みなさん、「英語の参考書・問題集えらび」に迷っていませんか?
「英語の参考書・問題集」は数が多すぎて、どれを選べばいいか難しいですよね。
その点、大学受験の基礎固めの「英語参考書・問題集」としては、4つのバランスを考えなければなりません。
4つのバランスとは次のもの。
【英語参考書の「4つのキー」】
①英単語帳
②英文法参考書
③英文法問題集
④英文読解
そこで当記事では、大学受験の基礎固めにおすすめ「英語参考書・問題集」を紹介していきます。
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【英単語】基礎固めの英語参考書【大学受験】
大学受験対策としておすすめ、基礎固めの英語参考書はつぎの3つ。
英語の基礎固めに、英単語帳ははずせません。
【英単語おすすめ3選】
①英単語ターゲット1900
②システム英単語
③DUO 3.0
上の3つの単語帳はどれも大学受験対策として評判のもの。
単語帳は相性がありますから、みなさんの好きなものを手に取るといいでしょう。
時間がある人は、二冊目をチャレンジしてもOK。
以下、それぞれの英単語帳がどのような特徴があるのかを説明していきます。
【単語帳は相性アリ】
→ 好きなものを選ぶといい
→ 時間がある人は2冊目もOK
なお他の英単語帳については次の記事で紹介しています。
【英単語帳の記事】
→【3倍サクサク暗記】英単語ピーナッツーレベル・音声・比較単語帳
→【3つの凄コツ】英単語の覚え方・短時間テク|おすすめ英単語帳・高校生
→【TOEIC高得点】金フレだけ|使い方・勉強法・ 改訂版の違い
『英単語ターゲット1900』
『英単語ターゲット1900』のおすすめポイントは、「でる順」と「一語一義」というコンセンプト。
「でる順」とは大学入試にでる英単語だけを厳選したもの。
1900の単語がぎゅっと凝縮、だから点数にすばやく直結するんです。
とにかく短期間で点数を上げたい人に向いている単語帳といえます。
【英単語ターゲットの特徴】
① 入試に「でる順」の英単語
→ 効率が良い
② 「一語一義」
→ 大切な「意味」だけ厳選
『英単語ターゲット1900』の例文はきっちり英文が完結しているのが特徴。
例文型もフレーズ型も、どちらも一長一短があるので、どちらが自分と相性が良いのかパラパラ開いてみるといいでしょう。
わたしがお気に入りの点は「サイズ感がちょうどいい」ということ。
というのも、単語帳は勉強でいちばん手にする回数が多いものなのでコンパクトさは大切なんです。
電車やバスの中でもすぐ広げられる、このハンディーさは大きな魅力といえるでしょう。
【英単語ターゲットのココが良い】
→ 例文型の英単語帳
→ サイズ感がちょうど良い
『システム英単語』
『システム英単語』はフレーズ型の英単語帳。
そのため例文を隅から隅まで読む必要がないんです。つまり時短できます。
私が大学受験対策として愛用していたのが、この『システム英単語』。
『システム英単語』のフレーズ
『システム英単語』のフレーズはただ短いだけじゃないんです。
ターゲットとなる「英単語」とよく一緒につかわれるワードを厳選。
そのため英語長文を読んでると、覚えた英単語だけじゃなく、その近くにある英単語まで読めるようになるんです。
つまり『システム英単語』のフレーズは、まるまる得点源となりますから、効率的に学習ができるといえるでしょう。
【『システム英単語』のフレーズ】
→ よく使われるフレーズばかり
→ 得点源がザクザク
→ 学習が効率化
フレーズの情報密度が高いから、これ一冊だけで文法や長文問題など幅広く点数を上げるのです。
『システム英単語』の使い方
『システム英単語』の使い方としておすすめなのが、「瞬間英作文」のようにつかう方法です。
わたしの場合、英単語を覚えてしまったら瞬間英作文のような使い方に移行。
具体的に説明すると、例文の日本語訳をみて、その英作文を作成するという方法。
瞬間英作文のように使うことで、記憶の定着率が上がりますし、 英作文の学習にもなります。
【「システム英単語」の使い方】
→ 瞬間英作文の使い方で
→ 英単語が記憶に定着
→ 英作文力UP
『DUO 3.0』
英単語といっしょに単語・熟語・構文を学習したい人に、おすすめなのが『DUO 3.0』。
『DUO 3.0』の魅力は「例文560個」のなかに、英単語1600個・英熟語1000個がグッと詰め込まれていることなんです。
【『DUO 3.0』の魅力】
→ 熟語・構文も学べる
→ 英単語1600個を収録
→ 英熟語1000個を収録
そのため他単語帳より効率的に単語・熟語・構文が覚えられます。
例文は重要な事項がコンパクトに収まっていて、しかも英文が自然なのです。
