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【1分ガイド英語】同族目的語構文の例文・意味|要注意な目的語?

みなさん、英語の「同族目的語」を知っていますか?

よく英字新聞や洋書で使われる表現。

また大学入試・英語試験でも狙われるフレーズでもあります。

【同族目的語】
→ 洋書で頻出表現
→ 英語試験で問われる

しかし「同族目的語」を初めて目にするとビックリする方もいるかもしれません。

なぜなら「live a happy life(幸福な生活をする)」など、同形・似た形の動詞と名詞が繰り返されるため。

あまり見慣れない表現に見えるんです。

そこで当記事では、英語の同族目的語構文と、その意味・例文を説明していきます。

「同族目的語」の英語例文

同族目的語は、動詞と「語源や意味が近い名詞」のことを言います。

同族目的語の例文をみていきましょう。

I want to live a happy life.
幸せな人生を送りたい。

I hope to live a life of ease.
のんびり暮らしたいものです。

上の例文では、動詞「live」の同族目的語が「life」です。

一般的には同族目的語には形容詞がつきますが、なかにはないものもあります。

【「動詞live」の名詞】
→ life

同族目的語】
→ 形容詞がつく場合が多い

同族目的語構文|英語

英語の同族目的語構文とは、上記例文の「live a life of ease」や「live a happy life」のような表現のこと。

同族目的語がある構文を同族目的語構文と呼びます。

同族目的語構文の例文をみていきましょう。

I slept a good night’s sleep yesterday.
昨日はぐっすり眠れました。

上の例文では、動詞「slept」の同族目的語が名詞「sleep」です。

もうひとつ例文をみていきましょう。

I laughed a loud laugh.
大声で笑いました。

この例文では、動詞「laughed」の同族目的語が名詞「laugh」です。

「同族目的語」が詳しい参考書

「同族目的語」が詳しい参考書は『「読む」ための英文法―むずかしい英文も読める』と『英文法詳解』です。

『「読む」ための英文法―むずかしい英文も読める』では、大学入試で実際に使われた英文をもとに、「同族目的語」を解説してあります。

より実践的に「同族目的語」を学べるでしょう。

『英文法詳解』は「同族目的語」のフレーズがたくさん収録してありますから、表現の幅を広げることができます。

また「同族目的語」が省略される場合など、より踏み込んだ内容を学べるのが本書の魅力。

【3つのコツ】前置詞句の形容詞・副詞の見分け方はカンタン?語順と場所

この記事では「前置詞句」が形容詞・副詞のどちらか、の見分け方を説明します。

この「前置詞句」って文頭に置かれたり、文末に置かれたりして、「文中でどのように働いているのか?」が悩ましいですよね。

どうして書かれる位置が違うんだろー

そもそも「In Tokyo 〜」のように「なぜ英文のはじめに書かれているの?」と疑問に思うかたもいるでしょう。

この「前置詞句」が「どの位置に置かれるか」は意味があることが多いのです。書き手に意図があって「位置」を変えているのです。

この記事では、どの「位置」に「前置詞句」によって「形容詞・副詞」の判別のパターンを説明していますから、イメージしやすいでしょう。

見分けるコツがわかるよー

記事の例文で、「前置詞句」の見分け方の「コツ」がわかりますから、ニアミスも少なくなりますよ。

それでは「前置詞句」が形容詞・副詞の判別法の「コツ」をみていきましょう。

この記事でわかること
  • 前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方
  • 前置詞句の「形容詞・副詞」の語順パターン
  • 「必ず副詞句」となる前置詞句

前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方・違い

前置詞句の「形容詞・副詞」の見分け方としては、次のように3つのパターンで考えるとわかりやすいでしょう。

まず「語順パターン」をみて、例文で理解を深めていきます。

【語順で】前置詞句の見分け方
  • 「文頭」の前置詞
  • 「主語+前置詞句」の語順
  • 「文末」の前置詞

以下ではそれぞれ前置詞の位置から「前置詞の見分け方」を説明していきます。

なお、前置詞句や副詞句の「句」とは、2つ以上の語が「1つの品詞」の働きをすることです。

例えば「at first(最初は)」は、「前置詞+名詞」の2語で「副詞」として働きます。これを副詞句というのです。

「句」とは?
  • 2語以上で品詞として働くかたまり

【文頭の前置詞】「前置詞+名詞」が副詞句

「前置詞+名詞」が副詞句になる場合の例文をみていきましょう。

In the metropolitan area, flu is spreading fast.
首都圏では、インフルエンザが急速に広がっています。

上の例文のように、「文頭の前置詞」はほとんどが副詞句になります。

これを「形容詞句」と考え「首都圏のインフルエンザは〜」と訳すと、間違えになるのです。

「文頭の前置詞」
  • 副詞句となるのが一般的

【主語+前置詞句の語順】では形容詞句?

