この記事では、短期間で効果が実感できる「英文法勉強法」と、その「おすすめ参考書」ついて紹介します。
この「英語の勉強」の効果って、なかなか実感できませんよね…。
実感がわかないと、モチベーションの維持も大変なんです。
でも「英文法」をガッチリ学ぶと、ドンドン伸びるんです。
その理由は、英文法は英語の「基礎」だから。
野球でもサッカーでも、うまい選手は基礎がしっかりしているでしょう?
英語もおなじ原理。
基礎がしっかりすると、英語を「書く・話す力」がグングン・効率的に伸ばせるのです。
では記事で、効率的な「英文法の学習法」をみていきましょう。
目次(クリックでジャンプ)
短期間で英文法勉強法【基礎完成】
短期間の英文法勉強法【基礎完成】で大切なことは「ふたつ」あります。
ひとつは簡単なもの(例えば、中学レベル)から積み上げていく、ということ。
もうひとつは「インプット」と「アウトプット」の流れを意識する、ということになります。
このふたつを意識すると「グングン伸びる」のです。
その理由は、基礎から積み上げることで「挫折しにくい」し、インプット・アウトプットの流れで「知識がしっかりと定着」するため。
英語の挫折理由
みなさんも、このような経験ありませんか?
「本が難しすぎて、挫折してしまった経験」が。
中学レベルなどの「簡単なもの」から手をつけることで、このような挫折するのを防げます。
むしろ、どんどん理解できていくワクワク感が味わえるでしょう。
また「知識をインプット」したあとに、問題集で知識のアウトプットすると、英文法をしっかりと理解できるのです。
スポーツで例えると練習が「インプット」、試合が「アウトプット」になります。
スポーツが上手くなる時は「インプット」して「アウトプット」の流れでしょう?
英語の上達もこの「サイクル」なんです。
つまり英語試験で正解を導きだせる「つかえる知識」につなげられます。
「継続しやすい勉強」かつ「実践的な知識」を身につけられる学習法といえるでしょう。
【中学レベル】英文法の勉強法
【中学レベル】英文法の勉強法も前述した流れになります。
確認すると、ひとつが「簡単なものからの積み上げ」で、他方が「インプットからアウトプットの流れ」になるのです。
以下では【中学レベル】英文法の勉強法と相性が良い「参考書」を紹介していきます。
【中学レベル】英文法のおすすめ参考書
【中学レベル】英文法のおすすめ参考書を「インプット」の本と、「アウトプット」の本にわけて紹介していきます。
【参考書】中学英文法のインプット
中学英文法を「インプット」するのにおすすめなのが『ドラえもんの英語おもしろ攻略 ひみつ道具で学ぶ英語のルール』です。
この本、できるだけ「専門用語」を使わずに解説しているため、初心者の方もぐんぐん読み進められます。
ドラえもんのやわらかいイメージも手伝って、とっても読みやすいんです。
しかも、初心者が間違えやすいところをしっかりと解説してあるんですよね。
読まない理由がない本といえるでしょう。
同じ著者の本でおすすめなのが『「意味順」式 イラストと図解でパッとわかる 英文法図鑑』です。
こちらはkindle unlimitedで読める英語本なので、そのお手軽さがいいです。
説明しようとする内容は「ドラえもん」のものとあまり変わりませんから、みなさんが手にとりやすい方を選ぶといいでしょう。
【参考書】中学英文法のアウトプット
上記のインプット本をそこそこ理解できたなら、中学英文法のアウトプット本で「知識の定着」をはかりましょう。
アウトプットすることで理解が深まり、英語試験でも得点できる「つかえる知識」を身につけられます。
中学英文法のアウトプット本としてオススメなのが『中学英文法「意味順」ドリル1』と『中学英文法「意味順」ドリル2』。
この本の良さは『ドラえもんの英語おもしろ攻略』と同じ「意味順の考え」を取り入れているため、相性がバッチリなのところ。
相性がいいから、インプット本とアウトプット本で「説明してるところがちがうじゃん?」とはなりません。
つまりインプット本とアウトプット本で「つながり」があるんです。接続可能なんですよね。
【高校レベル】の英文法勉強法
【高校レベル】の英文法勉強法も中学レベルと同じ流れになります。
まずは「やさしいものから難しいもの」へ、そして「インプットからアウトプット」の流れになります。
【高校レベル】英文法のおすすめ参考書
【高校レベル】英文法のおすすめ参考書を「インプットの本」と「アウトプットの本」に分けて紹介していきます。
【参考書】高校英文法のインプット
【参考書】高校英文法のインプットでおすすめなのが『1回1分でサッとおさらい! マンガでゆるっと英語』です。
マンガで解説されるから、肩の力をぬいて「高校英語」をまるっとおさらいできます。
