この記事では『[関係副詞のwhere]が場所以外の先行詞』を、例文からていねいに説明します。
「関係副詞のwhere」は「in the house」のような場所を先行詞とすることが多いですが、中には「場所以外」の先行詞もあってムズカシイですよね…。
例えば「case・situation」が先行詞になることがあり、「先行詞のパターンはあるの?」だったり、「どう訳せばいいのか?」だったり、悩んでいる人もいるかもしれません。
でも『[関係副詞のwhere]が場所以外の先行詞』はほとんどが「3つのパターン」ですから、それを覚えれば、スラスラ読めるようになりますよ。
では記事で『[関係副詞のwhere]が場所以外の先行詞』はほとんどが「3つのパターン」を学んでいきましょう。
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目次(クリックでジャンプ)
「関係副詞where」と場所以外の先行詞
「関係副詞のwhere」が場所以外の先行詞をとることがあります。
ただし、先行詞が「場所以外」のものの数は多くはありません。
よく使われる「場所以外の先行詞」は① case(場合)、② point(場面)、③ situation(状況)が挙げられます。
以下では、それぞれの例文・意味をみていきます。
先行詞case(場合)の「関係副詞where」
先行詞caseの「関係副詞where」の例文をみていきましょう。
There are many cases where strong enforcement is needed.
強力な法施行が必要なケースはたくさんあります。
上の例文のように場所ではない「場合」や「ケース」が、「関係副詞where」の先行詞になることがあります。
「関係副詞のwhere」の先行詞は「cases」です。
先行詞point(場面)の「関係副詞where」
「関係副詞のwhere」の先行詞が場所以外のときの使い方をさらにみていきましょう。
先行詞pointの「関係副詞where」の例文をみていきます。
This is the point where parents can intervene.
ここが親が介入する場面です。
上の例文で「関係副詞のwhere」の先行詞は「point」です。
こちらも「point」は「場所」を表していません。目に見えない「場面」を示しているのです。
先行詞situation(状況)の「関係副詞where」
先行詞situationの「関係副詞where 」の例文をみていきましょう。
There was a situation where kids didn’t have access to fresh food.
子供たちが新鮮な食べ物を手に入れられない状況がありました。
上の例文では「関係副詞のwhere」の先行詞は「situation」。
こちらでも「where」の先行詞は目に見えるものではなく、目に見えない「situation(状況)」なのです。
【まとめ】「関係副詞where」の使い方
前述のように、「関係副詞where」の先行詞は「場所以外」があるとわかったかと思います。
場所以外の先行詞は英文では次の3つを紹介しました。
先行詞が場所以外の「関係副詞where」の使い方としては、次の3つは頻出なので覚えておくといいでしょう。
「関係副詞where」がくわしい参考書
なお、「関係副詞where」の先行詞が「場所以外」の英文をより学びたいかたには次の3冊がオススメ。
・「読む」ための英文法―むずかしい英文も読める (駿台受験シリーズ)
・英文法解説(著:江川 泰一郎)
・ジーニアス総合英語
「読む」ための英文法
『「読む」ための英文法』は英語リーディングで重要な英文法だけしぼって、解説がなされています。英語そこそこ勉強しているのに、洋書・英字新聞があまり理解できないかたにおすすめでしょう。
大学入試では問われないけど、英語リーディングには必要なエッセンスがぎっしり詰まっています。
英文法解説
2冊目の『英文法解説(著:江川 泰一郎)』は定番の文法書。英語中級者〜上級者はかならずもっているといってもいいほど、みなさん重宝されています。
その特徴は「網羅性」にあります。わからないことは「この英文法書」に聞けば、パパパとわかります。しかも、例文の量が豊富ですから、記憶しやすい作りになっているのです。
『英文法解説』については英語リーディングを極める!「上級教材&英文解釈本」がど正解?でくわしく紹介しています。よろしければご覧ください。
ジーニアス総合英語
最後の『ジーニアス総合英語』は大学受験生用の英文法書ですから、やわらかい解説が魅力なんです。
『ジーニアス総合英語』は「関係副詞where」についても、場所以外の先行詞をたくさん紹介し、コラムも充実しています。
初学者がつまづきやすいところを集中的にコラム・イメージをつかって説明していて、社会人の人にこそ手にとってほしい本です。