みなさんTOEICの参考書えらびって難しくありませんか?TOEICの参考書ってほんとに数がおおいです。この点、一冊でTOEICのリーディングにもリスニングにも効く参考書が「入試英語最重要構文540CD付」。
当記事では、TOEIC対策にもオススメな「入試英語最重要構文540CD付」についてていねいに紹介します。わたしはTOEIC855点を超えるためこなした参考書は、「入試英語最重要構文540」と「金のフレーズ」ぐらいです。
【当記事でわかること】
・「最重要構文540」の効果
・「最重要構文540」のレイアウト・特徴・解説・音声
・「最重要構文540」の使い方
・「最重要構文540」の次の英語学習法
「入試英語最重要構文540CD付」の効果は?
まず英語構文とは、英文構造をパターン化したもの。英語の型ともいえます。どんな難しそうにみえる英文でも、この構文のもとにつくられているんです。だから英語の構文(型)を覚えると、すらすらとリーディングができるようになります。つまり「入試英語最重要構文540CD付」を学ぶと、英語力をベースから底上げする効果があります。
「最重要構文540」の効果
「最重要構文540」の効果は、①和文ー②英訳を繰り返すにつれて、英語と日本語のギャップをうめられるようになりました。つまり「日本語の考え」をすぐに英語のフレーズに置き換えられるようになったのです。
またこのギャップがなくなるにつれて、日本語をはさまずに英語がわかるようになりました。英語構文がみについて、英文の骨格を予想しながら英語を読めるようになったのです。この感覚の変化について具体例を挙げてみましょう。
「I found it difficult to make myself understood in English.」を左から右に読むなかで、「I found it difficult that」を読んだ瞬間に、「that」以下は「難しいと思った」内容を説明するだろうと見通すことができるようになりました。
このように「最重要構文540」の効果は語順どおりに英文がわかるようになったこと。語順通りに理解できるから、リーディングとリスニング力も上がるのです。返り読みしなくなるから、リーディングがグングン進みます。
【「入試英語最重要構文540」の効果】
・語順通りに英語がわかる
・リーディングのスピードアップ
・「最重要構文540」は英会話のフレーズにも使える
「最重要構文540」のTOEIC効果
「最重要構文540」のTOEIC効果はというと、かなり効きます。まず「最重要構文540」の英語構文で、TOEICのリーディングで読めないものはなくなるのです。これは間違いありません。というのもTOEICでは難しい英語構文は出されないので、「最重要構文540」は十分すぎるくらいなんです。
また英語構文はTOEICの英文法パートにも出題されるため、英文法にも強くなれるのです。「最重要構文540」の音声を使って勉強すれば、TOEICのリスニングの対策もできますよ。このように「最重要構文540」はTOEIC対策にかなり効果がありますよ。
「最重要構文540」の効果は、英会話にも
①和文ー②英訳を50回ほどやり遂げて感じた効果は、「最重要構文540」の英語を借りながら英会話できるようになったこと。英語構文を借りればいいだけだから、英会話のテンポが上がりました。
英会話の内容にそった構文を頭から引き出して、ところどころ単語を入れ替えているという感覚です。英語構文で大きなパズルのピースは埋められるから、あとは小さなピースである「英単語」を入れ替えれば、英会話は完成します。
「入試英語最重要構文540CD付」の特徴


「入試英語最重要構文540」は、540の例文にぎゅっと英語構文がおさめられているから復習がしやすいんです。540の英語構文は、TOEICや大学受験でとわれるものばかり。英語のエッセンスがつめこまれた「一覧表」のようなもの。
復習しやすい!
「最重要構文540」は復習すればするほどその効果が高まります。復習の時間がどんどん少なくなっていき、どんどん英語のフレーズがスラスラでてくるようになるのです。
私が読んだ回数は100回を越しますが、1回にかかる時間は1時間もかかりません。復習にかかる時間が短いほど、時間あたりに学べる情報が増えていくんです。
「最重要構文540」はカンタンな解説がある
また英語構文が複雑でわからないときも安心できます。というのも「最重要構文540」は構文の解説があるから、理解しながら暗記できるのです。
「最重要構文540」のレイアウト


