【3倍のびる】英語音読ー正しいやり方・関正生本・1ヶ月で効果実感

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この記事では、「英語の音読」の効果・方法・おすすめ参考書を説明します。

大学入試でも、TOEICでも、大量の英文を読まなければなりませんが、最後まで読みきるのが難しいですよね…。

「どうしたら英語を読むスピードを上げられるんだろう」と悩んでいる人もいるかもしれません。

また「リスニング試験で英文が読まれるスピードについていけない」と苦しんでいる方も多いようです。

でも、この悩みを解決する方法があります。それは「英語の音読」。

英語のプロ、通訳者トレーニングとしても採用されているくらい効果がバツグンなんです。

音読をやればやるほど「英語脳」になっていくよ〜

「理解できる英文」をすばやく読むには「体になじませる」のが大切。「英語」を「体と脳」にきっちり覚え込ませるにはこの音読がカギになるのです。

音読のメリット

1 正しい英語がどんどん体に馴染んでいく

2 リーディングスピードUP

3 リスニング力もぐんぐんUP

みなさんも、スポーツでも楽器演奏でも「基礎練習」をなんどもなんどもこなし、体に覚えこませた経験がありませんか?

英語力を上げるためにも、スポーツ練習法とおなじで、「音読」という「基礎訓練」が重要になるのです。

それでは具体的に「音読」についてみていきましょう。

この記事でわかること
  • 英語の音読の効果
  • 英語の音読のコツ
  • 英語の音読と相性がイイ参考書

「英語音読」の効果

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意味がわかる英語をなんども音読することで、返り読みのクセがなくなる効果があります。つまり英語リーディングのスピードが向上するということ。

