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1分だけ|It is a pity thatー意味使い方・書き換え

みなさん、「It is a pity that」の意味・書き換えの方法がわかりますか?

「It is a pity that」は英作文で、よく問われる内容。にもかかわらず、「It is a pity that」の使い方や書き換えの方法を正しく理解できない方が多いようです。

よくある間違えは「It is a pity」を「It is pity」と書いてしまう間違え。

そこで当記事では、「It is a pity」の意味・使い方・書き換え方法をていねいに解説していきます。

間違えやすいポイントを紹介しますので、英作文のケアレスを減らすことができます。

「It’s a pity that」の意味・使い方・書き換え

「It’s a pity that」の意味は、「〜は残念だ」です。例文をみていきましょう。

It is a pity that he left the team.
彼がチームを去ってしまったのは残念なことです。

It is a pity that I was unable to take a trip due to a tight lockdown.
厳重なロックダウンのため、旅行に行けなかったのが残念です。

【「It’s a pity that」の意味】
→ 「〜は残念だ」

「It is a pity」の使い方

「It’s a pity that」の使い方は、文頭に「It’s a pity that」を書いて、that以下に「残念だと思う事柄」を書きます。

「It is a pity that」の書き換え「It’s a shame」

「It is a pity that」の書き換えは、「It’s a shame that」や「It’s regrettable that」でできます。上の例文をそれぞれ書き換えていきましょう。

It’s a shame that he left the team.
彼がチームを去ってしまったのは残念なことです。

It’s regrettable that he left the team.
彼がチームを去ってしまったのは残念なことです。

It’s a shame that I was unable to take a trip due to a tight lockdown.
厳重なロックダウンのため、旅行に行けなかったのが残念です。

It’s regrettable that I was unable to take a trip due to a tight lockdown.
厳重なロックダウンのため、旅行に行けなかったのが残念です。

【「It is a pity that」の書き換え方法】
「a shame」や「regrettable」を使う

「残念だ」を英語で言うには?

「残念だ」を英語で言うには、前述したように「It’s a pity that」が使えるのです。

この「〜は残念だ」という表現、英作文でよく問われますから正確に覚えておくといいでしょう。よく間違えやすいポイントが「It is pity」と書くミス。

It is a pity that some people mistakenly believe that Nukes are the only way to guarantee peace.
核兵器が平和を保証する唯一の方法だと勘違いしている人がいるのは残念なことだ。

「pity」は可算名詞ですから、必ず「a pity」と書かなければなりません。

「It’s a pity that」のポイントを意識しながら、例文をみていきましょう。

「It’s a pity that」のポイント】
→ pityは可算名詞
「a pity」と書くこと

「It’s a pity that」の使い方がわかる英語参考書

「It’s a pity that」の使い方がわかる英語参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』です。

「It’s a pity that」だけでなく、「regrettable」、「a shame」、「unfortunately」の使い方まで解説されてあります。

【1分ガイド】most [of] peopleの違い・意味・例文

みなさん、「most」「most of」の違いや使いわけがわかりますか?

ここ、英作文や英文法でよく問われるにもかかわらず、ケアレスミスが多いポイントなんです。覚え方はカンタン。ポイントがわかればすぐに覚えられます。

そこで当記事では、「most」「most of」の違い・意味・例文をくわしく説明していきます。

「most people」の意味

「most people」の意味は「ほとんどの人」です。例文をみていきましょう。

Most people criticize him behind his back.
ほとんどの人が、陰で彼を批判しています。

【「most people」の意味】
→ 「ほとんどの人」

「most」と「most of」の違い・意味

「most」と「most of」の違いは、あとに続く「名詞」が異なるところ

「most of」のあとには、特定の集団が置かれなければなりません。よって、「most of people」とは書けませんので、注意が必要です。

(○) most of the people
(×) most of people

「most of the people」は「the」で特定していますから、使えます。

「most of the people in the park」のように「the」が置かれるとき、「people」を形容する英文が置かれることが多くあります。

この英文では「in the park」で「people」を形容していますね。

また、「most of the people who〜」のように、関係代名詞で「people」を制限するのもよくみられるのです。

【「most」と「most of」の違い?】
→ 「the」の有無に違いがアリ
(○) most of the people

「Most of people」は間違い

前述のように「most of people」は間違いです。正しくは「most of the people」になります。

「most people」と「most of people」のどちらか正しいか選択する問題は頻出ですから、覚えておきましょう。TOEICで・英検・大学入試でも幅広く問われる問題です。