「前置詞+名詞」が形容詞句の例文をみていきましょう。

People in the town are seeking jobs.
町の人々は仕事を求めている。

上の例文のように「主語+前置詞句」の語順では、一般的に「形容詞句」になります。

そのため、この例文を「町では、人々は〜」と副詞句として訳すと、間違えになるのです。

「主語+前置詞句」
  • 「形容詞句」が多い

【文末の前置詞句】の場合

「前置詞句」が文末につくときは、副詞句・形容詞句のどちらの可能性もあります。

そのため文脈で「副詞句・形容詞句のどちらか」を判断しなくてはなりません。

「前置詞句」が文末の場合
  • どちらの可能性もあり
  • 文脈で判断する

「前置詞句」が文末【形容詞句】

「前置詞句」が文末にあり、かつ「形容詞」として機能している例文をみていきましょう。

I saw a man with a gun.
銃を持った男を見た。

上の例文では「前置詞+名詞」のかたまりが文末にありますから、形だけでは「形容詞句か副詞句か」は判別できません。

文脈から判断すると、形容詞句と捉え「銃を持った男」と考えると自然でしょう。

「前置詞句」が文末【副詞句】

「前置詞句」が文末にあり、かつ「副詞」として機能している例文をみていきましょう。

He eats curries with his hands.
彼はカレーを手で食べます。

上の例文でも文末に「前置詞+名詞(with his hands)」がありますね。

こちらも文脈から「形容詞句か副詞句か」を判断しなければなりません。

そうすると、「手で食べる」と「副詞句」と考えると自然な英文になります。

「必ず副詞句」となる表現

「必ず副詞句」となる表現としては「all of a sudden(急に・突然)」があります。

したがって、どの位置に「all of a sudden」が置かれても「副詞句」と解釈するのです。

「all of a sudden」の例文をみていきましょう。

He got mad at me all of a sudden.
彼に急に怒られた。

上の例文では、「all of a sudden」を副詞句と考え「急に怒られた」と訳しました。

「必ず副詞句」となる前置詞句

「必ず副詞句」となる前置詞句として、よく英語試験で出題されるのは次のものが挙げられます。

副詞句となる前置詞句
  • after all(結局)
  • at first(最初は)
  • in fact(実のところ)

「前置詞+名詞」は、形容詞句か副詞句

上の説明のように「前置詞+名詞」は形容詞句、または副詞句として働きます。

前述したように、前置詞の置かれる位置によって、どちらの働きをしているか判断しやすいのです。

しかし、「形容詞句か副詞句かどうか」は判別しにくいものもありますから、その場合は「文脈」から見分けなければなりません。

「前置詞+名詞」について詳しい参考書

「前置詞+名詞」について詳しい参考書は『英文読解の原則125』と『ジーニアス総合英語』です。

『英文読解の原則125』は「前置詞の位置」によって公式化しているため、知識の整理にぴったりの参考書。

難関大・英検の試験対策の仕上げにおすすめでしょう。

「英文読解のコツ」がコンパクトにまとまっているため、多読前に読むのもいいでしょう。

いっぽう『ジーニアス総合英語』は、より基礎的なことがらから説明されてますから、中学生から社会人まで、サクサク読めます。

「前置詞+名詞」の理解に大切なポイント「句と節の違い」についても、ていねいに解説してあります。

『ジーニアス総合英語』は分厚く網羅性がありますから、参照用にいいでしょう。

大学受験にも、社会人の英語の学び直しにも、相性がいい参考書になります。

3つのコツ!dinner・lunch・breakfastの冠詞?不可算名詞?

この記事では「dinner・lunch・breakfastの冠詞」とその使い方の「コツ」を説明します。

「dinner・lunch・breakfastの冠詞」って難しいですよね….。

「a/the」をつけるかどうか迷うよねー

英文によって「a」や「the」がついていたり、ついていなかったりしますから、疑問に思っている方もいるかもしれません。

この点「dinner・lunch・breakfastの冠詞」には「コツ」や「パターン」がありまして、それだけ覚えとけば英語試験でニアミスするのを防げるのです。

では記事で「dinner・lunch・breakfastの冠詞」には「コツ」や「パターン」を学んでいきましょう。

この記事でわかること
  • 「dinner・lunch・breakfastの冠詞」は不可算名詞?
  • 「dinner・lunch・breakfastの冠詞」のコツ/li>
  • 「dinner・lunch・breakfastの冠詞」の例文

「dinner」は不可算名詞?