英語音読は、古くは多言語を習得した天才「シュリーマン」や同時通訳者の国弘正雄氏がこのんでやっていたことでも知られています。

伝統のある外国語をまなぶための伝統的なトレーニングなのです。昔から英語学習法として好まれてきた「音読」の効果を、さらに紹介していきます。

【音読】
→ 英語のプロ同時通訳者も採用
→ 伝統的なメソッド

英会話フレーズがスラスラ出てくる

音読をくりかえすと、英語がからだに染みこむ感覚があります。英語感覚がだんだんと理解できるようになるのです。

たとえば、日本語で考えなくてもよく使われる英語表現や構文がスラスラわかるようになります。

そのステップからさらに音読すると、英語が口からどんどん出てくるようになります。このようにして英会話フレーズが増えていくのです。

【音読の効果】
→ フレーズを覚えられる
→ 英会話に活かせる
→ スピーキング力UP

リスニング効果あり

英語の音読をすると、目と耳も同時にはたらきます

お手本のCD音声をマネしていくことで、だんだんと英語のリズムや語順にも慣れてくるのです。

その結果、リスニング力も向上がはかれるます。

【音読の効果】
→ 英語のリズムに慣れる
→ 英語の語順が身につく
→ リスニング力UP

音読の効果を実感する期間

「いつごろ音読の効果を実感するか」というと、だいたい1ヶ月で目に見えた効果がでてきます。早いかただと、だいたい3日やっただけで効果を感じるかたもいるんです。

いちばんに実感する音読の効果は、英語のリーディングスピードがすばやくなること

これは理解した英語を音読することで、英語のリズムや構造になれた結果といえます。

【音読の効果実感までの期間】
→ 早くて3日
→ 1ヶ月でグングン
伸びる

「音読」の英語試験におよぼす効果

みなさんの興味があるのは、めざしている英語試験に本当に効果があるのかというところだと思います。そこで、それぞれの試験別に音読の効果をみていきましょう。

「大学受験」に対する音読効果

英語の音読は大学受験に効果があります。他の生徒がやらない分、正確な音読を身につけるだけで、差をつけることができるのです。

偏差値が10や20上がった生徒もめずらしくありません。

ただ、自己流で音読をやっているひとが多いため「音読の評判」はいまいち。

このような人は、英語音読は「効果ない」・「意味ない」といって辞めてしまうひともすくなくありません。こうして音読の効果を感じるまえに辞めてしまうのです。

音読のやり方はあとで説明しますが、挫折しなためにも正しいやり方でやるのが大切です。

【「大学受験」に対する音読効果】
→ 偏差値10UPも珍しくない
→ 正しい音読のやり方が大切

TOEICに対する音読効果

もちろんTOEICにも英語音読は効果があります。

音読は英語力をベースからぐんぐん上げるから、英語試験にはすべてに効果があるのです。

TOEICで一番問題となるのは「リーディング時間」がたりないこと。このリーディングスピードのトレーニングとして英語音読はおすすめなのです。

「理解した英文」を音読で読みこむと、英語が体に馴染んできます。これが英文読解のスピードアップにつながるのです。

いうまでもなく音読のとき、その英語を耳が聞き取りますからリスニング力もぐぐっとアップしますよ。

わたしはTOEIC900点を超えていますが、「英単語の暗記」と「音読」ぐらいしか対策はしていません。そのくらい音読の効果は絶大です。

【TOEICの音読効果】
→ 効果アリ
→ リスニング力UP
→ リーディングスピードUP

英語音読のやり方

正しい英語音読のやり方を学ばないと効果はほとんどありません

自己流ではなく「正確な音読」の方法をまなんでいきましょう。まずカンタンな音読手順を紹介して、あとで注意が必要なところを集中して解説します。

なおシャドーイングについては次の記事で紹介しています。

【シャドーイングの記事】
1からわかる|英語音読とシャドーイングのやり方・回数|速読英単語・参考書

【3倍のびる】口パクシャドーイングの手順|イヤホン・ヘッドホンおすすめ

【英語音読のやり方】
① 音読教材の英文をリーディング

②不明な英単語・英文構造を調べる
→『ジーニアス総合英語」などの英文法書を参照

③音読教材の英語音声をリスニング
→音読せず、発音・アクセントを集中

④英文を読みながら音読
→ 5回ほどやる
→ 回数こなすほど記憶に残る

音読まえ、正しく英文の理解を

注意が必要なのは、「②不明な英単語・英文構造を調べる」というところ。

わからない英単語や構文がない状態になってはじめて音読してください。わからないことはジーニアス総合英語などの文法書で調べると、英語力が着実についていきます。

つまり英文の意味がハッキリとわかるということ。

この段階までやらないと、音読しても効果はありません。

意味がわからない洋楽をなんど歌っても英語がうまくならないように、正確な英文の理解なしに「音読の効果」はないのです。

【音読前にやること】
→ 正確に英文を理解
→ 不明点は文法書で調べる

英語のリズム&英単語のアクセントに注意!

音読するときには、お手本の英語のリズム・アクセントをマネするようにしてください。

日本語は声にだすとき、あまり抑揚をつけずに平坦に読み上げられます。このようなアクセントのない日本語とは英語は違うのです。

英語ではリズム・アクセントがはっきり発音されないだけで、ネイティブには意味が通じません。そのくらい重要な役割をはたしています。

そのためこの2点については気をつけて音読しましょう。ここに注意しないと、ネイティブには通じない「使えない英語」を習うことになってしまいますから。

【音読のやり方】
→ 英語のリズム・アクセントを真似る
→ 自然な英語を身につけられる
→ 英会話で使える英語

音読の回数は?

英語の音読の回数はどのくらいやると効果があるのでしょうか?