デメリットとして、他の単語帳は大学受験用に設計されていますが、『DUO 3.0』は受験用ではないところ。
そのため、1冊は大学受験用の英単語帳をこなして、2冊目として『DUO 3.0』を取り入れるといいでしょう。
わたしの場合、TOEIC受験対策として購入し、瞬間英作文のように使うことで、英作文や文法など英語のコアまで鍛え上げられました。
【「DUO 3.0」のポイント】
→ TOEIC対策に◎
→ 2冊目の英単語帳に◎
【英文法】英語の基礎固めの『参考書・問題集』【大学受験】
英語の基礎固めにおすすめ『文法参考書』は次のもの。
【英文法の基礎】
①山口俊治英文法講義の実況中継(1)
②仲本の英文法倶楽部
③スタディアプリ文法
【英文法の問題集】
①Next Stage英文法・語法問題
②全解説頻出英文法・語法問題1000
英文法の参考書は順番が重要です。
必ず「基礎」の参考書をしたあとに「問題集」にとりかかってください。
「基礎」の参考書で知識を学び、その知識を身につけるために「問題集」をやるというイメージです。
【英文法参考書の順番】
① 基礎を学んでから
② 問題集を解く
※順番が大切
なお英文法の参考書・問題集についてはつぎの参考書でも紹介しています。
【「英文法参考書」の記事】
→【1番シンプル英文法】意味順・英作文のすすめー使い方|英語
→【30日で洋書が読める英語リーディング教材】社会人・初心者勉強法
【「英文法問題集」の記事】
→ No1薄い英文法問題集『新英文法ノート』使い方・評判|日栄社英語おすすめ
→ 英作文基礎10題ドリルー使い方・音声・レベル・誤植|初心者参考書
『山口俊治英文法講義の実況中継』
基礎から英文法を学びたい人にオススメなのは『山口俊治英文法講義の実況中継』。
初学者におすすめの理由は、講義形式で書かれており、噛みくだいた解説しているため。
『山口俊治英文法講義の実況中継』は初学者の目線に立って、英文法が1からていねいに説明されているのです。
このように対面講義を受けているような解説が本書の魅力。
【『山口俊治英文法講義の実況中継』の魅力】
→ 1から英文法を解説
→ 講義形式の解説
一方通行の解説じゃないから、頭にも残りやすいんですよね。
英文法の一冊目はこの参考書で間違いありません。
これを読んだあと問題集をこなすと、知識がガッチリ定着するはず。
【『山口俊治英文法講義の実況中継』】
→ 英語初心者におすすめ
→ 英語やり直しの社会人にも◎
「仲本の英文法倶楽部」
英語にたいして苦手意識がある人におすすめなのは『仲本の英文法倶楽部』。
本書の魅力は文法書なのにオモシロイこと。
『仲本の英文法倶楽部』は笑いをまじえて分かりやすく英語を解説してくれるから、きっと英文法の親近感がわくでしょう。
英文法の演習として問「297題」の問題が収録されてるため、ある程度は問題演習ができます。
ただ大学入試対策には足りないから別途、「英文法の問題集」に取り掛かる必要があります。
『仲本の英文法倶楽部』は英文法基礎をていねいに解説しており、これ一冊で演習本を解けるレベルまで引き上げてくれるでしょう。
【『仲本の英文法倶楽部』の魅力】
→ 笑える英文法の解説
→ 英文法が身近に
なお『仲本の英文法倶楽部』が難しいかたには、同じ著者の『仲本の「壁」を突破する英文法完全速習講義』がおすすめ。
『仲本の「壁」を突破する英文法完全速習講義』は英文法をより基礎から解説しています。
【『仲本の「壁」を突破する英文法完全速習講義』】
→ 英語初心者におすすめ
→ 英文法をていねいに解説
【問題集・英文法】『Next Stage英文法・語法問題』
『Next Stage英文法・語法問題』は英文法問題集で定番中の定番。
評判がいいのは網羅性の高さゆえでしょう。
見開きで復習ができるから、使い勝手の良さもいいんです。
「文法」「語法」「イディオム」「会話表現」などの大学入試頻出項目を幅広くカバーしているから、演習本はコレ1冊で十分。
【『Next Stage』の魅力】
→ 網羅性がある
→ レイアウトが良い
→ 復習しやすい
ただし注意しなければならないのは、このような演習本の前には必ず上記で挙げたような基礎の本をやらなければなりません。
その理由は演習本の解説はアッサリ書かれているため。演習本だけでは深く理解できないのです。
英文法は基礎を理解しないと「演習本」は効率が悪くなるため、順序だけは注意が必要です。
【『Next Stage』の前に?】
→ 英文法の参考書をやること
→ いきなり演習本は効率悪い
【問題集・英文法】『全解説頻出英文法・語法問題1000』
『Next Stage』と並んで、英文法問題集として評判が高い『全解説頻出英文法・語法問題1000』。
