みなさん、「英文法がニガテ」じゃありませんか?
文型とか「SVO」とか今さら学びたくない、というかたもいるかもしれません。
この「英文法が嫌い」という問題を解決してくれるのが『〈意味順〉英作文のすすめ(著:田地野)』
『〈意味順〉英作文のすすめ』は今までとは違う視点から英文法を教える画期的な本。
【〈意味順〉とは?】
→ 日本語の感覚で英文法を理解
→ 難しい英文法用語を使わない
→ 英語初心者でもわかりやすい
日本語の意味から英語を作れるから、英語勉強の初心者にも独学にもおすすめなんです。
そこで当記事では『〈意味順〉英作文のすすめ』について紹介します。
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目次(クリックでジャンプ)
『〈意味順〉英作文のすすめ』とは
『〈意味順〉英作文のすすめ』は意味順で英文法をていねいに解きほぐします。意味順とは何かを例文をもとに紹介。
日本語と英語の違い
まず「意味順」をイメージしやすいように、日本語と英語の違いから見ていきましょう。
日本語では助詞「てにをは」が、英語では「語順」が、文の意味をきめます。例をみていきましょう。
・田中が 佐藤を 結婚式に招待した。
(招待したのは「田中」)
・田中を 佐藤が 結婚式に招待した。
(招待したのは「佐藤」)
上記のように日本語では「語順」ではなく、助詞「てにをは」の使い方によって文の意味が変わってきますね。
一方で英語には「てにをは」はなく、「語順」が文の意味を決めるのです。例を挙げます。
John read the book.
ジョンが / 読んだ / 本を
The book read John.
本が / 読んだ / ジョンを
上の例文は極端ですが、英語では「語順」が違うと、英文の意味が変わるのです。
英語ではその語が先頭にくるか、2番目にくるのか、など「語の順番(語順)」が大きな役割を果たすと言えるでしょう。
したがって語順が理解できれば、英文読解ができ、英会話もできるようになるのです。
【英語の語順は大切?】
① 英語は語順が骨格
→日本語の「てにをは」のような役割
②語順がわかれば、英文の意味がわかる
③語順が正確だと、スラスラ英会話できる
英語の語順を学べる
英語は語順で、英文の意味が変わると前述しました。ではどのような順番で学んでいけばいいのでしょうか。
この点『〈意味順〉英作文のすすめ』では、「意味順」を提案しています。意味順とは次のようなボックスのこと。
【「意味順」とはボックス】
① 「だれが」
② 「する(です)」
③ 「だれ・なに」
④ 「どこ」
⑤ 「いつ」
この「意味順」とは5つのボックスだけでなんです。この順番に英文を組み立てていけば、きちんとした英作文ができるようになります。
【「意味順」は5つのボックス】
→ 正確で簡単に英文が作れる
→ 日本人でも理解しやすい
『〈意味順〉英作文のすすめ』の例文
「意味順」のボックス5つの威力を、例文を見ながら実感していきましょう。
『〈意味順〉英作文のすすめ』では、「わたしは佐藤三太郎です」という例文を挙げています。
だれが | する(です) | だれ・なに | どこ | いつ |
私は | です | 佐藤三太郎 | ||
I | am | Santaro Sato. |
このように日本語の感覚から、英語を組み立てられるのが本書の特徴。また次のように、英文が長くなっても、英語の意味順がつかえることがわかるでしょう。
「4.わたしは毎日学生に質問をします。」
だれが | する(です) | だれ・なに | どこ | いつ |
私は | たずねます | 学生・質問 | 毎日 | |
I | ask | students some question | every day. |
【〈意味順〉英作文のすすめのココがイイ】
→ 日本語の感覚から英文を作る
→ 日本人になじみがある考え方
英語「意味順」はこんな人におすすめ
「意味順」の英語は「NHK基礎英語」でも使われるくらい、評判の学習法。
【「意味順」の英語】
→ NHK基礎英語でも採用
→ 効率的な学習法
英語勉強の初心者に【独学用】
英語勉強の初心者が独学するのに最適の本といえるでしょう。
というのも、日本語の感覚から英作文をしていくため、理解しやすいため。
また「SVO」や「SVOC」などの専門用語を使わずに英語を解説していくため、英語の超初心者でも「意味順」はわかりやすい勉強法といえます。
『〈意味順〉英作文のすすめ』
①英語が苦手な人におすすめ
→ 英語の専門用語がない
②英語初心者にもおすすめ
→ やさしい言葉での解説あり
【大人も】英語初心者の勉強法として
大人であっても英語初心者であれば、一冊目に勉強法として「意味順」を取り入れるといいでしょう。
その理由は、大人で「英文法が苦手」な人はたいてい英文法に苦手意識があるため。
その英文法をわかりやすく、日本語の感覚に当てはめ、解説するのが『〈意味順〉英作文のすすめ』。
英文法がいかに英文作成に役に立つかを解説しながら、英文法を教えてくれます。
【〈意味順〉英作文のすすめ】
→ 英文法を活かして英文作成
→ 英文法の重要性がわかる
→ 英文法学習のやる気UP
従来の英文法講義はとにかく「英文法は役に立つから、覚えろ」と言われるばかりで、どこで役に立つかがすこし不明でした。
そのため英語学習者は英文法を学ぶ意図がわからず、脱落する人も続出。
【従来の英文法講義】
① 英文法がどう役に立つかが不明
② 英文法は役に立たない(思い込み)
③ 英文法を学ぶモチベーション減少
その点『〈意味順〉英作文のすすめ』は役に立つ例文が満載なのです。
社会人でも英語初心者ならば、「意味順」の勉強法を取り入れることでモチベーションが保ちやすいでしょう。
日本語の感覚から英語の発想を学ぶから、わかりやすく挫折しにくいのです。
社会人の英語初心者で、もうすこし難しいものから英語学習したいという方には高校レベルの「意味順」がおすすめ。
高校生レベル「意味順」の本が、『「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語』。『〈意味順〉英作文のすすめ』の次の参考書としてもオススメです。
【「意味順」の次の本】
→「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語
→ 高校生レベルを対象
→ 「意味順」よりも難しいレベル
「意味順」の次の英語勉強法
「意味順」の次の英語勉強法としておすすめなのが、オンライン英会話。ぜひ「意味順」で学んだ英文法を、オンライン英会話でアウトプットしてみましょう。
英語の上達には、このインプットとアウトプットの往復がなによりも大切。このサイクルをすればおのずと英語力はぐんぐん伸びていきます。
おすすめオンライン英会話は、7ヶ月カランメソッド、実感と効果|正解のオンライン英会話教材だけで紹介しています。
【「意味順」】
→ 英会話のアウトプットで記憶に定着
→ インプット・アウトプットで英語力UP
「意味順」で英文読解をたのしむ
また「意味順」で英語のルールがわかったら、英文読解も楽しくなっているでしょう。
さらにスラスラ英語長文を読みたい人には、「12公式」だけで、英語長文がスラスラ勉強法「超・英文解釈マニュアル」を参照ください。
英文法の知識をさらに強固に
「意味順」で英文法の知識とそのダイナミックさを知ったら、さらに英文法を学びたいと感じたはず。そんな方には、ガシガシ英文法・英作文を書いて学習するのがおすすめ。
おすすめの英文法参考書は、【新・英文法ノート】コスパ、サイズ、品質よし!「英文法問題集」で紹介しています。
【「意味順」の後はドリル】
→ ドリルで手を動かす
→ 意味順がより身につく