「Most of the」の意味

「Most of」の意味は、特定の集団や物を指します。例文をみていきましょう。

Most of his books are novels.
彼の著書のほとんどは小説です。

上の例文のように、「most of」のあとには「the」が書かれるとは限りません。

上の例文では、特定するために「his」が置かれています。

「his」で特定していますから、「most his books」とは書けません。文法問題でよく出るので注意しましょう。

Most of」のあとは?】
→ 「the」だけではない
→ 「his」や「my」もアリ

「Most」「most of」の違いがわかる英語参考書

「Most」「most of」の違いがわかる英語参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』です。

本書では、「most」の使い方だけでなく、「some people」や「a lot of people」の使い分けなどを学べます。

【1分ガイド】some peopleー意味・例文・訳し方

みなさん、「some people」の意味を知っていますか?

英語長文にもよくでてくる表現ですから、なんとなくわかる方もいるでしょう。

でもこの「some people」は英文読解だけでなく、英作文でも頻出の表現なんです。英作文でつかうには、正確に理解しなければなりません。

そこで、当記事では「some people」の意味・使い方をくわしく解説していきます。

「some people say」の意味

「some people say」の意味は、「と言う人もいる」です。「some people say」の例文をみていきましょう。

Some people say now is the right time to finance an enterprise.
企業の資金調達は、今がチャンスだという人もいます。

【「some people say」の意味】
→ 「〜と言う人もいる」

「人もいる」「な人がいる」を英語で

「人もいる」「な人がいる」を英語で言うには、「some people」+「動詞」で表せます。さらに例文をみて、理解を深めていきましょう。

Some people say that he is honest.
彼は正直者だという人もいる。

Some people don’t like wearing ties.
ネクタイをつけるのが苦手な人もいます。

上の例文のように、「some people」と「動詞」を組み合わせて、いろんな表現ができるのです。

Some people V」の意味】
→ 「Vする人もいる」

「some people」がよくわかる英語参考書

「some people」がよくわかる英語参考書は、『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』です。

「some people」だけでなく「a lot of people」や「most people」の使い方をていねいに説明してあります。

【これ1冊、ぜんぶ】”英語4技能”の勉強法ー「英語の学び方」入門

みなさん、「英語4技能」の勉強法がわかりますか?

最近の英語試験では、「英語4技能」のスキルを問われる形にシフトしていっています。

しかし「英語4技能」の学習法を教えられる人は少ないのが現状。つまり「英語4技能」の学習法を明確に答えられる人は少ないのです。

この点、「英語4技能」の学習法をバランスよく学べるのが、『「英語の学び方」入門』という本。大きな特徴は次の4つ。

① 英語4技能の学習法がわかる
→ すべてのスキルを学べる

② 英語インプット勉強法がわかる
③ 英語アウトプット勉強法がわかる

→ バランス良く学べる

③ 「英文法を学ぶ理由」がわかる

→ 理由がわかり、やる気UP

本書は、日本人が苦手な「英語ライティング・スピーキング」について、具体的な学習法を紹介しています。

そこで当記事では、『「英語の学び方」入門』が「英語4技能の勉強法・教材」を学ぶのにおすすめな理由を紹介します。

「英語4技能」の勉強法がわかる

「英語の学び方」入門』のおすすめ点は、「英語4技能」の勉強法がバランスよくわかること。

みなさん、この「英語4技能」とはなにかご存知でしょうか?