画像のように「最重要構文540」のレイアウトは、右側に和文が左側にその英文が記載されています。
使用されている英単語のレベルは高くないため、英語初心者から上級者まで読めるでしょう。英単語のレベルをおさえながらも、TOEIC・大学入試のコアとなる構文をコツコツ学べますよ。
【「最重要構文540」のおすすめポイント】
・TOEICの点数に直結するエッセンスが、ぎゅっと
・復習がしやすいから、記憶にのこりやすい
「最重要構文540」の例文
「最重要構文540」を例文をみて、その効果を考えていきましょう。
35. I’d like to make it clear that I will not change my mind.
36. They take it for granted thatwhat is new is better than what is old.
「最重要構文540」の上の例文において、赤字で書かかれてあるのが英語構文です。この型を知らないと、リーディング中に「英文法の知識」をひっぱりだしていちから考えないといけなくなります。こうすると読むのに時間がかかるんです。
でもこの「make it clear that」や「take it for granted that」という型を知っていれば、パッと意味がわかります。速読できるんです。意味は「はっきりさせたい」と「当然だと思っている」になりますが、構文がわかるだけでかなり英文が読みやすくなりますよね。英文の赤字から先は、「はっきりさせたい」ことって何だろう、「当然だと思っている」ことって何だろう、と考えながら読めるんです。構文とは大きな「ピースのパズル」のようなもの。「最重要構文540」の赤字の大きなパズル(構文)がわかれば、かなり英文の意味がクッキリしてきます。したがって、英語構文の学習はリーディングの速読につながるんです。
英語構文とは、野球でいうと「素振り練習」、サッカーでいうと「鳥かご」のように、競技のエッセンスがつまっているもの。スポーツや音楽の演奏でもそうであるように、基礎の型がしっかりしている人は上達がはやく、うまい人はみなさん基礎の型を身につけています。英語構文も英文のエッセンスがギュッとつまっているんです。
構文を覚えれば、リーディング、リスニング、スピーキング、ラインティングの能力を基礎からグッと向上させます。書籍「英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法」においても、「英語の構文参考書」こなすことで英語力を底上げすると書かれてあります。
早い段階でマスターしておきたいのがいわゆる大学入試構文。100~150の構文をマスターしてしまえば、英語の文型にはけりがつく。
「入試英語最重要構文540CD付」が難しいときの解決法?
もし解説を読んでも英語構文がわからないというときは、文法書が一冊あると理解が深まるでしょう。英文法書でオススメなのは「ジーニアス総合英語」。これで調べてわからないことはTOEIC・大学受験のレベルではありません。手元においておけば、学習をサポートしてくれる強力な味方になってくれるでしょう。TOEICや大学入試の勉強をするうえでもっていて損はありません。「ジーニアス総合英語」よりも上のレベルの英文法書だと
難しいときには、「瞬間英作文トレーニング」もおすすめ
「入試英語最重要構文540CD付」が難しいと感じるときは、難易度がやさしい「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」もおすすめです。人気の英語学習法「英語上達マップ」でも、瞬間英作文について次のように語られています。
短文暗唱=瞬間英作文は、英文を即座に作るための瞬間英作文回路を自分の中に組み込みます。また、この回路に乗せて、音読パッケージなどで蓄えた英語のストックが実際に使えるようになります。最も目立った効果は英語が話せるようになるということですが、それ以外にもリスニング、読解力も向上します。自在に使える構文、フレーズが多いということは、英語力全体を底上げしてくれるのです。
「入試英語最重要構文540」の使い方


