしょう。

【SVOOの主語】
→ 無生物主語もつかわれる

svooからsvoの書き換え(第四文型の書き換え)

svooからsvoの書き換え(第四文型の書き換え)は試験でよく問われますから覚えておかなくてはなりません。

svooからsvoへの書き換えは動詞によって、toを使うものとforを使うものがあります。

動詞が、toとforのどちらの分類になるのかを意識して覚えておくといいでしょう。では以下では書き換えに、toを使う動詞、forを使う動詞、に分けて例文をみていきます。

【to】svooからsvoの書き換え

svooからsvoの書き換えで「to」を使うものをみていきましょう。

The teacher gave us some helpful advice.
その先生はわたしたちに役立つアドバイスをしました。
→ The teacher gave some helpful advice to us.

I showed him some pictures.
彼に写真をみせました。
→ I showed some pictures to him.

They offered me the position of secretary.
秘書の職をオファーされました。
→ They offered the position of secretary to me.

I sent him a video message.
彼にビデオメッセージを送りました。
→ I sent a video message to him.

I read my son the poem last night.
昨夜、この詩を息子に読んであげました。
→ I read the poem to my son last night.

【for】svooからsvoの書き換え

svooからsvoの書き換えで「for」を使うものをみていきましょう。

My mother bought me a book.
母が本を買ってくれました。
→ My mother bought a book for me.

The volunteers cooked the local community lunch.
ボランティアは地域の人たちに昼食を作りました。
→ The volunteers cooked lunch for the local community.

I’ll get you some popcorn.
ポップコーンを持ってこよう。
→ I’ll get some popcorn for you.

svooのgive型・buy型

svooの書き換えは前述では、「to」または「for」をつかいました。このようにSVOOの書き換えで、「to」をつかう動詞を「give型」、「for」をつかう動詞を「buy型」と呼びます。

さらに言い換えると、svooの動詞はgive型・buy型の2つに分類されるともいえるでしょう。

svooのgive型・buy型の分類については、詳しく知りたい方は総合英語系の本で確認できますよ。

具体的には『【新装版】基礎と完成 新英文法』のP36-37、『コーパス・クラウン総合英語』のP45あたりが詳しいでしょう。

svoo動詞の覚え方

svoo動詞の覚え方としては、前述のようにgive型とbuy型がありますから「どちらの動詞かどうか」を意識して覚えるといいでしょう。

また「svooの動詞」のすべては「人に物を与える」という意味が含まれていることを意識すると覚えやすいかと思います。

SVOOや「to・forの書き換え」が詳しい参考書

SVOOや「to・forの書き換え」が詳しい参考書は上で紹介した総合英語本は網羅性があります。

いっぽうで、英会話で使える自然なSVOOの英文を学ぶには『英語のハノン 初級』がいいでしょう。上質な英語表現をたくさん学べますし、しかも英語音声アリ、なんです。

【英語のハノン 初級】の記事はこちら

他方、洋書や英字新聞でつかわれるSVOOの英文は『英語難構文のトリセツ』が詳しいでしょう。

『英語難構文のトリセツ』はSVOOの授与動詞のなかでも「意外とみんなが知らない、でもよく使われるもの」を紹介している貴重な本といえます。

ほかにも英語中級者と上級者とをわける「重要な構文」を詳しく解説していますから、難関大学志望のかたや、大学生・社会人にもオススメです。

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