「英語4技能」とは
リスニング
リーディング
スピーキング
ライティング

『「英語の学び方」入門』はつぎのように、4つのスキルに加え、2つの知識(ボキャブラリー・英文法)についてもくわしく紹介されています。

〈目次〉
第1章 「第二言語習得」から英語の学び方を考える
第2章 「第二言語」として目指すべき英語力とは?
第3章 英語を学ぶモチベーションのメカニズム
第4章 英語学習のプリンシプル
第5章 ボキャブラリーの学び方
第6章 英文法の学び方
第7章 リスニング・リーディングの学び方
第8章 スピーキングの学び方
第9章 ライティングの学び方

つまり、「英語を学ぶときに知るべきこと」をまんべんなく説明しているのです。

他の「英語学習法の本」は、リーディングやリスニングについての記述が多めでした。

つまり近年もとめられいる「4技能」とはポイントがずれていたのです。

この点、「英語の学び方」入門』一冊で、4技能をまんべんなく学べます。英語学習法のトレンドがもれなくわかるのです。

しかも著者(新多 了氏)は「第二言語習得」研究者です。科学的に立証された学習法であんしん・効率的に学ぶ方法がわかります。

【『「英語の学び方」入門』のここがおすすめ】
→ 科学立証の勉強法がわかる
→ 4技能まんべんなく学べる
→ 効率的な英語学習法

英語のアウトプット・インプット

「英語の学び方」入門』では、英語のアウトプット・インプットはどちらも大切だと次のように強調しています。

インプットとアウトプットの両方をバランスよく行うことで、学習の相乗効果も期待できます。

日本人はリーディングは得意だけど、ライティングなどのアウトプットは苦手というかたが多いですよね。

そんな日本人英語の弱点にたいして、特効薬を出してくれるのが『「英語の学び方」入門』。

本書では以下のように、アウトプットの有効性・具体的な方法を知れるのです。

アウトプットは自分の英語の知識が充分でないことに気づく機会を与えてくれます。これを「穴に気づく」(noticing a hole)と言います。

実際にアウトプットすることで、自分の表現と適切な表現の違いにも気づく(noticing gap)ことができます。

アウトプットは英文法を深く理解することにもつながると本書では綴られています。

アウトプットすることで強制的に文法に意識が向き、その結果、文法を使う力が身につくのです。

このように本書でアウトプットが有効な理由がわかるため、実際にアウトプットをしようというモチベーションにもつながります。

【『「英語の学び方」入門』のここがおすすめ】
→ アウトプットの有効性がわかる
→ アウトプットのやり方がわかる

英語インプット・アウトプットの記事

英語インプット・アウトプットについては以下でよくわかるでしょう。

【英語インプット勉強法
【30日で洋書が読める英語リーディング教材】社会人・初心者勉強法


1からわかる|英語音読とシャドーイングのやり方・回数|速読英単語・参考書

【英語アウトプット勉強法
【期間60日・上級者レポ】カランメソッドの効果実感?進まない?

【せきらら体験談】カランメソッドステージ2|独学は難しい?テキスト?

なぜ「英文法を学ぶか」がわかる

英語学習をしていて、「なぜ英文法を学ぶのか」がわからないかたも多いでしょう。

このような疑問をもったままだと、英文法を学ぶ意欲もあまり湧かないかもしれません。

この点、『「英語の学び方」入門』は、英文法をなぜ学ぶのか、英文法学習がなぜ有効か、が書かれています。

本書では、英文法を学ぶ理由のひとつに、「気づき」を次のように挙げています。

気づきの機会を得るためには、学習者があらかじめ言語的知識を持っている必要があるのです。

ここでの「言語的知識」とは、英文法のことを指しています。

英文法の知識によって、「気づく」ことができ、英語学習のスピードがぐんぐん上がるのです。

もし英文法を学ばければ、「3人称のときに動詞の語尾に変化が起きる」ことに気づくのにかなりの時間がかかるでしょう。

でも「3人称単数のときには、動詞にsがつく」と知っていれば、発話の中でその変化にすぐに気づくことができますし、すぐに覚えられます。

つまり、英文法を学習すると、英語学習を高速化・効率化できるといえるでしょう。

【『「英語の学び方」入門』のここがおすすめ】
→ 英文法をなぜ学ぶかわかる
→ 英語学習の効率を高速化

「英文法の勉強法」の記事

「英文法の勉強法」については次の記事がわかりやすいでしょう。

英文法の勉強法
No1薄い英文法問題集『新英文法ノート』使い方・評判|日栄社英語おすすめ

『英語構文詳解』の効果・使い方・レベル・例文【おすすめ参考書】

たくさんの英語学習法がわかる

「英語の学び方」入門』の一冊で、いろんな英語学習法がわかります。

英語学習法を調べると、「精読が大切」だとか、「いや多読が重要」などいろんな意見があるでしょう?

