みなさん、TOEICの参考書選びってむずかしくありませんか?TOEICの参考書ってほんとに数が多いんです。
「オールインワンみたいな参考書があればいいなあ」と思いますよね。
この点、一冊で大学入試やTOEICリーディング・リスニングにも効く参考書が「入試英語最重要構文540CD付」。
英語構文をやると、「英文の組み立てかた」がわかるのです。英語構文は、英語の基礎練習(型)。英文読解の上でとても重要。
スポーツでもうまい人は基礎がしっかりしてますよね。
【英語構文について】
①英語構文は「英文の型」
→ 基礎練習
②基礎がわかると複雑な英文も読める
英語構文を暗記し、複雑な英文を解きほぐせるようになると、英文のほとんどが英語構文がすこし変形しただけとわかります。
ここに英語構文の重要性があるのです。つまり「英語構文 = 英文の型」を当てはめることで、読めない英文はほぼなくなります。
なお「英語構文」と文法の違いに疑問を持つかたもいるかもしれません。
ハッキリと区別するのはむずかしいのですが、英文法は三人称単数には「s」をつけなければならないなど、すこし小さな論点を含むもの。
「英語構文」は英文の組み立てのルールで、英文読解により深く関わります。
そこで当記事では、「入試英語最重要構文540CD付」の効果・レイアウト・使い方について紹介していきます。
【当記事でわかること】
・「最重要構文540」の効果
・「最重要構文540」のレイアウト・特徴・解説・音声
・「最重要構文540」の使い方
・「最重要構文540」の次の英語学習法
目次(クリックでジャンプ)
「入試英語最重要構文540CD付」の効果?
英語構文とは、英文構造をパターン化したもの。英語の型ともいえます。どんな難しそうにみえる英文でも、この構文のもとにつくられているんです。
だから英語の構文(型)を覚えると、すらすらとリーディングができるようになります。
つまり「入試英語最重要構文540CD付」を学ぶと、英語力をベースから底上げする効果があるのです。
【「英語の構文」とは】
→ 英文のパターン(型)
→ 型がわかると速読できる
「最重要構文540」の効果
「最重要構文540」を暗記した効果としては、①和文ー②英訳を繰り返すにつれて、英語と日本語のギャップをうめられるようになりました。
つまり「日本語の考え」をすぐに英語のフレーズに置き換えられるようになったのです。
またギャップがなくなるにつれて、英文の型をスラスラ見抜けるようになりました。ひいては、英語構文が身について、英文の骨格を予想しながら英語を読めるようになったのです。
英語構文を暗記するいちばんの効果はこの予測力にあります。予測ができると英文の型がすぐわかるから、速読できるのです。
【「英語構文暗記」の効果】
→リーディングスピードUP
この感覚の変化について具体例を挙げてみましょう。
「I found it difficult to make myself understood in English.」を左から右に読むなかで、「I found it difficult that」を読んだ瞬間に、「that」以下は「難しいと思った」内容を説明するだろうと見通すことができるようになりました。
このように「最重要構文540」の効果は語順どおりに英文がわかるようになったこと。
語順通りに理解できるから、リーディングとリスニング力も上がるのです。返り読みしなくなるから、リーディングがグングン進みます。
【「入試英語最重要構文540」の効果】
①語順通りに英語がわかる
→ 返り読みしなくなる
②最重要構文540は英会話のフレーズに○
→ 英会話力UP
「最重要構文540」のTOEIC効果
「最重要構文540」のTOEIC効果はというと、結論かなり効きます。
まず「最重要構文540」の英語構文で、TOEICのリーディングで読めないものはなくなるのです。これは間違いありません。
というのもTOEICでは難しい英語構文は出されないので、「最重要構文540」は十分すぎるくらいなんです。
また英語構文はTOEICの英文法パートにも出題されるため、英文法にも強くなれるのです。
「最重要構文540」の音声を使って勉強すれば、TOEICのリスニングの対策もできますよ。このように「最重要構文540」はTOEIC対策にかなり効果がありますよ。
【「最重要構文540」とTOEIC】
→ TOEICとの相性◎
→ 英文読解がスラスラ読める
→ リスニングにも効く
「最重要構文540」の効果、英会話にも
①和文ー②英訳を50回ほどやり遂げて感じた効果は、「最重要構文540」の英語を借りながら英会話できるようになったこと。英語構文を借りればいいだけだから、英会話のテンポが上がりました。
英会話の内容にそった構文を頭から引き出して、ところどころ単語を入れ替えているという感覚です。
英語構文で大きなパズルのピースは埋められるから、あとは小さなピースである「英単語」を入れ替えれば、英会話は完成します。
【「最重要構文540」と英会話】
→ 英会話フレーズとして使える
→ 英会話のテンポが上がる
「入試英語最重要構文540CD付」の特徴
「入試英語最重要構文540」は、540の例文にぎゅっと英語構文がおさめられているから復習がしやすいんです。
540の英語構文は、TOEICや大学受験でとわれるものばかり。英語のエッセンスがつめこまれた「一覧表」のようなもの。
【540の英語構文】
→ 英語のエッセンスが詰まってる
→ まとまってるから復習しやすい
復習しやすい!