「dinner」は不可算名詞か可算名詞どうかは意味によって変わります。

一般的な「dinner(夕食)」という意味では不可算名詞。

いっぽう、「dinner」に形容詞がつくときには可算名詞になり、冠詞「a」がつくのです。

不可算名詞「dinner」の例文をみていきましょう。

I had dinner with Tom.
トムと夕食を食べました。

上の例文のように、形容詞がつかない場合は不可算名詞のため、冠詞はつきません。

dinnerが不可算名詞のパターン
  • 形容詞がつかないとき
  • 修飾語がつかないとき/li>
  • 不可算名詞のときは「無冠詞」でつかう

「dinner」に冠詞をつける時

前述したように「dinner」に形容詞がつき、特定された場合、冠詞「a」がつきます。

したがって、この場合の「dinner」は可算名詞になるのです。

可算名詞「dinner」の例文をみていきましょう。

We had a plain dinner.
私たちは、あっさりした夕食を食べました

「食事」に冠詞をつけるか?

「食事名」に冠詞をつけるかどうかは、「dinner」と同じように考えるといいでしょう。

つまり「食事」の意味の英語に「形容詞・修飾語」がつく場合は「可算名詞」になります。

いっぽう、「食事」になにも形容詞等がつかない場合は、「不可算名詞」になるのです。

「Lunch」の冠詞

「食事の冠詞」の例として「lunch」の例文をみていきましょう。

I had lunch at the cafe.
カフェで昼食を食べました。

上の例文では「lunch」に形容詞がついていませんから、不可算名詞になります。

そのため「lunch」は無冠詞でつかわれているのです。

可算名詞の「Lunch」

可算名詞「Lunch 」の例文をみていきましょう。

I enjoyed a late lunch with her.
彼女と一緒に遅い昼食を楽しんだ。

上の例文では、「lunch」に形容詞「late」がついていますから、可算名詞になります。

そのため「lunch」に冠詞がつくのです。

「食事名」の冠詞
  • 「形容詞」があると冠詞がつく

「Breakfast」の冠詞

「Breakfast」の冠詞も前述の「食事名」と同じようになります。

したがって「Breakfast」も不可算名詞と可算名詞のどちらの機能もあるのです。

不可算名詞「breakfast」の例文

「breakfast」が不可算名詞のときの例文をみていきましょう。

He didn’t have breakfast Sunday morning.
日曜日の朝、彼は朝食を食べなかった。

上の例文でも、「breakfast」に形容詞がついていませんから、不可算名詞になります。

よって、「breakfast」は無冠詞になります。

Breakfastは不可算名詞?
  • 不・可算名詞のどちらもアリ
  • 形容詞が有無で「不・可算名詞」が変わる

可算名詞「breakfast」の例文

可算名詞「breakfast」の例文をみていきましょう。

I ate a good breakfast.
朝食をしっかり食べた。

上の例文でも「breakfast」に形容詞「good」がついていますから、可算名詞になるのです。

そのため「breakfast」に冠詞「a」がついています。

「食事」の冠詞について詳しい参考書

「食事」の冠詞についてくわしい参考書は『日本人に共通する 英語のミス151』と『
英文法解説』です。

『日本人に共通する 英語のミス151』では、日本人がとくに間違えやすい「食事名」の冠詞について、集中して学べます。

本書は、他にも「日本人が苦手な冠詞」について詳しいため、英作文の学習の仕上げにオススメです。

『英文法解説』は「食事名」の冠詞の有無を、例文から学べます。たくさんの例文がありますから、より理解を深められるでしょう。

3分でわかる!英語の冠詞つけないパターン・不可算名詞冠詞なし例文

この記事では「英語の冠詞をつけないパターン・コツ」を説明します。

わかりやすい例文がありますから、イメージしやすいでしょう。

また「the」をつけるパターンと「無冠詞」の場合のパターンも解説します。

この「英語の冠詞をつける、つけないか?」は疑問がうまれやすいポイントですよね。

英作文でも「冠詞」について悩んでいる人もいるでしょう。

不可算・可算名詞あたりもでて、ムズイよねー

でも「英語の冠詞をつけないパターン」は覚えるべき「コツ」がありますから、それを覚えるだけでミスを防げます。

英作文でもおさえるべき「ポイント」がありますから、この記事で覚えると点数UPが狙えるでしょう。

では、記事の例文から「コツ」と「ポイント」をみていきましょう。

この記事でわかること
  • 「英語の冠詞をつける・つけないか」のパターン
  • theをつけるパターン

「冠詞がいらない場合」とは?