英語の先生ごとに、たくさんの学習法があり、どれを取り入れようか迷う方もいるかもしれません。

この点、意見がわかれているのを見るに、「たった一つの正解の英語学習法」はないのではないでしょうか。

【正解の英語学習法?】
→ 正解はない
→ 勉強法との相性はある
→ 自分で選び、トライ&エラー

つまり、みなさんと相性が良い英語学習法を選べばよいのです。相性が良いと、なにより楽しいですし、モチベーションが保ちやすいのです。

英語を極めている人の共通点はひとつは、学習を続けていること。続ければ、遅かれ早かれ、できるようになるのです。

続けるには、苦行のように英語学習するのではなく、相性が良いものを探すのがなによりも大切。

ここに『「英語の学び方」入門』をオススメする理由があります。

というのも本書では、集中型学習と拡大型学習などさまざまな学び方がわかるのです。

【『「英語の学び方」入門』のココがイイ】
→ 多くの英語学習法を紹介

集中型学習とは音読やシャドーイングなどのように、テキストを深く学ぶ学習法。

いっぽうで、拡大型学習とは多読・多聴などの大量のインプットする学習法です。

本書で、集中型と拡大型について次のように述べられています。

ポイントとなるのは、集中型と拡大型をバランスよく行うこと。

このような学習法を本書で、具体的にどのようにするのかをくわしく解説してありあす。

たくさんの英語学習法を例をまじえて説明してありますから、みなさんと相性が良い学習法を見つけやすいでしょう。

【『「英語の学び方」入門』】
→ たくさんの学習法がわかる
→ 多読・多聴などまんべんなく
→ モチベーションが上がる

【1分ガイド】a lot of・many peopleー違い・意味例文

みなさん、「〜な人が多い」を英語でど表現するかわかりますか?

パッと浮かぶのは「many」や「a lot of」で伝える方法かもしれません。

でも「many」と「a lot of」は使われるシーンがすこし違うんです。

【「many」と「a lot of」】
→ 使われる場面が違う

そこで当記事では「a lot of people」と「many people」の違いや、その例文・意味についてくわしく解説していきます。

A lot ofとmanyの違いを【簡単に】

A lot ofとmanyの違いを簡単にみていきましょう。

「A lot of」「many」につづく名詞が不可算名詞でもいいのかどうか、に違いがあります。

①「a lot of A」
Aに可算・不可算名詞どちらもつかえる


②「many A」
→ Aに不可算名詞がつかえない
→ Aは可算名詞のみOK

つまり「many」とセットの名詞は「可算名詞」ということです。

【例文】A lot ofとmanyの違い

A lot ofとmanyの違いを例文から学んでいきましょう。

There’s been a lot of news about celebrities.
芸能人に関するニュースが多いです。

【間違い例】
× There’s been many news about celebrities.

上の例文の「news」は抽象名詞であるため不可算名詞です。そのため「many」ではなく「a lot of」を使うことになります。

「抽象名詞」は不可算名詞

「抽象名詞」とは物質でなく、手でふれられない概念を表す名詞のこと。「抽象名詞」として他には、「advise」や「peace」などが挙げられます。

【「抽象名詞」とは?】
→ 触れられない概念などのこと

→ 不可算名詞
例:「advise」「peace」

a lot of peopleとmany peopleの違い

a lot of peopleとmany peopleの違いがあります。

どちらも「多くの〜」という意味をあらわす点では同じです。

しかし使われるシーンが違うのです具体的にいうと「a lot of」は話し言葉、「many」は書き言葉として使われることが多いといえます。

つまり「a lot of」はスピーキング、「many」はライティングで使う機会が多いといえるでしょう。

【a lot of peopleとmany peopleの違い】
→「a lot of」はスピーキング
→「many」はライティング

ただし「a lot of」を英作文や論文で使わないということではなく、書き言葉では「many」が好まれやすいということです。

【a lot of peopleとmany peopleの違い】
「a lot of」は口語表現
→ 「many」は文語表現

【例文】a lot of peopleとmany people

a lot of peopleとmany peopleの例文をみていきましょう。

A lot of people turned out for the FUJI ROCK FESTIVAL.
FUJI ROCK FESTIVALには多くの人が集まりました。

