みなさん、TOEIC・大学入試の四択問題がとけるようになったのに、英作文が解けなかった経験ありませんか?
そうなんです、四択問題では英語の応用力がつかないんです。四択ができたからって、英作文ができたり英会話ができたりしません。
【英語四択問題の問題点】
→ 応用力がつかない
→ 英作文解けない
この点、英語の応用力をつけるなら整序問題がおすすめです。
整序問題のいいところは英作文のように添削がいらないこと。つまり独学のしやすのです。
独学だからといってもシッカリ英語力の伸びを期待できます。英単語をパズルのように組み合わせてといていくことで、「英語の型」である「語順」の感覚が強烈にきたえられるのです。
「整序問題」のココがイイ
→ 英作文とは違い、添削いらない
→ 独学でも英文法が深く理解できる
→ 英語の応用力がつく
整序の参考書で評価が高いのは『英語構文詳解』。整序参考書のなかでも、その解説の詳しさ、問題の上質さ、に定評があります
そこで当記事では、『英語構文詳解』の効果・使い方・レベル・例文を紹介します。
【当記事でわかること】
・「英語構文詳解」の効果&レビュー
・「英語構文詳解」の例題
・「英語構文詳解」の使い方
・「英語構文詳解」が難しいときの手段
・「英語構文詳解」の次のステップ
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目次(クリックでジャンプ)
「英語構文詳解」を読んだきっかけ
TOEIC855点を取ったあと、洋書を読んでみるとすべてを把握できないモヤモヤ感がありました。
ストーリーの大枠、「主人公が敵を倒した」というような流れはつかめますが、モザイクがかかっている感覚しかありません。
このような霧がかかった英文読解をクッキリさせるために、いろいろの学習法を調べたました。
そんなとき英語講師の田中健一氏が整序問題が効果的だとツイートしていたのを発見。
私もTOEICなどの英文法本の限界をかんじていたため、妙にこのツイートに興味をもちました。これが伊藤和夫『英語構文詳解』に興味をもったきっかけ。
そもそも英語の学力全般が不振であれば伊藤和夫『英語構文詳解』を泣きながらやりましょう。難しい本です。並べかえ問題という共通点はありますが『書きこみ英文法ノート』の数倍難しいです。それでも、国公立を攻略するにはやり切るしかありません。
— 田中健一/英語講師 (@TNK_KNCH) January 18, 2015
「翻訳百景 」でも高評価
また英語のニュアンスがもっとわかるようにと、越前敏弥「翻訳百景」を読むとここでも「英語構文詳解」の文言がありました。
越前敏弥氏が「英語構文詳解」を高評価されていて、たいへんお世話になったそう。「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文」がとても勉強になったため、氏がおすすめする「英語構文詳解」はぜひ読まなければと思い、いよいよ手に取りました。
【英語構文詳解】
→ 翻訳者「越前敏弥氏」が推薦
英語構文詳解の効果【体験記】
「英語構文詳解」を5周して感じたレビューは、英文法をふかく理解できるようになったこと。
具体的にいうと、「英文法の応用力」がためされる英作文や瞬間英作文がスムーズに解けるようになりました。
これは断片的な知識だけで正解できる「選択問題」だけでは身につかない力。ここに「整序問題」をする意味があると思います。
【英語構文詳解の効果】
① 英作文がスムーズに書ける
② 英文法の応用問題も解ける
→ 英文法の理解が深まったため
そのため、どのような人に「整序問題」がオススメかというと英文法の四択が7割くらいとけるようになった人や、英作文をやりはじめる人におすすめしたいです。
整序問題は英作文よりも負荷がかるいから、英作文の準備としてとりいれるとスムーズにいくでしょう。
「英語構文詳解」の質の高さは口コミ・評判をみてもらえばわかると思います。「英語構文詳解」の解説を読んでその意味がわかるならば、その高品質さがわかるでしょう。
【英語構文詳解をオススメしたいかた】
①英文法がある程度わかる人
→ 英文法の演習にイイ
② 英文法の四択が解ける人
→ 英文法の理解が深まる
③ 英作文の初学者
→英作文の準備にイイ
整序問題の「英語リーディング効果」
「英語構文詳解」の効果は、「英語の語順」や単語と単語のむすびつきを、より意識できるようになったこと。
したがって「語順」と「単語むすびつき」を意識できるため、英文の途中でもこの英文はこう続くのではないか、ということを予測できるようになりました。
この予測力がつくと、リーディングのスピードが上がるんですよね。
【英語構文詳解の効果】
①語順がわかると意味がわかる
→ リーディングスピートUP
②コロケーションに強くなる
整序問題で「英語の語順」がわかる。英会話にも!