英文を書く際に「冠詞がいらない場合」があります。

「冠詞がいらない場合」の一つとしては、不可算名詞が「〜というもの」という意味になるとき。

冠詞がいらない場合
  • 不可算名詞で「〜というもの」という意味になるとき
  • 「〜というもの」という意味

「無冠詞+不可算名詞」の例文

「無冠詞+不可算名詞」の例文をみていきましょう。

Language is a big important part of any relationship.
言語(というもの)はどのような関係においても、とても重要な部分です。

上の例文では、不可算名詞「language」が無冠詞でつかわれ、「言語というものは」という意味になっています。

つまり不可算名詞「language」で「〜というもの」を表すとき、無冠詞でつかわれるのです。

「無冠詞+不可算名詞」の意味
  • 「〜というもの」

「無冠詞」の英語例文

「無冠詞」の英語例文をさらにみていきましょう。

Japanese is rich in vocabulary.
日本語(というもの)は語彙が豊かです。

上の例文でも「Japanese」は(日本語)という意味では不可算名詞ですから、一般論を語る際には「無冠詞」でもちいられます。

「冠詞を省略」の例文

不可算名詞の「冠詞を省略する例文」をさらにみていきましょう。

Soccer helps us to communicate with people all around the world.
サッカー(というもの)は私たちが世界中の人々とコミュニケーションをとるのに役立ちます。

上の例文でも「サッカーというものは〜」という意味なので、「無冠詞+不可算名詞の単数形」で書かれてあります。

このようにスポーツ名は、無冠詞で使われることが多いんです。

スポーツ名以外だと、無冠詞で用いられるのが多い英単語としては「食事名や四季名」などが挙げられます。

ただし「食事名や四季名」でも冠詞がつく場合もありますから、例文でチェックしましょう。

原則、無冠詞となる英単語
  • 食事名(dinner等)
  • 四季名(summer等)

「無冠詞+単数形」

不可算名詞を「〜という」という意味でつかう場合、「不可算名詞」の単数なので、複数形にしないように注意が必要です。

つまり「無冠詞+単数形」になります。

「無冠詞+単数形」の例文をみていきましょう。

E-mail is now a powerful business tool.
電子メールは今や強力なビジネスツールである。

上の例文では「E-mail」は不可算名詞で、「電子メール(という機能は)〜」という意味になります。

ただし「ひとつのメール」という意味では「E-mail」は可算名詞になります。

このように「意味」によって、不可算名詞か可算名詞かが変わることがありますので、注意しなければなりません。

不可算名詞かどうかが変わる?
  • 同単語でも可算名詞の場合アリ
  • 意味によって「可算かどうか」変更

【一覧】英語の冠詞省略

不可算名詞とは異なり可算名詞では、英語の冠詞省略する場合、「名詞の種類」によって判別できる場合があるのです。

以下では、冠詞省略する場合を「名詞の種類」ごとにみていきます。

【英語の冠詞がいらない場合】地位を表す名詞

地位を表す名詞の場合、冠詞省略することがあります。

例文をみていきましょう。

He was elected chairman.
彼は議長に選出されました。

上の例文で、「chairman(議長)」は役職(地位)を表しますから、一般的に「無冠詞」で用いられるのです。

英語の冠詞がいらない場合
  • 地位を表す名詞

【英語の冠詞つけない】普段の食事名

普段の食事名(breakfast, lunch, supperなど)も日常の意味でつかう場合、英語の冠詞つけないのです。

「英語の冠詞つけない」場合の例文をみていきましょう。

Let’s eat lunch together.
一緒に昼食を食べましょう。

上の例文でも、「lunch(昼食)」は普段の食事名ですから「無冠詞」で使われているんです。

いっぽう、「lunch」に形容詞がつき、特定の食事名となる場合は冠詞がつきます

たとえば「a quick lunch」や「a nice lunch」などが挙げられるでしょう。特定されると冠詞がつくのです。

英語の冠詞つけない場合
  • 普段の食事名

【複数形】theをつける?つけない?