スピーキングで好まれる表現

Many people turned out for the FUJI ROCK FESTIVAL.
ライティングで好まれる表現

上の例文の「people」は可算名詞ですから、「a lot of」と「many」のどちらも使うことができます。意味も「多くの〜」で同じです。

a lot of peopleの意味

a lot of peopleの意味は「多くのです。例文をみていきましょう。

A lot of people in the area have been vaccinated.
この地域では多くの人がワクチンを接種しています。

【a lot of peopleの意味】
→ 「多くの人」

「〜な人が多い」の英語例文

「〜な人が多い」の英語例文をさらにみていきましょう。

A lot of students attended the camp.
多くの学生がこのキャンプに参加しました。

「a lot of」のあとの名詞が可算名詞の場合、その名詞を複数形にしなければなりません。上の例文では「可算名詞のstudent」を複数形の「students」にしているのです。

【「a lot of A」の名詞】
Aが可算名詞なら複数形にする

「多くの〜」の英語表現「many」「a lot of」

「多くの〜」を英語で伝えるには、 「a lot of」のほかに「many」を使うこともできます。上の例文を「many」をつかって書き換えると次のようになります。

Many people in the area have been vaccinated.
この地域では多くの人がワクチンを接種しています。

Many students attended the camp.
多くの学生がこのキャンプに参加しました。

「A lot of」と「many」がわかる英語参考書

「A lot of」と「many」がわかる英語参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』と『ジーニアス総合英語』です。

これ一冊で、「〜な人が多い」という英語表現をバリエーション豊かに学べます。

また『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』では、英作文で「A lot of」と「many」のどの点が問われるかが理解しやすいでしょう。

ジーニアス総合英語』では、「A lot of」と「many」の使い分けを決める「可算・不可算名詞」の分類がくわしいです。

また『ジーニアス総合英語』は「A lot of」と「many」の例文がたくさんありますから、より理解を深められるでしょう。

1分ガイド|「人が少ない・ほとんどいない」の英語例文・意味|few

みなさん、「人が少ない」「ほとんどいない」を英語でどう表現したらいいかわかりますか?

英作文で頻出のパートにもかかわらず、この表現をニガテとしているかた多いんですよね。

しかもこのパート、英作文だけでなく、英語試験の英文法問題でもよく出題されます。得点源となるところなんです。

【「〜する人が少ない」】
→ 英作文頻出表現
→ 英検で必須の表現

そこで、当記事では、「人が少ない」「ほとんどいない」の英語例文・意味・使い方をくわしく解説していきます。

「人が少ない」の英語例文

「人が少ない」を、英語で表現するには「few」がよく使われます。例文を見ていきましょう。

Few people realize the shortcomings of Artificial Intelligence (AI).
人工知能(AI)の欠点に気づいている人は少ない。