「最重要構文540」は復習すればするほどその効果が高まります。復習の時間がどんどん少なくなっていき、どんどん英語のフレーズがスラスラでてくるようになるのです。
私が読んだ回数は100回を越しますが、1回にかかる時間は1時間もかかりません。復習にかかる時間が短いほど、時間あたりに学べる情報が増えていくんです。
「最重要構文540」はカンタンな解説がある
また英語構文が複雑でわからないときも安心できます。というのも「最重要構文540」は構文の解説があるから、理解しながら暗記できるのです。
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「最重要構文540」のレイアウト
画像のように「最重要構文540」のレイアウトは、右側に和文が左側にその英文が記載されています。
使用されている英単語のレベルは高くないため、英語初心者から上級者まで読めるでしょう。英単語のレベルをおさえながらも、TOEIC・大学入試のコアとなる構文をコツコツ学べますよ。
【「最重要構文540」のレイアウト】
① 左側に英文
② 右側に和文
→ 瞬間英作文がしやすい
「最重要構文540」の例文
「最重要構文540」を例文をみて、その効果を考えていきましょう。
35. I’d like to make it clear that I will not change my mind.
36. They take it for granted that what is new is better than what is old.
「最重要構文540」の上の例文において、赤字で書かかれてあるのが英語構文。
この型を知らないと、リーディング中に「英文法の知識」をひっぱりだして、いちから考えないといけなくなります。こうすると読むのに時間がかかるんです。
でもこの「make it clear that」や「take it for granted that」という型を知っていれば、パッと意味がわかります。速読できるんです。
意味は「はっきりさせたい」と「当然だと思っている」になりますが、構文がわかるだけでかなり英文が読みやすくなりますよね。
英文の赤字から先は、「はっきりさせたい」ことって何だろう、「当然だと思っている」ことって何だろう、と考えながら読めるんです。
構文とは大きな「ピースのパズル」のようなもの。「最重要構文540」の赤字の大きなパズル(構文)がわかれば、かなり英文の意味がクッキリしてきます。
したがって、英語構文の学習はリーディングの速読につながるんです。
【英語構文暗記の効果】
→ 英文を予測しながら読める
→ 英文読解がスムーズに
英語構文とは、野球でいうと「素振り練習」、サッカーでいうと「鳥かご」のように、競技のエッセンスがつまっているもの。
スポーツや音楽の演奏でもそうであるように、基礎の型がしっかりしている人は上達がはやく、うまい人はみなさん基礎の型を身につけています。
英語構文も英文のエッセンスがギュッとつまっているんです。
構文を覚えれば、リーディング、リスニング、スピーキング、ラインティングの能力を基礎からグッと向上させます。
書籍「英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法」においても、「英語の構文参考書」こなすことで英語力を底上げすると書かれてあります。
早い段階でマスターしておきたいのがいわゆる大学入試構文。100~150の構文をマスターしてしまえば、英語の文型にはけりがつく。
「入試英語最重要構文540CD付」が難しいときの解決法?
もし解説を読んでも英語構文がわからないというときは、文法書が一冊あると理解が深まるでしょう。
英文法書でオススメなのは「ジーニアス総合英語」。これで調べてわからないことはTOEIC・大学受験のレベルではありません。
手元においておけば、学習をサポートしてくれる強力な味方になってくれるでしょう。TOEICや大学入試の勉強をするうえでもっていて損はありません。
【ジーニアス総合英語』のココがイイ】
→ 高校生にもわかる丁寧な解説
「ジーニアス総合英語」よりも上のレベルの英文法書だと「英文法解説改訂3版」がおすすめ。
【「英文法解説」のココがイイ】
→ 例文がたくさん
→ 例文から理解を深められる
→ 索引がイイ
例文とともに、詳細な日本語の解説を読みたいかたには、『英文法詳解』がいいでしょう。分厚いから「これでわからないことはない」というくらい安心感があります。
【『英文法詳解』のココがイイ】
→ 日本語の解説が豊富
→ 網羅性が高い
難しいときには、「瞬間英作文トレーニング」もおすすめ
「入試英語最重要構文540CD付」が難しいと感じるときは、難易度がやさしい「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」もおすすめ。
人気の英語学習法「英語上達マップ」でも、瞬間英作文について次のように語られています。
短文暗唱=瞬間英作文は、英文を即座に作るための瞬間英作文回路を自分の中に組み込みます。また、この回路に乗せて、音読パッケージなどで蓄えた英語のストックが実際に使えるようになります。最も目立った効果は英語が話せるようになるということですが、それ以外にもリスニング、読解力も向上します。自在に使える構文、フレーズが多いということは、英語力全体を底上げしてくれるのです。
「入試英語最重要構文540」の使い方
「最重要構文540」の使い方は、「和文を読んですぐに左側の英文を読む」という順序がおすすめ。
この「和文から英文」をできるだけスピーディーにやりましょう。「瞬間英作文」のように学ぶのです。
【「最重要構文540」の使い方】
①右側の日本語を読む
②すばやく英語に置換え
③左側の英語で答え合わせ
注意:「すぐ英語に置換えらない」を気にしない
→ なんどもやるとスラスラできる
いろんな勉強法をミックスさせる
シンプルな勉強法だから続けるのはカンタンではありません。
英語構文の勉強法としては、1回で覚えようとせずに「何回も繰りかえしながら体に染み込ませる」という心がけが大切です。英語構文の暗記方法で重要なのは、なりよりもこの反復!