「複数形にtheをつける、つけない?」について以下みていきましょう。

可算名詞の場合では、「特定」のことを言っているのか、「総称」のことを指しているのか、によって「the」の有無が変わります。

「複数形+冠詞いらない」場合

「複数形+冠詞いらない」場合は、可算名詞で「総称」をあらわすときになります。

「総称(〜というものは)」はある種類全体の特徴を伝えるときにつかわれ、たとえば「ドッグは(というもの)は賢い」と言うときに使います。

上の総称の例では、特定の犬(実家の犬)のことを指して言っているのではなく、犬全般を指して表現しているのです。

「複数形+冠詞いらない」場合の例文をみていきましょう。

Dogs are very smart creatures.
犬(一般というの)はとても賢い生き物です。

上の例文では、可算名詞の複数形(dogs)が冠詞なしで使われていますから、「犬というのは〜」という総称の意味になるのです。

したがって、「特定の犬(実家の犬など)」のことではなく「犬一般」のことを指してあります。

「複数形+冠詞いらない」場合
  • 可算名詞で「総称」を表すとき

「複数形+冠詞いる」とき

「複数形+冠詞いる」ときは、「特定」される場合になります。

「複数形+冠詞いる」ときの例文をみていきましょう。

I like the dogs.
(特定の)犬が好きです。

上の例文では冠詞の「the」がついてますから、「犬一般」のことではなく「特定の犬」をさして「好き」と言っているのです。

「冠詞の省略」がわかる参考書

「冠詞」の省略がよくわかる参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』と『英文法詳解』です。

『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』は英作文を書くときに気をつけるべき「無冠詞」について学べます。

本書では、英作文でケアレスミスしやすい「冠詞」に焦点を当て、どのような時に「冠詞をつけるか・つけないか」がわかります。

「冠詞」について「公式化」しているため、理解しやすいでしょう。

『英文法詳解』は「冠詞が省略される場合」の例文がたくさんあります。

『英文法詳解』は、当記事で扱っていない「冠詞省略」について、ていねいに解説されてあるのです。

そのため「冠詞」について、さらに理解を深められるでしょう。

all the better(more)の違いはなぜ?意味・使い方

この記事では「all the better(more)の違い」と「all the better(more)の意味・使い方」を説明します。

この「all the better(more)」って形がややこしくて、意味を類推するのが悩ましいですよね…。

「the」の働きがややこしいよねー

また「all the better(more)」はあとに「for・because」とセットでつかわれることが多く、どうしてだろう?と疑問に感じている方もいるでしょう。

でも「all the better(more)」は「all」の役割がわかると「訳すコツ」がわかり、スラスラ読めるようになるんです。

「the」の品詞がポイントだよー

記事では「all the better(more)の例文」がたくさんありますから、「訳すコツ」がイメージしやすいでしょう。

では「all the better(more)」の「訳すコツ」を解説していきます。

この記事でわかること
  • 「all the 比較級 for 名詞」はなぜこの意味?
  • 「all the 比較級 because」の例文・使い方
  • all the better(more)の違い

「all the 比較級 for 名詞」はなぜこの意味?

「all the 比較級 for 名詞」は、なぜ意味が「[名詞]なので、いっそう〜」となるのでしょうか?

まず「all the 比較級 for 名詞」の例文を挙げます。

I like her all the better for her cute look.
彼女は可愛いルックスなので、いっそう彼女のことが好きです。

副詞のthe

この点、まず「all the 比較級」の「the」は「副詞」であることを理解しなければなりません。

「副詞the」の意味は「いっそう」「ますます」という意味です。

「いっそう」の理由として後に「for」や「because」が置かれます。

「副詞the」
  • 「いっそう」という意味
  • for・becauseと相性がイイ。セットでよく使われる

「all the better for」の例文

この点を注意して再度「all the 比較級 for 名詞」の例文をみていきましょう。

I like her all the better for her cute look.
彼女は可愛いルックスなので、いっそう彼女のことが好きです。

上の例文は「the better」は「よりいっそう」という意味ですから、後で「その理由」が述べられると予想できます。

そのため、上の例文では「for」以下で「よりいっそう」の理由が述べられているのです。

したがって「all the better A for B」の意味は「Bなので、いっそうA」になります。

「all the better A for B」の意味
  • 「Bなので、いっそうA」

「all the 比較級 because」の例文

「all the 比較級」の後は、理由を明らかにする「for」や「because」が置かれるのが多いと前述しました。

そこで上の例文の「for」を「because」に書き換えていきましょう。

上の例文を「all the 比較級 because」の例文にします。

I like her all the better because she looks cute.
彼女の見た目が可愛いのでそれだけ、いっそう彼女が好きです。

上の例文でも「all the better」で「いっそう好き」と述べてから、その理由として「because」以下が書かれてあります。

「all the 比較級」
  • for・becauseは理由を提示

【英語】強調のall

上の例文「all the better」での「all」の役割は「強調」です。

なお、この強調の「all」は省略されることがあります。

「all the better」の「all」
  • 「all」は強調の意味
  • 「all」は省略可能

「all the more」の使い方

「all the more」の使い方についてみていきましょう。

「all the more for」はなぜこの意味?

まず「all the more for」はなぜこの意味なのかわかりますか?