上の例文のように、「few people」を使って「人が少ない」を表せるのです。

ここで注意が必要なのが、「a few」ではないということ。というのも、「a few」は肯定の意味になり、「少しはいる」というニュアンスになりますから。

いっぽうで「few」は「ほとんどいない」という否定的な意味。

つまり「a」を書くか書かないかで、肯定的な意味か、否定的な意味かが変わるのです。

【「few」と「a few」のちがい】
①「few」は「ほとんどいない」
否定的
②「a few」は「少しはいる」
肯定的

「人の数が少ない」を英語で強調

「人の数が少ない」を英語で強調するために相性がいいのは「very few people」です。

「very few people」の例文をみていきましょう。

Very few people understand Bitcoin.
ビットコインを理解している人はほとんどいません

上の例文でも「very few people」を使うと、「少ない」を強調して「ほとんどいない」となっています。

【「very few people」の意味】
→ 「ほとんどいない

「する人は少ない」の英語例文

「する人は少ない」の英語例文をさらにみていきましょう。

Few people attended the protest.
抗議行動に参加した人はほとんどいませんでした。

上の例文も「few people」を使い、「する人は少ない」、「する人はほとんどいない」という否定的なニュアンスを伝えています。

「ほとんどいない」の英語例文

「ほとんどいない」の英語例文をさらにみていきましょう。

Few students turned in the paper yesterday.
昨日、レポートを提出した学生はほとんどいませんでした。

「few」のあとには可算名詞の複数形を書かなければいけません。英作文で書く際には、ミスしやすいポイントですから、とくに注意が必要でしょう。

「不可算名詞」を使う場合には、「few」ではなく「little」を使わなければなりません。

【英作文で間違いやすいポイント】
①「few」のあとは可算名詞の複数形
②「little」のあとは可算名詞の単数

「ほとんどいない」がわかる英語参考書

「ほとんどいない」がわかる英語参考書は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』と『表現のための実践ロイヤル英文法』です。

「ほとんどいない」の英語表現を公式化して、わかりやすく解説してあります。

また、「few」と「little」の使い分け、「a」を書く場合と書かない場合、など英作文頻出ポイントを効率的に学べるんです。

いっぽう『表現のための実践ロイヤル英文法』は、「few」と「little」の例文の量がたくさんありますから、より理解を深められるでしょう。

また本書はネイティブが著者ですから、自然な英語で例文が書かれてあるのも魅力。

【1分ガイド】the number ofー例文・言い換え・意味・複数形?

みなさん、「the number of」の使い方、ご存知ですか?

英作文で使いやすい表現ながら、ニアミスが多いのがこの「the number of」です。

「the number of」が使いこなせるだけで、表現の幅がひろがりますし、英語のライティング力もついてきます。

しかも、この「the number of」は英検や大学入試で頻出のテーマでもあるのです。

【「the number of」】
→ 英検で頻出表現
→ 大学入試でもよく問われる
→ 覚えると英作文で使える

そこで当記事では、「the number of」の例文・意味・言い換えについて、くわしく解説していきます。

「the number of」の例文・意味

「the number of」の意味・例文をみていきます。

「the number of」の例文

まずは「the number of」の例文をみていきましょう。

The number of students vaccinated in this town is increasing.
この町では、ワクチンを接種する生徒が増えています。

「the number of」の意味

「the number of A」の意味は「Aの数」になるのです。「the number of A」と「is increasing」を合わせることで、「Aの数が増えている」という意味になります

【「the number of A」の意味】
→ 意味は「Aの数」

「the number ofの後ろ」について

「the number of A」の「A」の位置には「複数形の名詞」が書かれますから、気をつけましょう。

【「the number ofの後ろ」は?】
「複数形の名詞」

「The number of」の言い換え

「The number of」の言い換えは「more and more 名詞(複数)」でできます。

例文をみていきましょう。

More and more students in this town are being vaccinated.
この町では、ワクチンを接種する生徒が増えています。

【「The number of」の言い換え】
→ 「more and more 複数名詞」

「the number of」は単数扱い

「the number of」は単数扱いのため、動詞に気をつけなければなりません。

「The number of people」の例文

「The number of people」の例文をみていきましょう。

The number of people visiting the exhibition is increasing.
展覧会を訪れる人の数は増えています。

上の例文「The number of」は単数のため、動詞は「is」になるのです。

複数形の「people」があるからと「are」と書かないように注意しましょう。

【「The number of」は単数?複数?】
「The number of」は単数

「The number of」はなぜ単数扱い?

「The number of A」はなぜ単数扱いなのでしょうか?