「最重要構文540」の使い方は、「和文を読んですぐに左側の英文を読む」という順序がおすすめ。この「和文から英文」をできるだけスピーディーにやりましょう。「瞬間英作文」のように学ぶのです。
【「最重要構文540」の使い方】
1.右側の日本語を読む
2.すばやく英語に置き換える
3.左側の英語で答え合わせする
注意:最初はすぐ英語に置き換えられませんが気にしないで大丈夫ですよ
いろんな勉強法をミックスさせる
シンプルな勉強法だから続けるのはカンタンではありません。英語構文の勉強法としては、1回で覚えようとせずに「何回も繰りかえしながら体に染み込ませる」という心がけが大切です。何回も繰り返すという前提をおくことで、肩の力をぬいて一回一回がやりとげられますよ。「ゆったり、でもはやく読みぬく」ことが重要。
【「最重要構文540」の色んな使い方】
・音読する
・書く
・付属のCDを聴く
・一ヶ月に10周できるようにスピーディに
このように復習のやり方はたくさん考えられます。どれも効果がありますので、みなさんに合う復習法をさがしてみるといいでしょう。わたしのオススメは4つのやり方をミックスさせること。組み合わせると記憶に残りやすいです。復習法をかえると気分転換にもなって、飽きにくくなりますよ。
とくに最後の「一ヶ月に6周できるようにスピーディに」が重要。スタディサプリの英語を担当する関先生もつぎのように、どんな英語勉強法でも「繰り返す」ことがとくに大切だと著書でいわれています。
一ヶ月に『6回』同じ単語に目を通す!!
「最重要構文540」の音声はかなり使える!
「最重要構文540」にはCD音声がついていて、これがかなり使えるのです。「最重要構文540」の音声は、日本語を読み上げたあとに、その英語が読み上げられます。だから会社や学校に行きながら、「最重要構文540」の音声で勉強できるんです。「最重要構文540」の音声をつかった「音読」や「シャドーイング」については次の記事で紹介してます。
「最重要構文540」を暗記するには?
「最重要構文540」を暗記するには、「ひたすら眺める」のが大切。ここで重要なのは、「すばやく」するということ。この方法は、Google元副社長の村上さんが著書「村上式シンプル英語勉強法」で紹介していた「英単語の覚え方」を、「英語構文の勉強法」にも応用したものです。
村上式の単語の覚え方の極意は「ひたすら眺める」です。毎日毎日、ただひたすら単語を見る、眺める。最終的には1日に1万語を見る。
「すばやく」こなす理由は「なんども構文に出会う」ため。出会う回数がふえると記憶にのこりやすいんです。みなさんもよく出会う人は、顔や名前をスラスラ覚えられますよね。「お店に常連さん」や、職場の人、学校でクラスが同じ人、すべて出会う回数が多いから記憶に定着するんです。
この仕組みと同じように、英語構文によく出会うようにすると記憶に強く残ります。すばやく540個のすべての英語構文に目をとおしましょう。初心者は半分でもかまいません。2週間つづければかならず結果はついてくるのです。
【英語構文の勉強法】
・ひたすら、すばやく眺める
・1日540個、すべての構文をみる
「最重要構文540」の「次の勉強法」
「最重要構文540」で英語の構文を覚えられたら、英語のベースがしっかりしたということ。英語の基礎がしっかりすると、いろんな英語学習ができるのです。「最重要構文540」のあとにオススメの英語学習法をしっかり紹介していきます。
英語構文を、オンライン英会話でアウトプット♪
英語構文をアウトプットする場として、オンライン英会話にチャレンジしてもいいかもしれません。なぜならインプットとアウトプットをバランス良くこなすことで、英語構文をしっかり記憶できるため。つぎの記事でおすすめの「オンライン英会話」について紹介しています。
「英文解釈」で、すらすらリーディングできる!


「最重要構文540」のあと、さらに「英文解釈」をみがくのもオススメ。「英文解釈」を学べばさらに英文読解がスムーズになりますよ。英語構文で英語のベースがしっかりしているから、難しい英文解釈の参考書も読めるはずです。
みなさんの英文解釈のレベルに合わせて、次の記事から参考書を選んでみるといいでしょう。「7割くらいの英文が理解できる」ぐらいの英文解釈の本を選ぶといいかと思います。なぜなら、あまりにわからない英単語や構造があると時間がもったいないため。ある程度わかるくらいのレベルを選ぶと学習効率がいいですよ。記事ではいろんなレベルの英文解釈の参考書を紹介しています。




Netflixで、楽しくリスニング力UP!
Netflixの「海外ドラマ・アニメ」は、英語学習がマンネリしたときにオススメ。「最重要構文540」で重要な英語構文がわかっているから、海外ドラマのスピードにもすぐ慣れるはず。ネットフリックスは英語字幕をだせるから、英語構文でスラスラ読めますよ。というのも海外ドラマ・アニメはむずかしい構文が使われることは少ないためです。
海外ドラマ・アニメで理解しづらいのは、リスニングのスピードが早いところ。スピーキングのスピードがはやすぎるときには、英語字幕を表示するのがオススメ。英語字幕を追いながら聴きとることで、英語字幕と発声される英語をリンクする力があがるんです。
だんだんと大学入試やTOEICのリスニングが遅いと感じるほど上達します。くわしくはつぎの記事で海外ドラマ・アニメをつかった英語勉強法を紹介しています。


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