整序問題のコツがつかめると「語順の感覚」がつきます。その結果、英会話もかなりスムーズなるのです。
英語と日本語の大きな違いは「語順」。日本語の「てにをは」を、英語は「語順」で表すのです。
【整序問題で「正しい語順」がわかる】
→ 英語の「語順」は大切
→ 英語の語順は「てにをは」
→ 正確な語順は正確な表現につながる
だから語順があっていれば、すこし語彙力がたりなくてもニュアンスが伝わります。
つまり日本人が苦手な「語順」をおぼえさせすれば、かなりアドバンテージになります。つぎのようにツイートでもその効果が指摘されているのです。
英語は語順が大切な言語だから、文法知識なりルールの確認をするためには並べかえ問題が適しているというのが私の基本方針です。4択穴埋め問題をいくら解いてもダメだろうと思うのですが、世の中に流通する英文法の問題集は、残念ながらこれが主流ですね。
— 田中健一/英語講師 (@TNK_KNCH) December 9, 2016
大学入試の整序問題に対応
マーチ・早稲田・同志社など、整序問題が出題される大学をうけるかたにも「英語構文詳解」はオススメ。
とくに同志社や早稲田や一橋大学などの難しい英語整序問題がだされるところは、むずかしい参考書として「英語構文詳解」くらいしか選択肢がありません。
これ一冊だけで、英語整序問題の難問になんなく対応できるようになれるでしょう。
【英語構文詳解】
→ 難関大の整序問題に対応
「英語構文詳解」の使い方
「英語構文詳解」の使い方の前提として、英文法のベースがあることが求められます。
というのも整序問題は四択問題よりも難しく、英語初心者には難しいため。挫折につながりやすくもあります。
そのため英文法の基礎を身につけたかたが、その演習として「英語構文詳解」を使うといいでしょう。
【「英語構文詳解」の使い方】
→ 英文法をざっくり学んでから使う
→ 英文法の演習として使う
英文法がわかっていないうちに手に取ると、解説がわからないかもしれません。受験頻出の事項の「倒置」、「比較」、「分詞構文」などを理解したうえで本書を取りくむいいかと思います。
具体的には、英語初心者はまず『仲本の英文法倶楽部』や『仲本の「壁」を突破する英文法完全速習講義』をやるといいでしょう。
「英語構文詳解」の整序問題・例題
「英語構文詳解」の整序問題・例題をみてみましょう。
人間の進歩にはかぎりがない。
There [progress, no, limit, human, to], (+1)
出典元:英語構文詳解 (駿台受験シリーズ)
みなさん、上の候補の英単語と「プラス1単語」をもってきて正しい英文をつくれますか?