何回も繰り返すという前提をおくことで、肩の力をぬいて一回一回がやりとげられますよ。「ゆったり、でも毎日読む」ことが重要。
【「最重要構文540」の色んな使い方】
①音読する
②書く
③付属のCDを聴く
→1ヶ月に10周できるくらいスピーディに
このように復習のやり方はたくさん考えられます。どれも効果がありますので、みなさんに合う復習法をさがしてみるといいでしょう。
わたしのオススメは4つのやり方をミックスさせること。組み合わせると記憶に残りやすいです。復習法をかえると気分転換にもなって、飽きにくくなりますよ。
とくに最後の「一ヶ月に6周できるようにスピーディに」が重要。スタディサプリ英語担当の関先生もつぎのように、どんな英語勉強法でも「繰り返す」ことがとくに大切だと著書でいわれています。
一ヶ月に『6回』同じ単語に目を通す!!
【英語力を上げるには?】
→ どんな英語勉強でも繰り返す
→ 復習すると記憶に定着
「最重要構文540」の音声はかなり使える!
「最重要構文540」にはCD音声がついていて、これがかなり使えるのです。
「最重要構文540」の音声は、日本語を読み上げたあとに、その英語が読み上げられます。だから会社や学校に行きながら、「最重要構文540」の音声で勉強できるんです。
【「最重要構文540」の音声】
①日本訳の読み上げ
②英文の読み上げ
「最重要構文540」の音声をつかった「音読」や「シャドーイング」については次の記事で紹介してます。
「最重要構文540」を暗記するには?
「最重要構文540」を暗記するには、「ひたすら眺める」のが大切。ここで重要なのは、「すばやく」するということ。
この方法は、Google元副社長の村上さんが著書「村上式シンプル英語勉強法」で紹介していた「英単語の覚え方」を、「英語構文の勉強法」にも応用したものです。
村上式の単語の覚え方の極意は「ひたすら眺める」です。毎日毎日、ただひたすら単語を見る、眺める。最終的には1日に1万語を見る。
「すばやく」こなす理由は「なんども構文に出会う」ため。出会う回数がふえると記憶にのこりやすいんです。
みなさんもよく出会う人は、顔や名前をスラスラ覚えられますよね。「お店に常連さん」や、職場の人、学校でクラスが同じ人、すべて出会う回数が多いから記憶に定着するんです。
この仕組みと同じように、英語構文によく出会うようにすると記憶に強く残ります。
すばやく540個のすべての英語構文に目をとおしましょう。初心者は半分でもかまいません。2週間つづければかならず結果はついてくるのです。
【英語構文の勉強法】
①ひたすらすばやく眺める
②1日540個、構文すべてをみる
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「最重要構文540」の「次の勉強法」
「最重要構文540」で英語の構文を覚えられたら、英語のベースがしっかりしたということ。英語の基礎がしっかりすると、いろんな英語学習ができるのです。
「最重要構文540」のあとにオススメの英語学習法を紹介していきます。
英語構文、オンライン英会話でアウトプット
英語構文をアウトプットするのがおすすめ。インプットとアウトプットをバランスよくすると、記憶に残りやすいのです。
アウトプットする場はオンライン英会話がいいでしょう。インプットとアウトプットはつぎの記事でおすすめの「オンライン英会話」を紹介しています。
【おすすめオンライン英会話】
①英会話初心者におすすめ、オンライン英会話のカランメソッドの記事はこちら
②英会話中級者・上級者におすすめ、DMM英会話のデイリーニュースの記事はこちら
③英会話ですぐ使えるフレーズを学べる「よくばり英作文」の記事はこちら
レベル別の英語学習
大学受験レベルの英文法・精読力をつける参考書をつぎの記事で紹介しています。
【英語初心者におすすめ参考書】
①英文法を手を動かしながら学べる『英文法ノート』の記事はこちら
②「公式12」だけで英文解釈が学べる『超・英文解釈マニュアル』の記事はこちら
【英語中級者におすすめ参考書】
①「英文の型」を学び、英文読解・英作文をサクサク化『最重要構文540』の記事はこちら
②英文解釈エッセンスがギュッと。薄い濃い参考書『ポレポレ』の記事はこちら
【英語上級者におすすめ参考書】
・読めない英文がなくなる参考書「英文解釈教室」の記事はこちら
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①「Netflixで英語学習法」の記事はこちら
②「huluで英語学習法(Netflix・hulu比較」の記事はこちら
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