この点、意味で考えると理解しやすいかと思います。

というのも「The number of A」は「Aの数」という意味ですから「数」は単数と考えるのが自然でしょう。では例文を確認します。

The number of homeless people in Japan is likely to grow.
日本のホームレスの数は今後も増えていくと思われます。

上の例文でも「the number of」は単数扱いのため、動詞は三人称単数の「is」がつかわれているのです。

動詞の活用はよく英文法問題で問われますから、注意が必要になります。

【「The number of A」】
→ 「Aの数」という意味
→ 「数」は単数
→ よって単数扱い

「The number of」を「more and more」で書き換え

上の例文「The number of」を「more and more」で書き換えていきましょう。

More and more people are visiting the exhibition.
= The number of people visiting the exhibition is increasing.
展覧会を訪れる人が増えています。

「more and more」についてさらに学びたい方は、記事の3分でわかる!「more and more」例文・意味・使い方・名詞をご覧ください。

「more and more」の例文から、意味や使い方の理解を深められるでしょう。

【The number of・more and moreの違い】
① More and more people
→ 複数扱い

② The number of
→ 単数扱い

「the number of」がよくわかる「英語参考書」

「the number of」がよくわかる「英語参考書」は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』です。

竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』では「the number of」以外に、「が増えている」の別の英語表現ついて、くわしく書かれています。

また、どこで日本人は「the number of」を書く上でケアレスミスしてしまうかも詳細に書かれてありますから、英作文の参考書としておすすめです。

1分ガイド|more and more+名詞ー例文意味・使い方・言い換え

この記事では「more and more」の意味・例文・言い換えを説明します。

この「more and more」ってよく使われている表現ですが「意味・使い方」が難しいですよね…ニアミスしやすいんです。

英語長文でもよく見る表現だよねー

英作文でもよく出題される表現ですが、「進行形にすべきか?」や「the number ofの書き換え方法」など悩んでいる方もいるかもしれません。

この点「more and more」は「使い方のコツ」がありますから、それさえ理解できればミスが減らせるのです。

この記事では例文から「more and more」のポイントが学べますから、しっかりと理解できますよ。

では「more and more」の例文から学んでいきましょう。

この記事でわかること
  • 「more and more」の意味・使い方
  • 「More and more」の言い換え
  • 「more+and+more+形容詞・副詞」の例文と意味

「more and more」の意味は「数が増えている」|英語

「more and more」の使い方・意味を、例文から学んでいきましょう。

「more and more A are Ving」の意味は「VするAが増えている」となります。

more and more A are Vingの意味
  • 「VするAが増えている」

「more and more people」の例文・意味

「more and more people」の例文をみていきましょう。

More and more Japanese people are shopping on Amazon.
アマゾンで買い物をする日本人が増えています。

上の例文のように「more and more A are Ving」の形で使われることが多いです。

また、この「A」には「人・モノ」が置かれ、Aの数が増えていることを表します。

「more and more + 名詞」の使い方・名詞・進行形

「more and more + 名詞」の使い方で注意が必要なところは、「名詞」にあります。

具体的には名詞が可算名詞か、不可算名詞かによって、あとに続く動詞が異なるのです

「more and more + 可算名詞 + are Ving」

上の例文のように、「more and more」のあとに「可算名詞」が置かれた場合は、つづいて「are Ving」がおかれます。

More and more Japanese people are shopping on Amazon.
アマゾンで買い物をする日本人が増えています。

「可算名詞」の「people」が置かれていますから、続いて「are Ving」を書かなければなりません。「is」と書かないように注意しましょう。

「可算名詞」のあとは「are」を使う
  • more and more + 可算名詞 + are (V)ing

「more and more + 不可算名詞 + is Ving」

「more and more」のあとに「不可算名詞」が置かれた場合は、つづいて「is Ving」がおかれます。

例文をみていきましょう。

More and more information is being leaked about the software.
このソフトウェアについては、ますます多くの情報がリークされています。

「不可算名詞」の「information」が置かれていますから、「is Ving」を書かなければなりません。

「不可算名詞」のあとは「is」を使う
  • more and more + 不可算名詞 + is (V)ing」

「more and more」は進行形(通例)

「more and more」の動詞は進行形で書かれるのが一般的です。

上記例文でもすべて、「is」・「are」のあとは「Ving」が置かれています。

「more and more」の特徴
  • more and moreの「動詞」は通例「進行形」

「数が増えている」を英語では?