この点、音読回数はひとによって好みがわかれるようです。

英語学習本を読むとつぎのように書かれてあります。

【音読の回数】
①「英語上達完全マップ」で100回
②同時通訳者の国弘氏は500回
③最低50回がおすすめ

→1度に50回ではない
→10日で50回など、小分け

50回から500回まで差がありますね。わたしは最低ひとつの英文を50回は読んでほしいです。

その理由は、50回くらいから英語が舌になじむ感覚があり、英語のフレーズも記憶に定着してくるため。

「飽き対策」のため、1度に50回の音読をやるのではなく、10日に50回などのサイクルでやってください。

【音読の「飽き対策」】
→ 英文一つを10日で50回音読
→ 1日5回音読の計算

ここはみなさんの好みによって、日にちは長くてもかまいません。とにかく音読は飽きやすい勉強法なので、飽きないようにやりかたを工夫してみましょう。

わたしは飽き性なので、20日くらいでひとつの英文の音読が50回を越すようにしています。

いろんな英文を音読したくなるたちなので、1日に5〜10個の英文を音読。

このようにひとつの英文音読に集中しなければならないというワケではありません。

いろんな英文を音読しながら、気分転換しながらやっていきましょう。

関正生先生の本で「音読」

音読の初心者は、まず英文の精読がくわしい「参考書」からスタートすればいいかもしれません。

また「 関正生の英語長文ポラリス」シリーズは、英語の構造をやさしく解説されてあり、英語音声もありますから、音読と相性がいいでしょう。

また「関 正生先生」は英語の学習法について、「世界一わかりやすい英語の勉強法」でくわしく解説してあります。

4技能をそれぞれどのように上げるかについてなど、英語のエッセンスがたくさんつまってあるんです。もちろん音読についてもくわしいです。

音読教材としてよくオススメされる、「速読英単語」も使いやすいのですが、英文の解説はあまりありません。

よって英語初心者がいきなりこのような本に手をだすと、「英文の意味がわからない」となるため注意が必要です。

英語初学者ほど、英文の解説がしっかりある、英語音声がセットの参考書を選ぶようにしてください。

【英語初学者の音読参考書】
→ 英文の解説が詳しいものがイイ
→ 音声がついてるもの

「英語の音読」でよくある質問

「英語音読」について、よく受ける質問をまとめました。

1日に何時間、英語音読をやるか?

1日に何時間、英語の音読をやるか?」に対しての答えは、最低30分はやってほしいです。

欲を言うと1時間の英語音読はしてほしいところ。

これは1日にまとめて30分というわけではありません。たとえば朝と夜に2回にわけて英語の音読してもらってかまいません。

そちらのほうが飽き対策にもいいですし、集中も高められるでしょう。

わたしのオススメは寝る前と朝起きてからの英語の音読。音読すると頭がスッキリするので、寝る前にも起きてからもいいんです。

【1日に何時間、英語音読?】
→ 最低30分やる
→ 朝・晩、それぞれ30分

英語音読は「効果ない」や「意味ない」と感じる

英語音読は「効果ない」や「意味ない」と感じるときがありますよね。

じわじわ効いてくるから、音読の効果を実感できなくて不安なかたもいるかもしれません。

【英語音読の効果】
→ 効果はじわじわ実感

でもウソだと思って1ヶ月「英語の音読」を続けてみてください。かならず効果を実感できるはず。

1ヶ月もすると舌の動きがよくなって、英語のスピーキングがこなれてきます。

また英語の初心者なら、音読で見違えるのは英語のリーディングスピードでしょう。

英語の感覚に慣れてきて返り読みがなくなり、リーディングスピードがぐんぐん上がってくるのです。

【音読1ヶ月の効果】
→ 舌が滑らかに動く
→ リーディングスピードUP

英語の音読をやっていると「頭に入らない」

これはとても多い質問「英語の音読をやっていると、頭に入らない」。

これに対しては、まず音読する前に英文をしっかり理解してほしいです。

というのも音読中に頭に入らないかたは、そもそもその英文をちゃんと理解していないことが多いため。音読以前の問題なんです。

【英語の音読をやっていると、頭に入らない】
→ 音読する前に英文を理解する
→ 音読前の問題

英語の音読が「うまくできない」、「苦痛」

英語の音読はかなり挫折しやすい学習法。

だから英語音読が「うまくできない」が「苦痛」にかわったりするものなんです。

その対策としては、例えば音読を小分けにして、負荷を低くすると「音読の苦痛」がなくなったりします。ちょっとなら良いかなと思ったりするかもしれません。

あとは「音読の教材を面白いもの」にすると、英語音読が楽しいに変わったりもするのです。

わたしのお気に入りの教材は、Netflixの海外ドラマ・アニメ。好きな海外ドラマだから、これで無限に音読できます。

なんといってもNetflixは英語字幕が表示できるから、音読がしやすいんです。音読にオススメの海外ドラマについては次の記事で紹介していますよ。

英語音読にオススメ海外ドラマ・アニメ
【netflixアニメ・英語字幕】3倍わくわく英語学習法|同時字幕・cc字幕

【徹底比較】Hulu・Netflixーラク英語学習法|英語字幕・効果

【No1ラク英語勉強法】アニメ英語字幕ーやり方・サイト|おすすめ5選

さらに「TED」もオススメです。こちらも英語字幕が表示できるから、音読環境としては最高。話される内容もバリエーションゆたかで、どんな方も好きなプレゼンがみつかるはず。

https://www.ted.com/talks?language=ja
https://ed.ted.com/
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