絵もかわいらしく、英文法を学ぶハードルをぐっと下げてくれるので良いんですよね。
しかも「仮定法」や「比較」など難しいところまで解説されてあります。網羅性も問題ナシ。
つまり本書で「高校英語」をマンガでゆるっと学べ、勉強のハードルを下げるため、楽しみながら学べるのです。
【参考書】高校英文法のアウトプット
【参考書】高校英文法のアウトプットにおすすめなのが『はじめてでも使える英語」が身につく! 英語復文勉強法』です。
本書の良さは「復文」という方法で勉強することで、だれでも効果を実感できるところ。
シンプルな勉強法だかこそ、だれでもマネができます。
シンプルだからこそ、人によって効果に差がでないのです。
この「復文」とは、次のとおりシンプルな勉強法。
①英文を日本語に訳して答え合わせをする
②日本語訳を見て元の英文を復元して、答え合わせをする
わたしがやってみて感じる「復文効果」は、「集中力」が3段くらいUPすること。
なんか「中毒性」あるんですよね、この「復文」って。
復文の「書く」という作業を通して英文に熱中できるんですよね。
わたしは「集中力」がなくって、すぐ眠くなっちゃうんですが、「復文」をやっているとき「眠気」を感じません。
しかも「なんでも書く」というのではなく、「英文のエッセンスを書く」のだから効率もいいんですよね。
この点、「復文」はスポーツ練習でいう「基礎練習」に似ていると感じます。
「基礎練習」って「スポーツ上達のエッセンス」が詰め込まれているじゃないですか。
そして、その「基礎」を「反復」すると、いつのまにか上達して、「試合でも活かせる」ようになるんですよね。
復文も反復すると、英語の基礎力が自然とついてきて、リーディング力にもライティング力にも効いてきます。
もちろん、復文は英語力を底上げしますからスピーキング力UPにもつながるのです。
また『英語復文勉強法』のメリットは英語の基礎である「英文法・英単語」をいっしょに学習できちゃうのも、おトク。
このように「復文」は英語力をグググッと引き上げてくれる学習法です。
とくに「単語帳で英単語が覚えられない…」かたや「英文法の勉強していると眠くなっちゃう」かたにおすすめ。
「復文」できっと「英語のおもしろさ」がわかるはず。
【社会人レベル】英文法の勉強法
【社会人レベル】英文法の勉強法も、中学・高校レベルと流れは同じ、インプット・アウトプットの徹底になります。
英語力に自信がない方や、英語の学び直しをしたい方は、前述の「中学・高校レベル」からスタートするといいでしょう。
基礎から積み上げたほうが、後からグングン伸びますよ。
スポーツでも音楽でも勉強でも「上達の流れ」は同じ。
どんだけ「基礎」をていねいに積み上げていけるかどうか。
高校レベルまで基礎がガッチリすると、「TOEIC800超」くらいはあっという間です。
TOEICは英語の「基礎力を問う問題」がすっごい多いですからね。
【社会人レベル】英文法のおすすめ参考書
【社会人レベル】英文法のおすすめ参考書を「インプットの本」と「アウトプットの本」に分けて紹介していきます。
【参考書】社会人の英文法のインプット
【参考書】社会人の英文法のインプットでおすすめは『英文解釈のテオリア~英文法で迫る英文読解入門』です。
社会人でも興味がもてるような「ニュースやSNSの英文」で英文法が学べますから、本書で英文を楽しみながら学習できるでしょう。
また本書は英語の「基礎」から解説し、次第に「難しいレベルの英文」まで読めるように書かれてあります。
そのため本書だけでも、かなりの英語力まで引き上げられるのが魅力といえるでしょう。
「活きた英語」で英文法を学びたい、そんな社会人や大学生におすすめなのが『英文解釈のテオリア』です。
【参考書】社会人の英文法アウトプット
【参考書】社会人の英文法アウトプットでおすすめが『例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』です。
英語を書くうえでの「ギモン」を99%解決してくれるのが本書。
たとえば「will」と「be going to」の違いや、「had better」と「should」の違いをバッチリ解説してくれるのが本書の魅力です。
しかも、これでもかと言うほど「丁寧」に。
本書を読むと。すごい「ナットク感」が得られますよ。
そんな「英文法をしっかり理解したい」かたや、英文を書かなければいけない方、におすすめの一冊です。
まとめ
英文法の勉強法は、基礎からしっかり積み上げることが大切です。簡単なレベルから始めて、インプットとアウトプットの流れを意識しながら学習することで、挫折せずに知識を定着させることができます。
参考書の選び方も重要で、初心者から上級者まで対応した教材を選ぶことがポイントです。英文法の基礎をしっかり身につけることで、自信を持って英語を使えるようになります。