わたしは「英語構文詳解」のこのような整序問題を正しく整序できませんでした。
骨がおれる問題が多いのが本書の魅力。そのぶん得られるものは大きいんです。なんどもなんどもやり込むことで、スムーズに英文を作られるようになっていきますよ。語順の感覚もどんどん養われていくんです。
【「英語構文詳解」の問題】
→ 難しい整序問題アリ
→ 考えるから、身につく
→ 語順が身につく
【英語構文詳解の難易度】「四択問題」との比較
「英語構文詳解」の良いところは、イイ具合に脳に加圧がかけられるところ。
四択の問題だと整序よりも深く考えなくても解けてしまうので、脳への負荷がひくいのです。どうしても吸収できる知識がうすくなってしまう。
いっぽう「整序問題」は脳を柔軟にしないと解けない問題がおおいんです。ただし手も足もでないような難易度ではなく、ヒントとして英単語があるかさじ加減がいいんですよね。
【整序問題と四択問題の比較】
①難易度
→ 整序問題 > 四択問題
②記憶ののこりやすさ
→ 整序問題 > 四択問題
【英語構文詳解の難易度】「英作文」との比較
「英作文」と「整序問題」を比較すると、英作文はヒントとなる単語がありません。まっさらな状態で解かないといけないから難しく、初心者はやる気がなくなりがちなんです。
整序問題は難しくもなく易しくもない、というちょうどイイ難易度。だからモチベーションの維持ができやすいから独学向きの参考書ともいえます。
いくつか回答がある英作文と違って、「整序問題」の答えはひとつだけ。答えが決まっているから「整序問題」は添削いらず。この点も独学向きといえるゆえんです。
【英語構文詳解の特徴】
①ヒントがアリ
→英作文より独学しやすい
②四択問題より難しい
→記憶に残りやすい
③ 解説がくわしい
「英語構文詳解がわからない」の対策
基本事項がまだ理解できていないときは、やさしい整序問題の参考書から勉強するとうまくいくはず。
たとえば「英語構文詳解」とコンセプトが似ている、整序問題の参考書「英文法基礎10題ドリル 」からスタートがいいでしょう。英語整序問題が苦手なかた用の「英語構文詳解」があるとすると、「英文法基礎10題ドリル 」があげられます。
「入門」と「基礎」があるから、レベルに合わせてスタートの本を決めるといいと思います。「入門」のほうが易しいです。
「英語構文詳解がわからない」の対策
→ 易しい整序ドリルからやる
→ やる気が続きやすい
「英語構文詳解」の準備に「英文法・語法良問500+4技能」
「英語構文詳解」よりも難易度がやさしい「英文法・語法良問500+4技能 整序英作文編」は準備としておすすめ。
「英文法・語法良問500+4技能 整序英作文編」はより大学受験の最新傾向にそった参考書です。その特徴はリーディングだけでなくスピーキング能力をどう向上させるかについてコラムが充実しているところ。
「英文法・語法良問500+4技能」については、語順の感覚に慣れるだけ、英語力がホンモノに【並べ替えで語順理解】で紹介しています。
【整序問題の参考書】難易度
【整序問題の参考書まとめ】
①難しいさ
→ 英語構文詳解 > 語法良問500+4技能 > 英文法基礎10題ドリル
②解説の詳しさ
→ 英語構文詳解 > 語法良問500+4技能 > 英文法基礎10題ドリル
「英語構文詳解」のつぎの参考書
「英語構文詳解」の整序問題で、語順のコツがつかめてきたら、つぎに英語構文集がおすすめ。
英語構文を覚えれば、そのまま英作文としてそのフレーズがつかえるから費用対効果がたかいんです。「入試英語最重要構文540」なんかは、英作文としても英語構文集としても使えるから使い勝手がいいはず。
つぎの記事で「入試英語最重要構文540」を紹介しています。
英会話で使えるフレーズ
英会話でも使えるフレーズ・英語構文をさがしているかたには次の記事が参考になるでしょう。
リーディングUPするため
リーディングを鍛えたいかたにはこちらの記事がおすすめ。読めない英文がなくなります。
「英語構文詳解」のあとは「英文解釈教室」に取り組めば、読めない英文はかぎりなく少なくなりますよ。「英語構文詳解」も「英文解釈教室」も書いたのは伊藤和夫先生です。スムーズに接続できるでしょう。
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