この点、まず「all the more」の「more」は「muchの比較級」ということを理解しなければなりません。

そのため「all the more」は「いっそう」という意味になるのです

「all the more」の例文

「all the more」の使い方を理解するため、例文をみていきましょう。

I love cats all the more because they’re independent.
猫は自立しているから、私はなおさら猫が好きです。

上の例文でも「all the more」で「いっそう」と言って、後の「because」以下でその理由を述べています。

「all the more」「
  • moreはmuchの「比較級」

「all the more 形容詞」の順番で

「all the more 形容詞」の語順で使われる「形容詞」は、「more型、most型」のもの。

つまり、「tall・taller・tallest」のように「er・est型」以外の形容詞は「all the more 形容詞」の語順で使われます。

「all the more 形容詞」「
  • 形容詞は「more型」

「all the more 形容詞」の例文

「all the more 形容詞」の例文をみていきましょう。

She looked all the more beautiful in the blue jeans.
ブルーのジーンズを履いた彼女は、いっそう美しくかった。

上の例文では「all the more beautiful」で「いっそう美しい」という意味。

そして「いっそう美しい」理由として「in」以下が提示されているのです。

「all the more 形容詞」の理由を書く法
  • 理由は「in」「with」の場合アリ

「all the 比較級」の使い方が詳しい参考書

「all the 比較級」の使い方が詳しい参考書は『英文解体新書 2』と『ジーニアス総合英語』です。

『英文解体新書 2』

『英文解体新書 2』はシャーロック・ホームズの英文で「all the 比較級」が学べちゃうんです。

学習した英文法・英語構文をいかして、シャーロック・ホームズの英文を読み解く爽快感があります。

読んでいてワクワクする参考書といえるでしょう。

『ジーニアス総合英語』

いっぽう『ジーニアス総合英語』は英文法書なので、網羅性があります。そのため、わからない英文と出会ったら、この本を広げれば解決するのです。

もちろん『ジーニアス総合英語』は「all the 比較級」の使い方についても詳しく、例文がいっぱい。

本書で「all the 比較級」の理解をさらに深められるでしょう。

【1分ガイド】one of the 最上級+複数形ー例文・意味・訳し方

この記事では、「one of the 最上級+複数形名詞」の意味・訳し方をくわしく説明します。

「one of the 最上級+複数形名詞」は、たとえば「one of the best sports」のように書き、英語長文でよくつかわれていますから、読んだことがある人もいるかもしれません。

この「one of the 最上級+複数形名詞」って「どうやって訳したらいいのか?」や「なぜsportsが複数形なの?」と疑問に思いますよね。

「one of the 最上級+複数形名詞」って難しいよね〜

でもこの「one of the 最上級+複数形名詞」は「注意するポイント」がありまして、そのポイントを「例文」とともに確認すれば、正確に「読み・書き」ができるようになるんです。

当記事でそのポイントをおさえれば、英語試験で「one of the 最上級+複数形名詞」が出題されても、すぐに解けるようになるでしょう。

それでは、やさしい例文とともに「one of the 最上級+複数形名詞」を解説します。

この記事でわかること
  • one of the 最上級+複数形名詞の訳し方
  • one of the 最上級+複数形名詞のポイント
  • one of the 最上級+複数形名詞がわかる本

「one of the 最上級+複数形名詞」の意味

「one of the 最上級+複数形名詞」では、必ず「名詞は複数形」がきます。

「one of the 最上級+複数形名詞」の意味は「〜のうちのひとつ」。

なお、この名詞を単数形にしてしまうミスが多いため、注意が必要です。

複数あるものなかの「ひとつ」を表すことから「複数形名詞」が置かれると覚えておくといいでしょう。

「one of the 最上級+複数形名詞」の意味
  • 意味は「〜のうちのひとつ」

「one of the 複数形」の例文

例文をみていきます。

Swimming is one of the best sports to lose weight.
水泳はダイエットに最適なスポーツの一つです。

上の例文では、ダイエットに最適なスポーツが「複数」あり、そのなかの「ひとつ」が水泳だといっているのです。

そのため「sports」が複数形になっています。

「one of the 複数形」のポイント
  • 必ず「複数形の名詞」を置くこと

「one of the 最上級」の訳し方

「one of the 最上級」の訳し方として注意が必要なのが、「〜うちのひとつ」の部分。

この「ひとつ」の部分は「複数形の名詞」の種類によって、変えていかなければなりません。

例えば「複数名詞」が「人間」だった場合、「〜うちの一人」とするイメージです。

例文を読んで理解を深めていきましょう。

She is one of the most successful businesswomen in Japan.
彼女は日本で最も成功したビジネスウーマンの一人です。

上の例文でも「businesswoman」は人間ですから、「〜のうちの一人」と訳さなければなりません。

「One of the most」はおかしい?