「Next Stage」と比べると難易度が高く、問題量が多いのが特徴といえるでしょう。
『全解説頻出英文法・語法問題1000』は分厚いぶん、解説はくわしく丁寧。
【『全解説頻出英文法』の特徴】
→ 分厚いが、解説はていねい
→ 問題量が多い
上位私大を目指す人にオススメの演習本です。
解説は別冊になっていて、見開きではないから好みは分かれるかもしれません。
「Next Stage英文法・語法問題」か「全解説頻出英文法・語法問題1000」か、どちらか選んでやり込めば、間違いなくどの大学にも上位合格できますよ。
【『全解説頻出英文法』の特徴】
→ 英語中級者におすすめ
→ 難関大対策に◎
【英文読解】基礎固めの英語参考書【大学受験】
英文読解の「基礎固め英語参考書」としてはつぎの2つがおすすめ。
『英文解釈教室』は難易度が高いため、注意が必要です。
【おすすめ英文読解参考書】
①『ポレポレ英文読解』
②『英文解釈教室』
上の2つを比べると「ポレポレ英文読解」のほうが易しいです。
そのため先に『ポレポレ』をやってから『英文解釈教室』をやるといいでしょう。
以下、この2冊の特徴を説明していきます。
なお次の記事では他の英文読解の参考書について紹介しています。
【「英文読解参考書」の記事】
→『超・英文解釈マニュアル』の効果・レベル|英語長文勉強法・参考書
→ 英文読解の原則125ー難易度・使い方|英文熟考・ポレポレ・透視図
→【共通テスト高得点】ベストルート英文解釈参考書|初心者おすすめ
→【ハイレベル英文が読める5選】英文解釈本ーレベル・比較・ルート・おすすめ
『ポレポレ英文読解』
『ポレポレ英文読解』は例文50題から、大学受験で頻出テーマをすばやく学習できます。
『ポレポレ英文読解』特徴はなんといっても、薄いにもかかわらず情報量が多いこと。
大切なこと厳選され、コンパクトにまとめられているのです。効率的に英文解釈が学べるのです。
【『ポレポレ英文読解』の魅力】
→ 薄いのに情報密度が高い
→ 頻出テーマをがっちり収録
これ一冊だけで、ほとんどの英文が読める基礎力がつきます。
ただし『ポレポレ英文読解』は薄いため、問題演習量がもの足りないかもしれません。
時間に余裕がある人は、大学の過去問や「英文解釈教室」などで演習量をこなすといいでしょう。
私の場合「英文読解の参考書」は『ポレポレ英文読解』と『英文解釈教室』をやりました。
「英文解釈教室」までやると、大学入試で読めない英文はほぼなくなりました。洋書も多読できるくらいまで成長。
【『ポレポレ英文読解』のあと?】
→ 演習が少ないため、過去問演習へ
→ 『英文解釈教室』で演習も◎
『ポレポレ英文読解』をさらに詳しく知る
『ポレポレ英文読解』をさらに詳しくしりたい方には次の記事が参考になるでしょう。
【『ポレポレ英文読解』の記事】
→ 英文解釈|ポレポレだけ十分?時期?|使い方・TOEIC・英文読解
『ポレポレ』が難しいときには?
もし『ポレポレ英文読解』が難しいという人には、同じ筆者が基礎から説明している『英文読解入門基本はここだ!』からやるといいでしょう。
『英文読解入門基本はここだ!』は英文読解の基礎からみっちり解説しています。
【『英文読解入門基本はここだ!』の魅力】
→ 英文読解の基礎がわかる
→ 英語初心者に◎
『英文解釈教室』
「ポレポレ英文読解プロセス50」の知識を定着させる演習本として、おすすめなのが『英文解釈教室』。
『英文解釈教室』を身につけられれば読めない英文はないといってもいいくらい、英語力をグングンあげてくれます。
『英文解釈教室』は問題量がおおく解説が詳しい分、分厚いです。そして難しいんです。
【『英文解釈教室』の特徴】
→ 難解な英文の読み方がわかる
→ 解説がくわしい
→ 難関大対策に◎
『英文解釈教室』の使いかたのおすすめは、時間に余裕がない人は「例題以外の問題」を解くと効率的に学習できるでしょう。
これだけでも相当な量の演習をつめます。
もちろん時間があるひとは「例題」にも取り組んでほしい。例題までやると、英字新聞・洋書など本場の英語も読めるようになりますよ。
『英文解釈教室』をさらに詳しく知る
『英文解釈教室』をさらに詳しく知るには、次の記事が参考になるでしょう。
【『英文解釈教室』の記事】
→「英文解釈教室」で、”英語の読み”が劇的チェンジ!【効果&使い方】
【大学受験】基礎固めの「英語参考書・問題集」のまとめ
前述のように「基礎固めの英語参考書・問題集」を選ぶときには、次の4つをバランスよく取り入れるのが大切です。
【大学受験の基礎固めの英語参考書・問題集】
① 英単語帳
② 英文法参考書
③ 英文法問題集
④ 英文読解参考書