前述のように、「数が増えている」を英語でいうには「more and more」が使えます。さらに例文を読んで、理解を深めていきましょう。

More and more shoppers are picking Apple Watch.
Apple Watchを選ぶ買い物客が増えています。

「可算名詞」の「shopper」がありますから、複数形の「s」をつけて「shoppers」にしてあります。

繰り返しますが、「more and more」を使うときには、「名詞」が「可算名詞」かどうかに注意が必要です。それによって、「is」をつかうか「are」を使うかが決まりますから。

「more and more」の名詞
  • 「可算名詞」のとき、「are」を使う
  • 「不可算名詞」のとき、「is」を使う

「More and more」の言い換え

「More and more」の言い換えは「the number of」でできます。

この言い換えは英作文・英文法問題でよく問われますから、覚えておくといいでしょう。

では前述した例文を「the number of」で言い換えていきます。

The number of Japanese people shopping on Amazon is increasing.
= More and more Japanese people are shopping on Amazon.
アマゾンで買い物をする日本人が増えています。

上の例文でケアレスミスしやすいのは「is・are」の動詞の活用です。

「The umber of A」は「Aの数」という意味のため、単数扱い。よって「is」を使います。

いっぽう「more and more A」は「A」の名詞が複数形か不可算名詞かどうかで「are」か「is」を使うかが決まるのです。

なお「more and more」の英語表現については、【1分ガイド】the number ofー例文・言い換え・意味・複数形?でくわしく解説しています。

「The number of A」
  • 「Aの数」という意味
  • 単数扱い

「the number of」は動詞の活用に注意

前述のように「the number of」は動詞の活用に気をつけなければなりません。

理解を深めるため、例文で理解を深めていきましょう。

The number of shoppers picking Apple Watch is increasing.
= More and more shoppers are picking Apple Watch.
Apple Watchを選ぶ買い物客が増えています。

上の例文でも「shoppers」という複数形に引きづられて、「The number of shoppers」の動詞を「are」にしないよう注意が必要です。

「The number of A」は単数扱いですから動詞は「is」を使わなければなりません。

「比較級+and+比較級」

上の例文では「比較級+and+比較級」のあとは「名詞」でしたが、他にも「形容詞・副詞」を置くことができるのです。

比較級を作るとき「more+原級」になる場合、語順が「more and more+形容詞(副詞)」になります。

この語順になる「形容詞・副詞」はたとえば、「eager」「expensive」「easily」などが挙げられるでしょう。

以下では、この語順が「more and more+形容詞(副詞)」になるものについてみていきます。

「比較級+and+比較級」の表現
  • 「more and more+形容詞(副詞)」
  • ※「more+原級」の単語の場合

「more+and+more+形容詞」の例文・意味

「more+and+more+形容詞」の意味は、「ますます[形容詞]」です。

「more+and+more+形容詞」の例文をみていきましょう。

It is getting more and more difficult to get vaccination appointments.
ワクチン接種の予約を取るのが、ますます難しくなってきています。

「more+and+more+形容詞」の意味
  • 「ますます[形容詞]」

「more+and+more+副詞」の例文

「more+and+more+副詞」の意味も、「ますます[副詞]」です。

「more+and+more+副詞」の例文をみていきましょう。

People can find information on the internet more and more easily.
人々は、ますます簡単にインターネットで情報を見つけることができるようになりました。

「more+and+more+副詞」の意味
  • 「ますます[副詞]」

「more and more」を文末に?

副詞は品詞のなかでも、書かれる位置が自由に変わります。

よって、上の例文のように「more+and+more+副詞」が文末に書かれることがあります。

「more and more」がわかる「英語参考書」

「more and more」がわかる「英語参考書」は『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』と『ジーニアス総合英語』です。

「数が増えている」を英語で伝えるための表現をたくさん学べます。また学習者が間違えやすいポイントをまとめていますから、効率的に学べるでしょう。

いっぽう『ジーニアス総合英語』は「more+原級」をつかう英単語について詳しいです。

「more and more」+「名詞・形容詞・副詞」の例文が豊富ですから、理解をさらに深められるでしょう。