「One of the most」の訳がおかしい、と思うかたもいるかもしれません。

というのも「One of the most」は「最も〜のひとつ」と訳。

「最も」だったら、本来は「ひとつ」しかないのに、「複数」あるなんておかしいじゃないか、という意見があります。

この点、この場合の「最も」は「最高レベル」と理解するといいでしょう。

そうすると「最高レベル」に達している「人・もの」は複数あるわけですから、理解もしやすいかと思います。

それでは例文をみていきましょう。

Utada is one of the greatest Japanese singers of all time.
宇多田は日本の偉大な歌手の一人です。

上の例文でも、「日本の偉大な歌手」は複数いるわけです。

その中の「一人」として「宇多田」の名前が挙がっていると考えるといいでしょう。

「One of the most」の注意
  • 「最高レベルの人・物は複数ある」のを意味する
  • 「その中のひとつ」という意味

「one of the 最上級+複数形名詞」が詳しい参考書

「one of the 最上級+複数形名詞」が詳しい参考書は『日本人に共通する 英語のミス151』と『表現のための実践ロイヤル英文法』です。

『日本人に共通する 英語のミス151』は日本人が「間違えやすいポイント」を集中的に学べますから、効率的に英文法力がアップします。

『日本人に共通する 英語のミス151』では「one of the 最上級+複数形名詞」についても、特にケアレスミスしやすいところだけを抽出してあるのです。

『表現のための実践ロイヤル英文法』は「one of the 最上級+複数形名詞」の例文がたくさんありますから、記憶に定着しやすいでしょう。

『表現のための実践ロイヤル英文法』のKindle版は、検索機能の使い勝手がよく、例文をサクサク検索できるのも魅力。参照用としてもガシガシつかえます。

【3分ガイド英語】絶対複数名詞とは?|例文・意味・常に複数扱いの名詞

みなさん、英語で「常に複数扱い名詞」があることを知っていますか?

この区別はTOEIC・英語試験でとわれますから、覚えておかなければなりません。

しかしここまで手が回っていない人も多く、ケアレスミスがおきやすいパートなんです。

「常に複数扱い名詞」は「絶対複数名詞」とも呼ばれます。

【英語で「常に複数扱い名詞」】
→ 英文法問題で問われる
→ ケアレスミスをしやすいところ

そこで当記事では英語で「常に複数扱い名詞」について説明します。

例文で覚えらますから、しくみ・意味が記憶に残りやすいでしょう。

常に複数扱いの「名詞」

名詞のなかには、常に複数形で使われる名詞があります。

よく使われる「複数扱いの名詞」をみていきましょう。

「people」

常に複数扱いの「名詞」としては、「people」が挙げられるでしょう。

「people」は複数形も同じ形で「people」になります。

なお、まれに数えられる名詞「a people」で使われることがあるんです。

意味は「国民・民族」ですが、ほとんどつかわれません。

People like him are not allowed to consume alcohol in the area.
彼のような人は、この地域でアルコールを摂取することはできません。

【people】
→ 複数形もpeople
→ ごくまれに「a people」を使用

「pants」は絶対複数名詞

「pants」も常に複数扱いの「名詞」です。意味は「パンツ・ズボン」。

パンツは足を入れるところが二つあることから、常に複数扱いなのです。

常に複数扱いであるため、このような名詞を「絶対複数名詞」といいます。

「pants」の例文をみていきましょう。

You should wash your pants.
パンツは洗ったほうがいいよ。

【「pants」】
→ 常に複数扱い
→ 意味は「ズボン」

「trousers」は絶対複数名詞

「trousers」も常に複数扱いの「名詞」。足を入れる部分がふたつあることから、常に複数扱いなのです。つまり「tousers」は絶対複数名詞。

「trousers」の意味はズボンです。

では「trousers」の例文をみていきましょう。

I love high-rise trousers.
ハイライズのパンツが大好きです。

【「trousers」】
→ 足を入れる部分ふたつ
→ 常に複数扱いの名詞
→ 絶対複数名詞

「police」

「police」も常に複数扱いの「名詞」です。一般的に「the police」で使われますが、無冠詞「police」で書かれることもあります。

「police」の例文をみていきましょう。

The police are investigating a shooting in the area.
警察は、この地域で起きた銃撃事件を調査しています。

【「police」】
→ 複数扱いの「名詞」
→ 一般的に「the police」で使用

英語の「絶対複数名詞」がくわしい参考書

英語の「絶対複数名詞」がくわしい参考書は『日本人に共通する 英語のミス151』と『表現のための実践ロイヤル英文法』です。

『日本人に共通する 英語のミス151』では、日本人がミスした例をもとに、「絶対複数名詞」が学べます。

ケアレスミスが起きやすいところを集中的に理解できるでしょう。

『表現のための実践ロイヤル英文法』は「絶対複数名詞」を数多く説明しています。

いろんな「絶対複数名詞」を例文で学習することで、その規則性やルールが学べるでしょう。

【1分ガイド英語】語尾「able」の形容詞・例文・一覧・単語・品詞

みなさん、「語尾がable」の形容詞の意味がわかりますか?

例えば「reliable」とか「valuable」など語尾に「-able」がついている英単語のことです。

この英単語、TOEICの文法問題で問われます。頻出問題なんです。

洋書・英字新聞でもバンバン使われる英単語。

【「語尾able」の形容詞】
→ TOEICでよく問われる英単語
→ 洋書でも頻出

でもこの問題を間違える人多いんですよね。

そこで当記事では「語尾able」の形容詞について解説していきます。

例文を読みながら意味を確認できますから、記憶に定着しやすいでしょう。

形容詞のサインは「語尾able」

「語尾にable」がついている英単語は、形容詞のサインであることが多いんです。

【「語尾のable」】
→ その英単語、形容詞の可能性大

「語尾のable」の英語例文

「語尾のable」の英語例文をみていきましょう。

He is very knowledgeable about craft beers.
彼はクラフトビールにとても詳しいです。

We are highly knowledgeable about the products.
私たちは製品に関する高い知識を持っています

「knowledgeable」も語尾に「able」がついています。

つまり「knowledgeable」は形容詞。「knowledgeable」の意味は「〜に詳しい」です。

【knowledgeableの意味】
→「〜に詳しい」

「語尾ableの形容詞」を一覧

「語尾Ableの形容詞」を一覧をみていきましょう。特にTOEICで頻出の英単語をまとめました。

【「語尾Ableの形容詞」一覧】
①valuable
→ 意味は「貴重な」「大切な」

②reliable
→ 意味は「信頼できる」「頼りになる」

③available
→ 意味は 「利用できる」「使える」

④considerable
→ 意味は「かなりの」

valuable【語尾ableの形容詞】

語尾ableの形容詞の中でも、「valuable」はよく使われる英単語。TOEIC試験でも頻出の英単語なんです。

「valuable」は「貴重な」「大切な」という意味。

「valuable」の例文をみていきましょう。

She is a valuable person on our team.
彼女は私たちのチームの貴重な人材です。

reliable【語尾ableの形容詞】

「reliable」も「語尾ableの形容詞」の中で、よく使われる英語表現のひとつ。

「reliable」は「信頼できる」・「頼りになる」という意味です。

「reliable」の例文をみていきましょう。

Amazon is a reliable site to buy an item safety.
アマゾンは安全に商品を購入できる信頼できるサイトです。

available【語尾ableの形容詞】

「available」も英字新聞でもよく使われる英単語。もちろんTOEIC英文法問題でも問われることが多いのです。

「available」は「利用できる」「使える」という意味になります。

Our songs are readily available on Spotify.
私たちの曲はSpotifyですぐに聴くことができます。
= 私たちの曲はSpotifyですぐ利用できます。

considerable【語尾ableの形容詞】

「considerable」もTOEICでよく出題される英単語です。

「considerable」は「かなりの〜」という意味になります。

「considerable」の例文をみていきましょう。

Import restrictions have contributed to a considerable delay in the delivery of the order.
輸入規制の影響で、注文品の納品が大幅に遅れています。

形容詞「〜able」は受動の意味

形容詞「〜able」は受動の意味をもつことがあります。

例えば前述した「available」は動詞「avail」の形容詞になります。

【形容詞available】
→ 動詞「avail」の形容詞

動詞「avail」の意味は「利用できる」ですが、-ableをつけると「available」になり、意味は「利用される」となります。

つまり「受動」の意味になっているのです。

ここで例文を再度みてみましょう。

Our songs are readily available on Spotify.
私たちの曲はSpotifyですぐに聴くことができます。
= 私たちの曲はSpotifyですぐ利用できます。

上の例文でも便宜上「利用できる」と能動の意味で和訳を書いてありますが、本来「our song」は利用される側。

よって「available(利用される)」をつかい直訳すると、「私たちの曲はSpotifyですぐ利用されます。」となります。

これを自然な日本語にすると「私たちの曲はSpotifyですぐに聴くことができます」となるのです。

【形容詞の語尾「〜able」】
→ 「受動」の意味を持つことアリ

「語尾able」の形容詞がくわしい参考書

「語尾able」の形容詞がくわしい参考書は『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』です。

TOEICの実戦問題で「語尾able」を学べますから、TOEICのスコアアップに最適。レイアウトもよく、サクサクとTOEICリーディングパートの得点アップができます。